神経回路形成とシナプス形成における成長円錐反発分子セマフォリンの作用機序
神経回路形成とシナプス形成における成長円錐反発分子セマフォリンの作用機序
批准号:
13041037
负责人:
稲垣 忍
金额:
$3.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
私達は膜型セマフォリンであるM-SemaF(Sema4C)およびM-SemaG(Sema4D)がシナプス形成・除去が最も盛んに行われる生後幼若期に多く発現することから、これらのシナプスに局在について調べた。また、セマフォリンなど成長円錐退縮分子の作用機序は不明の点が多いが,成長円錐の形態が変化することから,アクチン骨格系を制御する低分子G蛋白質が関与していると予想される。私達は1)M-SemaFが後シナプス膜肥厚蛋白質PSD-95に結合し、後シナプス膜肥厚画分に濃縮していること、II)また、別のM-SemaF結合分子は神経興奮によって発現が増加し、Neuro2a細胞の神経突起伸長を誘導したことから、同分子がシナプス機能に関与していることを示唆した。一方、III)M-SemaGは、シナプスに局在しなかった。また、その神経反発作用を調べたが、予想に反して、PC12細胞の神経様分化や胎生期神経節細胞の神経突起伸長を誘導したことから胎生期では誘引因子としてに神経回路形成に関与していると思われる。IV)このM-SemaGの作用は神経成長因子受容体を介するシグナル伝達を増強することによって引き起こされたことを明らかにした。V)M-SemaGの受容体であるプレキシンB1の細胞情報伝達に関与する細胞内シグナル分子を探索した結果,アクチン細胞骨格を制御するRhoファミリー分子、RhoA活性化分子、PDZ-RhoGEFが関与することを見いだした。次にプレキシンB1の作用とrhoファミリー分子の関与を調べた、VI)M-SemaGが引き起こす細胞縮小化作用にはプレキシンB1とRhoAの活性化が必要であった。驚いたことにVII)プレキシンB1はM-SemaGリガンド非依存性に相反する形態変化、ラメリポディア形成と細胞縮小化を引き起こした。これらの結果は神経反発因子の作用が神経細胞や環境により誘引性に変化する現象を発現細胞で示すことのできた初めての研究であり、その分子機構の解明に大きく寄与することが期待される。
英文摘要
私達は膜型セマフォリンであるM-SemaF(Sema4C)およびM-SemaG(Sema4D)がシナプス形成・除去が最も盛んに行われる生後幼若期に多く発現することから、これらのシナプスに局在について調べた。また、セマフォリンなど成長円錐退縮分子の作用機序は不明の点が多いが,成長円錐の形態が変化することから,アクチン骨格系を制御する低分子G蛋白質が関与していると予想される。私達は1)M-SemaFが後シナプス膜肥厚蛋白質PSD-95に結合し、後シナプス膜肥厚画分に濃縮していること、II)また、別のM-SemaF結合分子は神経興奮によって発現が増加し、Neuro2a細胞の神経突起伸長を誘導したことから、同分子がシナプス機能に関与していることを示唆した。一方、III)M-SemaGは、シナプスに局在しなかった。また、その神経反発作用を調べたが、予想に反して、PC12細胞の神経様分化や胎生期神経節細胞の神経突起伸長を誘導したことから胎生期では誘引因子としてに神経回路形成に関与していると思われる。IV)このM-SemaGの作用は神経成長因子受容体を介するシグナル伝達を増強することによって引き起こされたことを明らかにした。V)M-SemaGの受容体であるプレキシンB1の細胞情報伝達に関与する細胞内シグナル分子を探索した結果,アクチン細胞骨格を制御するRhoファミリー分子、RhoA活性化分子、PDZ-RhoGEFが関与することを見いだした。次にプレキシンB1の作用とrhoファミリー分子の関与を調べた、VI)M-SemaGが引き起こす細胞縮小化作用にはプレキシンB1とRhoAの活性化が必要であった。驚いたことにVII)プレキシンB1はM-SemaGリガンド非依存性に相反する形態変化、ラメリポディア形成と細胞縮小化を引き起こした。これらの結果は神経反発因子の作用が神経細胞や環境により誘引性に変化する現象を発現細胞で示すことのできた初めての研究であり、その分子機構の解明に大きく寄与することが期待される。
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Inagaki S, 他7名: "Sema4C, a transmembrane semaphorin, interacts with a post synaptic density protein, PSD-95"J.Biol.Chem.. 276. 9174-9181 (2001)
Inagaki S 和其他 7 人:“Sema4C,一种跨膜信号蛋白,与突触后密度蛋白 PSD-95 相互作用”J.Biol.Chem.. 276. 9174-9181 (2001)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Hirotani M et al.他7名(8番目): "Interaction of Plexin-B, with PDZ domain containing Rho guanine nucleotide exchange factors"Biochem.Biophys.Res.Commun.. 297. 32-37 (2002)
Hirotani M 等人和 7 人(第 8 篇):“Plexin-B 与含有 Rho 鸟嘌呤核苷酸交换因子的 PDZ 结构域的相互作用”Biochem.Biophys.Res.Commun.. 297. 32-37 (2002)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Fujioka et al.他6名(7番目): "Neurotrophic effect of Semaphorin 4D in PC12 cells"Biochem.Biophys.Res.Commun.. 301. 304-310 (2003)
Fujioka 等人和其他 6 人(第 7 篇):“Semaphorin 4D 在 PC12 细胞中的神经营养作用”Biochem.Biophys.Res.Commun. 301. 304-310 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ohoka Y, 他5名: "Sema4C, a transmembrane semaphorin, associates with a neurite-outgrowth-related protein, SFAP75"Biochem.Biophys.Res.Commun.. 280. 237-243 (2001)
Ohoka Y 和其他 5 人:“Sema4C,一种跨膜信号蛋白,与神经突生长相关蛋白 SFAP75 相关”Biochem.Biophys.Res.Commun.. 280. 237-243 (2001)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
神経回路形成における膜型セマフォリン分子の作用機序
-
批准号:15029234
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$3.97万
-
财政年份:2003
-
负责人:稲垣 忍
-
依托单位:
脊髄及び一次知覚ニューロンの抑制性及び興奮性神経伝達物質受容体の分子形態学的研究
-
批准号:05248211
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1993
-
负责人:稲垣 忍
-
依托单位:
脊髄及び一次知覚ニューロンの抑制性及び興奮性神経伝達物質受容体の分子形態学的研究-
-
批准号:04255210
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:1992
-
负责人:稲垣 忍
-
依托单位:
海外基金