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現代推論主義におけるヘーゲル哲学の貢献とその応用の可能性について

黑格尔哲学对现代思辨主义的贡献及其可能的应用

基本信息

批准号：
22H00601
负责人：
大河内泰樹
金额：
$ 10.9万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

2022年度は、本研究の軸として位置づけられている、ブランダム『信頼の精神』研究会（読書会）をオンラインにて計８回行い、おもに序論と第一部の検討を行った。研究代表者、研究分担者の他にも参加者をえ、日本におけるブランダム研究の主要な研究者が集う場をつくることができた。そこでは、ブランダムが『明示化』（1994年）で展開した義務論的規範性の理論と平行して位置づけられている真理様相の理論が体系的に展開されるとともに、ヘーゲルの意識論に重ね合わされていることが明らかになった。しかし、他方では真理様相論の実在性についての主張の根拠付けの不十分性についても議論が交わされた。これについては2023年度以降も引き続き検討していくこととなる。10月（オンライン）と2月（京都大学）には研究報告会を行い、川瀬、白川、大河内、入江、毛利がそれぞれの関心から推論主義への接点を示すことで、問題意識の共有と、今後の共同研究の方向性について検討を行った。5月22日に九州大学で開催された日本哲学会第81回大会では、川瀬、白川、大河内（司会）が参加するシンポジウム「プラグマティズムの再検討　新たなる〈主観性/客観性〉に向けて」が開催され、川瀬と白川が、それぞれブランダムも含めたプラグマティズムの最新の状況を踏まえて、主観性と客観性とがプラグマティズムの立場からどのように捉えられるのかを主題に報告を行った。その成果は、同学会の機関誌『哲學』に掲載された。また、2023年度以降の国際研究にむけてすでに連絡を取り合っている海外の研究者意見交換をしながら、候補となる研究者のリストアップを行い、さらなる国際的なネットワークの拡張に向けて準備をおこなった。また、２月にはミュンスター大学（ドイツ）のグートマン教授の講演会を開催し（京都大学）、法哲学における規範理論について意見交換を行った。

In 2022, the research axis of this study was divided into eight parts: the first part of the study, the second part of the study, and the third part of the study. Study Representative, Study Contributor, Other Participants, Japan Principal Investigator of the Study In 1994, the normative theory of deontology was developed and the theoretical system of truth was developed. The truth of the other side is that the root of the argument is not very good, and the argument is not good. In 2023, we will continue to improve the quality of our products. October (October) and February (Kyoto University) Research Report Meeting, Kawase, Shirakawa, Okawauchi, Irie, Maori, Concerns, Inferences, Points of Interest, Issues Awareness, Future Joint Research Directions On May 22, Kyushu University opened the 81st General Assembly of the Japanese Philosophical Society, and participated in the "Re-examination of the main/guest nature" of the Japanese Philosophical Society. The main character and the guest character are the same. The results of the study were revealed in the "Philosophy" of the Association's official journal. In 2023, the International Research Center will contact overseas researchers to exchange views, candidates and candidates, and prepare for the international research center. In February, a seminar for professors from Kyoto University and Normative Field Theory was held to exchange views.