「日本的経営」の再検討ー1980年代における「日本的経営」の変容ー

重新审视“日式管理”——20世纪80年代“日式管理”的转型

• 批准号: 04630072
• 负责人: 長谷川 廣
• 金额: $ 0.64万
• 依托单位: Chuo University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1992
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1992 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-04630072/
• 关键词: 日本的経営; グローバリゼーション; 情報化; ソフト思考

本研究は1985年G5プラザ円高合意を節目として「日本的経営」の変容をとらえた。(1)グローバリゼーション わが国企業の多国籍化は輸出代替的多国籍化である。「日本的経営」の海外移転は「ジャパン・プロブレム」を惹起こしており、この解決には企業と社会のあり方の変換が求められている。(2)財務 高株価現象のなかに低コストの資金調達を行い、それを設備投資にとどまらず、金融資産投資にふりむけ、企業は営業利益ばかりでなく巨額な金融収益を得た。しかし、バブル経済崩壊後そのつけとして償還という新たな債務をつくり出している。(3)労務 日本的労使関係は本質的には長時間労働と過密労働によって生産性を増大させたが、労働の非人間化をもたらした。そこで、創造性を前面に押しだした「新日本的経営」が提唱されている。(4)生産 工程の自動化(FA化)は生産と販売を結びつけた統合生産システム(CIM)へと展開している。その展開方法は革新的、断続的ではなく発展的、逐次的であり、そこに「日本的」な特徴が見いだされる。(5)販売 主として物流システムをみた。物流二法による「規制緩和」は共同化、情報化をもたらしたが、人手不足で労働時間延長などの問題に逢着している。(6)情報化 わが国企業の情報化には「日本的」特性がみられる。すなわち、構築された情報システムを逐次改良するというものであり、チェックランドのいう「ソフト思考」である。 わが国企業は不況を契機にして再編成をはかっており、それは逐次的、発展的な形態をとっている。

This study is based on the content of the 1985 G5 program "Japan's Economy". (1)Multinationalization of national enterprises and export substitution "Japan's management" and overseas migration to " (2)The phenomenon of high financial cost and low capital adjustment, equipment investment, financial assets investment, business interests and huge financial income After the collapse of the debt, the debt will be repaid. (3)The nature of Japan's economy "New Japan's Management" is mentioned in front of "Creativity". (4)Automation of production engineering (FA) is the development of integrated production systems (CIM). The development method is innovative, broken, progressive, and "Japanese." (5)The owner of the goods and services The second law of logistics is "regulation relaxation", which is the problem of standardization, informatization, shortage of manpower and extension of labor time. (6)Informatization of Chinese enterprises is characterized by "Japanese" characteristics. The structure of the information system is gradually improved. China's enterprises are facing opportunities to reorganize themselves into successive forms of development.

项目成果

中央大学企業研究所編: "「日本的経営」の再検討" 中央大学出版部, (1993)

中央大学经营研究所编：《重新审视“日本式经营”》中央大学出版社，（1993年）

長谷川 廣: "「新日本的経営」と人事・労務戦略" 中央大学商学研究会『商学論纂』. 33巻6号. 43-65 (1992)

长谷川浩：“‘新日本式管理’和人力资源/劳动力战略”中央大学商业研究小组，《商业评论》第 33 卷，第 6 期 43-65（1992 年）。

池上 一志: "労働者派遣法および派遣労働" 中央大学商学研究会『商学論纂』. 34巻1号. 33-63 (1992)

池上一志：《工人派遣法与派遣劳工》中央大学商业研究小组《商业评论》第 34 卷，第 1. 33-63 期（1992 年）。