ポリグリコール酸/キトサン複合体を用いた生体接着性シートの開発
ポリグリコール酸/キトサン複合体を用いた生体接着性シートの開発
批准号:
21K21034
负责人:
稲田 大佳輔
金额:
$1.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-08-30 至 2024-03-31
中文摘要
本研究ではポリグリコール酸(Polyglycolic acid : PGA)シートにプラズマ表面処理をすることでマイナス電荷を付与し、プラス電荷を持ったキトサン (Chitosan : CS)を正負のイオン間の分子間力である静電相互作用で複合体を形成させることで、生体接着性作用を持ったPGAシートの開発を目指している。まず PGA/CS 複合体シートの調製する際にはリン酸緩衝生理食塩水(Phosphate-buffered saline:PBS)中にて行うため、PBS中での加水分解によるPGAシートの安定 性を評価する必要がある。PGAの加水分解は、まずカルボニル炭素に水分子が1つ結合してPGA加水分解中間体を形成し、カルボニル酸素からアルキル酸素に水素 原子が移動した後にC-Oアルキル結合が切断されることで起こる。本年度は、PGA/CS 複合体シートを調製する際に起こる加水分解に対し、過去の文献を交えて考 察した。 チューブ内にPGAシートをPBSに浸漬させたところ、PGAは63日目でもシート状になっている繊維がややほぐれるものの,シート状の形に残存を認めており形が保 たれていると報告がある。また引張強度も1週間後においても95%を保っていることから、PBS中にPGAシートを浸漬し、CSを混和しPGA/CS 複合体シートを調整す ることは可能であると考えられる。来年度にて調整・引張試験で物性を評価予定である。
英文摘要
本研究ではポリグリコール酸(Polyglycolic acid : PGA)シートにプラズマ表面処理をすることでマイナス電荷を付与し、プラス電荷を持ったキトサン (Chitosan : CS)を正負のイオン間の分子間力である静電相互作用で複合体を形成させることで、生体接着性作用を持ったPGAシートの開発を目指している。まず PGA/CS 複合体シートの調製する際にはリン酸緩衝生理食塩水(Phosphate-buffered saline:PBS)中にて行うため、PBS中での加水分解によるPGAシートの安定 性を評価する必要がある。PGAの加水分解は、まずカルボニル炭素に水分子が1つ結合してPGA加水分解中間体を形成し、カルボニル酸素からアルキル酸素に水素 原子が移動した後にC-Oアルキル結合が切断されることで起こる。本年度は、PGA/CS 複合体シートを調製する際に起こる加水分解に対し、過去の文献を交えて考 察した。 チューブ内にPGAシートをPBSに浸漬させたところ、PGAは63日目でもシート状になっている繊維がややほぐれるものの,シート状の形に残存を認めており形が保 たれていると報告がある。また引張強度も1週間後においても95%を保っていることから、PBS中にPGAシートを浸漬し、CSを混和しPGA/CS 複合体シートを調整す ることは可能であると考えられる。来年度にて調整・引張試験で物性を評価予定である。
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