International comparative research on the maintenance and transformation of society by sharing records and archives

通过共享记录和档案来维护和改造社会的国际比较研究

基本信息

批准号：
22H00919
负责人：
藤吉圭二
金额：
$ 9.4万
依托单位：
Otemon Gakuin University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份：
2022
资助国家：
日本
起止时间：
2022-04-01 至 2026-03-31
项目状态：
未结题

项目摘要

補助金申請時には世界的なコロナの感染状況を考慮して、2022年度を国内での文献調査およびオンラインによる研究会を中心に実施することとしていたが、年度後半の状況の好転を受けて国内の歴史資料館およびアイルランドのアーカイブズ調査を実施した。アイルランドではベルファスト（北アイルランド）のPublic Record Office of Northern Ireland (PRONI)、ダブリン（アイルランド）のNational Archives of Ireland (NAI)およびDublin City Archives (DCA) を訪問し、資料収集の方針や規模、政府諸機関との連携などについて担当者より説明を受けた。特にPRONIとNAIでは政府のアカウンタビリティ確保のためにどのような取り組みが行なわれているか、またナショナルアーカイブズとして民間資料をどの程度までケアすべきかについて、それぞれの方針やスタンスについて伺い、歴史的な経緯（端的には英国による支配とそこからの独立、独立を契機とした南北分断）が資料収集の方針にも影響していること、そこでは和解（reconciliation）がひとつの重要なテーマになっていることを確認できた。またDCAでは世界的な観光地であることを踏まえ、ダブリンという都市のプロモーションにもアーカイブズとしてかかわっていることが示唆された。またアイルランド南部のコークではCork LGBTQ Archives を訪問し、立ち上げと運営を中心的にになってきた関係者から聞き取りおよび資料の提供を受けた。関係者が「これまで自分の先輩たちの世代がやってきたことを何かのかたちで残しておかないといけない」と考えた2000年代初頭にはまた「アーカイブズ」という言葉はあまり意識されていなかったようだ。記録を残すこととそれをアーカイブズという語句で表現することとの関係についても検討してみる必要性を感じさせた。

在申请赠款时，鉴于全球Covid-19爆发情况，2022年计划主要由家庭文献调查和在线研究小组进行，但响应于财政年度下半年的情况，家庭历史博物馆和爱尔兰的档案调查。在爱尔兰，我访问了贝尔法斯特的北爱尔兰公共记录办公室，爱尔兰国家档案馆（NAI）和都柏林的都柏林市档案馆（DCA），负责人解释了物质收集的政策和规模，以及与政府机构的合作。特别是，我们询问了Proni和Nai的各自政策和立场，涉及确保政府责任的努力，以及国家档案馆应在多大程度上照顾私人材料，并确认历史背景（简而言之，英国统治，远离独立性以及由独立触发的南北部门）也影响了收集材料的政策，以及对和解的政策。同样，考虑到DCA是全球旅游胜地，因此建议它也参与了都柏林市作为档案馆的促进。我们还参观了南爱尔兰科克的科克LGBTQ档案馆，在那里我们采访并提供了参与人员的材料，这些材料已成为启动和运营该地点的主要重点。 “档案”一词似乎也不太了解2000年代初，当时人们认为“我们必须保留某种形式的我们这一代人在高级一代中所做的一切。”这也让我感到有必要考虑使用“档案”短语保持记录与表达记录之间的关系。