アルキンの触媒的交差二量化を利用する多環芳香族化合物の合成
アルキンの触媒的交差二量化を利用する多環芳香族化合物の合成
批准号:
21850019
负责人:
平野 康次
金额:
$1.61万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2010
中文摘要
研究一年目の計画に基づき、異なる二種のアルキンの交差環化二量化を可能にする触媒系の探索を詳細に行った。その結果、触媒量のロジウム、単座のリン配位子に加え、アミンの臭化水素酸塩を添加することで目的とする交差環化体を高収率、高選択的で得ることに成功した。これにより様々な置換基を有するナフタレンを単純なアルキン二分子から一段階で合成することに成功した。また、本反応は本来反応性の劣る脂肪族アセチレンと、反応性の高い芳香族アセチレンを各々一分子ずつ取り込むという魅力的な選択性を有している。これを応用し、さらに反応性が低いと予想されるアルケンと芳香族アセチレンの交差二量化を検討した。すると、同様の触媒系が環状アルケンと芳香族アセチレンの反応に有効であり、従来法では極めて合成の難しかった高度に官能基化された多環式のジヒドロナフタレン誘導体が良好な収率で得られることを見出した。一方で、ナフタレンと同じく有用な芳香族化合物であるアソール類の炭素-水素結合直接変換反応に関しても検討を行ったところ、銅およびニッケル塩が触媒活性を有していることを見出した。パラジウムやロジウムといった希少元素がこの形式の反応に活性を示すことはよく知られていたが、より安価で安定な第一遷移元素が活性を示したことは元素戦略の観点からも興味深い。それだけではなく、従来の触媒系では困難であった臭化アルキニルもしくは末端アセチレンを用いる直接アルキニル化反応や、有機ケイ素試薬による酸化的直接アリール化、アルケニル化反応をも触媒することが明らかとなった。これにより、拡張型π共役化合物の新しい効率的な合成法を提案した。
英文摘要
研究一年目の計画に基づき、異なる二種のアルキンの交差環化二量化を可能にする触媒系の探索を詳細に行った。その結果、触媒量のロジウム、単座のリン配位子に加え、アミンの臭化水素酸塩を添加することで目的とする交差環化体を高収率、高選択的で得ることに成功した。これにより様々な置換基を有するナフタレンを単純なアルキン二分子から一段階で合成することに成功した。また、本反応は本来反応性の劣る脂肪族アセチレンと、反応性の高い芳香族アセチレンを各々一分子ずつ取り込むという魅力的な選択性を有している。これを応用し、さらに反応性が低いと予想されるアルケンと芳香族アセチレンの交差二量化を検討した。すると、同様の触媒系が環状アルケンと芳香族アセチレンの反応に有効であり、従来法では極めて合成の難しかった高度に官能基化された多環式のジヒドロナフタレン誘導体が良好な収率で得られることを見出した。一方で、ナフタレンと同じく有用な芳香族化合物であるアソール類の炭素-水素結合直接変換反応に関しても検討を行ったところ、銅およびニッケル塩が触媒活性を有していることを見出した。パラジウムやロジウムといった希少元素がこの形式の反応に活性を示すことはよく知られていたが、より安価で安定な第一遷移元素が活性を示したことは元素戦略の観点からも興味深い。それだけではなく、従来の触媒系では困難であった臭化アルキニルもしくは末端アセチレンを用いる直接アルキニル化反応や、有機ケイ素試薬による酸化的直接アリール化、アルケニル化反応をも触媒することが明らかとなった。これにより、拡張型π共役化合物の新しい効率的な合成法を提案した。
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DOI:
10.1002/anie.200906996
发表时间:
2010-01-01
期刊:
ANGEWANDTE CHEMIE-INTERNATIONAL EDITION
影响因子:
16.6
作者:
[Hachiya, Hitoshi, Hirano, Koji, Miura, Masahiro]
通讯作者:
Miura, Masahiro
第一遷移元素を活用するヘテロアレーン類の炭素-水素結合直接変換反応の開発
使用第一过渡元素开发杂芳烃的直接碳氢键转化反应
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fukuda, M., Liew, F.F., Morii, T., 平野康次]
通讯作者:
平野康次
DOI:
10.1021/jo9025622
发表时间:
2010-03-05
期刊:
JOURNAL OF ORGANIC CHEMISTRY
影响因子:
3.6
作者:
[Kawano, Tsuyoshi, Matsuyama, Naoto, Miura, Masahiro]
通讯作者:
Miura, Masahiro
DOI:
10.1002/chem.200902916
发表时间:
2010-01-01
期刊:
CHEMISTRY-A EUROPEAN JOURNAL
影响因子:
4.3
作者:
[Kitahara, Masanori, Hirano, Koji, Miura, Masahiro]
通讯作者:
Miura, Masahiro
Rhodium/Phosphine/Amine-HBr Catalyst System for Highly Selective Cross-Cyclodimerization of Aryl- and Alkylalkynes : Efficient Access to Multisubstituted Naphthalene Derivatives
用于芳基和烷基炔高选择性交叉环二聚的铑/膦/胺-HBr催化剂体系:有效获得多取代萘衍生物
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
Chemistry-A European Journal 16
影响因子:
--
作者:
[Miura, Masahiro]
通讯作者:
Masahiro
共 6 条
ヒドロキシルアミン化学の新展開
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批准号:23K23345
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.66万
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财政年份:2024
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负责人:平野 康次
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依托单位:
New Development of Synthetic Chemistry with Hydroxylamines
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批准号:22H02077
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2022
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负责人:平野 康次
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依托单位:
ニッケル触媒を用いた水素-ホウ素および炭素-ホウ素結合の活性化とその利用
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批准号:08J02322
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.51万
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财政年份:2008
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负责人:平野 康次
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依托单位:
炭素-炭素結合開裂を伴うアリルジルコニウム反応剤の調製とその応用
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批准号:05J02223
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.79万
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财政年份:2005
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负责人:平野 康次
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依托单位:
海外基金