オスグマの行動を決めるもの-個体レベルの行動・生理研究-
オスグマの行動を決めるもの-個体レベルの行動・生理研究-
批准号:
22H02389
负责人:
山崎 晃司
金额:
$11.07万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
これまでの研究で,ツキノワグマは秋期の飽食期に蓄えた体脂肪を,冬眠期間中のみならず,冬眠明け後の春から夏にかけても継続して利用することが明らかになってきた。春から夏は,高栄養で採食効率の良い食物の獲得が難しいことがその理由である。そのためクマは,動き回るとエネルギー収支がマイナスになってしまう夏期後半には,活動を停滞させる傾向を突き止めた。一方で,オスについては断片的な行動と生理に関するデータしか得られていないが,このような傾向が当てはまらない個体も多い。成獣オスにとってはより多くのメスの獲得と自身の子孫を残すこと,亜成獣オスにとってはより体を大きくすることと安定した自分の行動圏の確保が,それぞれの行動を決める重要な要素となると想像できる。本研究では,オスの齢級に着目しながら,春から秋にかけての行動と生理に関する特徴を個体レベルで明らかにする。研究対象地域は,奥多摩山地および足尾・日光山地の一帯のそれぞれ数100km2の範囲である。2022年度は,奥多摩山地でオス2頭,足尾・日光山地でオス2頭の計4頭にイリジウム通信型の軽量型GPS首輪(ドイツVectronic社およびカナダLotek社)を装着した。首輪には3軸アクセラレータが内蔵されており,クマの行動区分をモデル解析により行える。背部皮下には心拍・体温計(アイスランドStar-Oddi社)を挿入した。また,繁殖に関わるマーカーとして,糞中のテストステロン代謝物質の分析を,首輪装着個体の集中利用場所で可能な限り迅速に糞を採取して行っている。さらに,同様に糞中のコルチゾルをマーカーとして用いてストレスと栄養状態の評価を行っている。個体の大きな移動前後の食性比較では,採集した糞を用い,内容物の量とその栄養学的評価を行う。並行して,日立市かみね動物園の飼育グマを用いた,性ホルモンの測定値評価を行っている。
英文摘要
これまでの研究で,ツキノワグマは秋期の飽食期に蓄えた体脂肪を,冬眠期間中のみならず,冬眠明け後の春から夏にかけても継続して利用することが明らかになってきた。春から夏は,高栄養で採食効率の良い食物の獲得が難しいことがその理由である。そのためクマは,動き回るとエネルギー収支がマイナスになってしまう夏期後半には,活動を停滞させる傾向を突き止めた。一方で,オスについては断片的な行動と生理に関するデータしか得られていないが,このような傾向が当てはまらない個体も多い。成獣オスにとってはより多くのメスの獲得と自身の子孫を残すこと,亜成獣オスにとってはより体を大きくすることと安定した自分の行動圏の確保が,それぞれの行動を決める重要な要素となると想像できる。本研究では,オスの齢級に着目しながら,春から秋にかけての行動と生理に関する特徴を個体レベルで明らかにする。研究対象地域は,奥多摩山地および足尾・日光山地の一帯のそれぞれ数100km2の範囲である。2022年度は,奥多摩山地でオス2頭,足尾・日光山地でオス2頭の計4頭にイリジウム通信型の軽量型GPS首輪(ドイツVectronic社およびカナダLotek社)を装着した。首輪には3軸アクセラレータが内蔵されており,クマの行動区分をモデル解析により行える。背部皮下には心拍・体温計(アイスランドStar-Oddi社)を挿入した。また,繁殖に関わるマーカーとして,糞中のテストステロン代謝物質の分析を,首輪装着個体の集中利用場所で可能な限り迅速に糞を採取して行っている。さらに,同様に糞中のコルチゾルをマーカーとして用いてストレスと栄養状態の評価を行っている。個体の大きな移動前後の食性比較では,採集した糞を用い,内容物の量とその栄養学的評価を行う。並行して,日立市かみね動物園の飼育グマを用いた,性ホルモンの測定値評価を行っている。
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Cannibalism in bears
熊的同类相食行为
DOI:
10.2192/ursus-d-20-00031.2
发表时间:
2022
期刊:
Ursus
影响因子:
1.3
作者:
[Allen Maximilian L., Krofel Miha, Yamazaki Koji, Alexander Emmarie P., Koike Shinsuke]
通讯作者:
Koike Shinsuke
安定同位体比分析を用いたツキノワグマの食性ニッチの検証
使用稳定同位素比分析验证亚洲黑熊的饮食生态位
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuya Teshima, Risa Funai, Takehito Nakazawa, Junya Ito, Toshihiko Utsumi, Pattana Kakumyan, Hiromi Mukai, Toyoshi Yoshiga, Ryutaro Murakami, Kiyotaka Nakagawa, Yoichi Honda, Kenji Matsui, Mori Taiki, 長沼知子・中下留美子・小坂井千夏・小池伸介・山﨑晃司]
通讯作者:
長沼知子・中下留美子・小坂井千夏・小池伸介・山﨑晃司
Comparing information derived on food habits of a terrestrial carnivore between animal-borne video systems and fecal analyses methods.
比较动物传播视频系统和粪便分析方法之间陆地食肉动物的食物习惯的信息。
DOI:
10.1093/jmammal/gyac101
发表时间:
2023-02
期刊:
Journal of mammalogy
影响因子:
1.7
作者:
[]
通讯作者:
ブナ科堅果がツキノワグマの成長と繁殖に及ぼす影響の検証:頭骨サイズと初期繁殖に着目して
验证壳斗科坚果对亚洲黑熊生长和繁殖的影响:关注头骨大小和早期繁殖
DOI:
--
发表时间:
2023
期刊:
影响因子:
--
作者:
[MUKAI Hiromi, KITAJIMA Hiroshi, TOKORO Masahiko, 栃木香帆子・高山 楓・姉崎智子・黒江美紗子・丸山哲也・長沼知子・山﨑晃司・小池伸介]
通讯作者:
栃木香帆子・高山 楓・姉崎智子・黒江美紗子・丸山哲也・長沼知子・山﨑晃司・小池伸介
DOI:
10.1080/13416979.2022.2120073
发表时间:
2022-09-15
期刊:
JOURNAL OF FOREST RESEARCH
影响因子:
1.5
作者:
[Koike, Shinsuke, Tochigi, Kahoko, Yamazaki, Koji]
通讯作者:
Yamazaki, Koji
共 7 条
オスグマの行動を決めるもの-個体レベルの行動・生理研究-
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批准号:23K23654
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$2.16万
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财政年份:2024
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负责人:山崎 晃司
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依托单位:
四次元多様体上のエンゲル構造のトポロジーによる分類
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批准号:20J10455
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2020
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负责人:山崎 晃司
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依托单位:
Evaluation of climate change affections on habitat use of forest large sized mammals, Asian black bears and brow bears in Far-East Russia
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批准号:18KK0181
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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资助金额:$11.48万
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财政年份:2018
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负责人:山崎 晃司
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依托单位:
GPS首輪を用いたツキノワグマの生息地利用と食性の実態解明
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批准号:19916018
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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资助金额:$0.46万
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财政年份:2007
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负责人:山崎 晃司
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依托单位:
海外基金