希土類系列における錯体の生成定数の変化からみた有機溶媒の役割り
希土類系列における錯体の生成定数の変化からみた有機溶媒の役割り
批准号:
07230281
负责人:
長谷川 佑子
金额:
$1.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
溶液内での金属イオンの錯形性について体系的な考察を行うには,種々の溶媒中での類似の金属イオンについて錯形成を詳細に調べ,その比較から特徴を把握し理論を構築していくことになる。希土類金属は15種ほどもイオンサイズが徐々に変るという,他の同族金属には絶対に見られない特徴をもつ。この特徴を生かして本年度はランタノイド(III)の錯形成に与える有機溶媒の効果を調べる目的で,ランタノイド(III)のチオシアン酸イオンとルイス塩基であるトリオクチルホスフィンオキシド(TOPO)によるベンゼン,クロロベンゼン,1,2-ジクロロエタン,1,1,2,2-テトラクロロエタン,四塩化炭素,ペンタクロロエタン,クロロホルム,ヘキサンへの抽出挙動を調べ,各抽出種の抽出定数を算出した。その結果次のことが分かった。1)主な抽出種は軽希土ではLn(SCN)_3・4TOPOであるが,重希土ではLn(SCN)_3・3TOPOが主である。中希土ではこれら2種の化学種が混合している。その混合割合は溶媒によって異なる。2)溶媒の極性が小さくなるほど,より原子番号の大きい元素まで抽出種はLn(SCN)_3・4TOPOが主になる。3)Ln(SCN)_3・4TOPOの抽出のされやすさのランタノイド間の差はLn(SCN)_3・3TOPOに比べて小さい。(TOPOの数が多くなるほど,ランタノイドの個性が失われるため)1)〜3)から,極性の小さい溶媒を使うと近接する2つのランタノイド間の分配比に差がなくなるが,極性が高く,ルイス塩基との相互作用の大きい溶媒では金属間の分配比の差は大きく分離効率がよい(例:一定条件下での分配比はヘキサンやCCl_4ではLa〜NdとTm〜Luを除き変わらないが,1,2-ジクロロエタン等ではSm〜Gdだけが変化しない)ことが合理的に説明できた。以上の結果は溶液内錯体に対する溶媒効果の基礎となる貴重なデータである。
英文摘要
溶液内での金属イオンの錯形性について体系的な考察を行うには,種々の溶媒中での類似の金属イオンについて錯形成を詳細に調べ,その比較から特徴を把握し理論を構築していくことになる。希土類金属は15種ほどもイオンサイズが徐々に変るという,他の同族金属には絶対に見られない特徴をもつ。この特徴を生かして本年度はランタノイド(III)の錯形成に与える有機溶媒の効果を調べる目的で,ランタノイド(III)のチオシアン酸イオンとルイス塩基であるトリオクチルホスフィンオキシド(TOPO)によるベンゼン,クロロベンゼン,1,2-ジクロロエタン,1,1,2,2-テトラクロロエタン,四塩化炭素,ペンタクロロエタン,クロロホルム,ヘキサンへの抽出挙動を調べ,各抽出種の抽出定数を算出した。その結果次のことが分かった。1)主な抽出種は軽希土ではLn(SCN)_3・4TOPOであるが,重希土ではLn(SCN)_3・3TOPOが主である。中希土ではこれら2種の化学種が混合している。その混合割合は溶媒によって異なる。2)溶媒の極性が小さくなるほど,より原子番号の大きい元素まで抽出種はLn(SCN)_3・4TOPOが主になる。3)Ln(SCN)_3・4TOPOの抽出のされやすさのランタノイド間の差はLn(SCN)_3・3TOPOに比べて小さい。(TOPOの数が多くなるほど,ランタノイドの個性が失われるため)1)〜3)から,極性の小さい溶媒を使うと近接する2つのランタノイド間の分配比に差がなくなるが,極性が高く,ルイス塩基との相互作用の大きい溶媒では金属間の分配比の差は大きく分離効率がよい(例:一定条件下での分配比はヘキサンやCCl_4ではLa〜NdとTm〜Luを除き変わらないが,1,2-ジクロロエタン等ではSm〜Gdだけが変化しない)ことが合理的に説明できた。以上の結果は溶液内錯体に対する溶媒効果の基礎となる貴重なデータである。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
長谷川佑子: "The relative stability of tris(2-thenoyltrifluroacetonato)-lanthanoid adducts with carboxylic acids having naphthalene ring" Solvent Extr. Ion Exch.14. 89-103 (1996)
Yuko Hasekawa:“三(2-噻吩酰基三氟丙酮)-镧系元素加合物与具有萘环的羧酸的相对稳定性”Solvent Ion Exch.14 (1996)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
長谷川佑子: "Trend of stabilities of adducts of 4,4,4-trifluoro-1-(2-thienyl)-1,3-butanedionates with phenylpyridines over lanthanoid series." Analytical Sciences. 11. 59-62 (1995)
Yuko Hasekawa:“4,4,4-三氟-1-(2-噻吩基)-1,3-丁二酮与苯基吡啶的加合物相对于镧系元素的稳定性趋势。”分析科学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
長谷川佑子: "Variation of formation constants of adducts of lanthanoid(III) chelates with benzoic and phenylacetic acids across the series." Bull. Chem. Soc. Jpn.68. 3091-3095 (1995)
Yuko Hasekawa:“镧系元素 (III) 与苯甲酸和苯乙酸的加合物的变化。Soc Jpn.68 (1995)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
希土類錯体の安定度の序列を支配する因子
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批准号:08220261
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1996
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
非水溶媒中でのランタノイド(III)の芳香族配位子による錯形成とその反応性
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批准号:06241268
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1994
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
希土類元素の溶媒抽出の原子番号に伴う変化とそれを支配する因子
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批准号:03640501
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1991
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
ランタノイド(III)のα-ヒドロキシカルボン酸類との水相並びに有機相での錯形成
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批准号:63540463
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1988
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
生体内反応に関連した金属イオン・錯形成に関する基礎研究
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批准号:56540351
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1981
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
アルミニウムイオンの錯形成と液, 液間分配行動
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批准号:X00210----774172
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.16万
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财政年份:1972
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
溶媒抽出比色法によるりん酸イオンの迅速定量法
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批准号:X00095----764088
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
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资助金额:$0.17万
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财政年份:1972
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
溶液内錯形成に関する基礎研究
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批准号:X43210------4078
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.09万
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财政年份:1968
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负责人:長谷川 佑子
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依托单位:
海外基金