手術侵襲による宿主免疫能低下とGVHD易誘発性の機序の解明
手術侵襲による宿主免疫能低下とGVHD易誘発性の機序の解明
批准号:
06671322
负责人:
絵野沢 伸
金额:
$1.02万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
手術侵襲は生体にとって強力なストレスと考えられてきたが、侵襲が及ぼす為害作用について具体的に検証した報告は少ない。本研究では手術侵襲が免疫系に及ぼす影響をGVHD誘発実験を用いて検討した。GVHD誘発実験系には、近交系LEWラットを細胞ドナー、LEW系とBN系の第1代雑種(LEWxBN)F1をレシピエントとし、手術侵襲モデルとして門脈の阻血・再潅流処置を行った。消化器系の外科手術では腸管由来の内在性エンドトキシンの血中漏出がGVHD誘発因子の一つである事がわかっている。実際、上記の処置によっても、血中エンドトキシンが上昇し、また、GVHD易誘発性は手術侵襲と同様に少量のエンドトキシン(0.1〜1.0mg/kg)の静脈内投与によっても再現された。門脈阻血・再潅流処置後、ストレスホルモンのコルチコステロン及びACTHは術後6時間に通常の約1.2倍に上昇したが、統計的に有意な上昇とはいえなかった。また、ステロイド(メチルプレドニゾロン、20〜200mg/kg、i.v)投与によってはGVHD易誘発性を再現できなかった。従って、手術侵襲による宿主免疫系の変化は、ステロイドではなくエンドトキシンを含めた他の因子であろうと考えられた。エンドトキシンに関連するサイトカインとして血中TNF-α濃度を測定したが、特に変化は現れなかった。一方、薬剤等による免疫抑制処置のGVHD抑制効果については現在、経過観察中であるが、宿主にリンパ球を減少させる薬剤を投与した場合、GVHD発症率の減少ならびに生存日数の延長が見られている。
英文摘要
手術侵襲は生体にとって強力なストレスと考えられてきたが、侵襲が及ぼす為害作用について具体的に検証した報告は少ない。本研究では手術侵襲が免疫系に及ぼす影響をGVHD誘発実験を用いて検討した。GVHD誘発実験系には、近交系LEWラットを細胞ドナー、LEW系とBN系の第1代雑種(LEWxBN)F1をレシピエントとし、手術侵襲モデルとして門脈の阻血・再潅流処置を行った。消化器系の外科手術では腸管由来の内在性エンドトキシンの血中漏出がGVHD誘発因子の一つである事がわかっている。実際、上記の処置によっても、血中エンドトキシンが上昇し、また、GVHD易誘発性は手術侵襲と同様に少量のエンドトキシン(0.1〜1.0mg/kg)の静脈内投与によっても再現された。門脈阻血・再潅流処置後、ストレスホルモンのコルチコステロン及びACTHは術後6時間に通常の約1.2倍に上昇したが、統計的に有意な上昇とはいえなかった。また、ステロイド(メチルプレドニゾロン、20〜200mg/kg、i.v)投与によってはGVHD易誘発性を再現できなかった。従って、手術侵襲による宿主免疫系の変化は、ステロイドではなくエンドトキシンを含めた他の因子であろうと考えられた。エンドトキシンに関連するサイトカインとして血中TNF-α濃度を測定したが、特に変化は現れなかった。一方、薬剤等による免疫抑制処置のGVHD抑制効果については現在、経過観察中であるが、宿主にリンパ球を減少させる薬剤を投与した場合、GVHD発症率の減少ならびに生存日数の延長が見られている。
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Kobayashi,Kamada,Enosawa et al: "Prevention by Liver transplantation of the Graft-versus-Host Reaction and allograft survival in a rat model of small bowel transplantation" Transplantation. 57. 177-181 (1994)
Kobayashi、Kamada、Enosawa 等人:“通过肝移植预防小肠移植大鼠模型中的移植物抗宿主反应和同种异体移植物存活”。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kobayashi,Kamada,Enosawa et al: "Immunosuppression by combined liver transplantation in the rat.-Mechanisms of Graft acceptance and regulation of Graft versus Host Disease-" Transplantation Proceedings. 26. 1575-1577 (1994)
Kobayashi、Kamada、Enosawa 等人:“大鼠联合肝移植的免疫抑制。-移植物接受的机制和移植物抗宿主病的调节-”移植论文集。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Enosawa,Baird: "The role of serological factors in immunosuppression mediated by heat-treated lymphocytes." Transplant Immunology. 2. 72-75 (1994)
Enosawa,Baird:“血清学因素在热处理淋巴细胞介导的免疫抑制中的作用。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Kobayashi,Kamada,Enosawa et al: "A technique for complete thymectomy in adult rats" Journal of Immunological Methods. 171. 33-36 (1994)
Kobayashi、Kamada、Enosawa 等人:“成年大鼠完全胸腺切除术”《免疫学方法杂志》。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Enosawa,Suzuki,Kakefuda,Amemiya20GB02:Ammonia Removal activity of agarose-encapsulated rat hepatocytes: Cell Transplantation. 4. in press (1995)
Enosawa,Suzuki,Kakefuda,Amemiya20GB02:琼脂糖封装的大鼠肝细胞的氨去除活性:细胞移植。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
Chondrocyte differentiation from embryonic stem cells adjoined with defined mechanical load and the application to pediatric airway reconstruction.
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批准号:23K08042
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:絵野沢 伸
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依托单位:
肝不全治療をめざした新しい肝細胞分化増殖因子の探索
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批准号:08671503
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1996
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负责人:絵野沢 伸
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依托单位:
異種移植拒絶反応における標的抗原の同定
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批准号:07671348
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1995
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负责人:絵野沢 伸
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依托单位:
受動的免疫寛容(Passive Enhancement)を誘導する血清因子の解明
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批准号:04670754
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.45万
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财政年份:1992
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负责人:絵野沢 伸
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依托单位:
海外基金