神経回路形成における膜型セマフォリン分子の作用機序
神経回路形成における膜型セマフォリン分子の作用機序
批准号:
15029234
负责人:
稲垣 忍
金额:
$3.97万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2004
中文摘要
私達は神経反発因子として同定されているセマフォリン分子のうち、膜型セマフォリン分子であるSema4Dが胎生期知覚神経節ニューロンに発現し神経成長因子依存的に神経突起伸長を促進することをこれまでに明らかにした。しかしながら海馬では反対に突起短縮作用を示すことが報告され、何故そのような作用の差が生じるのか不明である。これまでの私達の結果から1)神経成長因子NGFおよびその受容体や低分子G蛋白質の関与が突起伸長作用に関与することが示唆されたので、その分子機構について再構成系を用いて検討した。その結果、Sema4D受容体とNGF受容体が直接結合し、Sema4D受容体の活性化が神経成長因子受容体シグナルを増強し持続していることが判明した。この結果からSema4Dが示す海馬ニューロンに対する神経反発作用と、末梢神経である知覚神経節ニューロンに対する突起伸長作用との違いはNGF受容体の発現の差により生じることが考察された。Sema4D受容体であるプレキシンには低分子GTP結合蛋白質Rac1あるいはその活性化酵素(PDZ-RhoGEF)が直接結合し,細胞骨格シグナル系であるRhoを活性化する。このPDZ-RhoGEFはGPCRを介する三量体Gタンパク質からの情報も伝達できる構造を有していて、脳の複雑な細胞間シグナル伝達に寄与し、神経突起やシナプスの伸長・退縮調節に関与すると考えられる。2)私達はRhoを活性化する分子、LPAシグナルがGPCRであるLPA受容体とPDZ-RhoGEFと結合していること、3)LPAによるRhoの活性化に重要な役割を果たしていることを明らかにした。LPA受容体の特徴的な発現パターンから神経細胞の移動や回路形成に関与することが示唆された。
英文摘要
私達は神経反発因子として同定されているセマフォリン分子のうち、膜型セマフォリン分子であるSema4Dが胎生期知覚神経節ニューロンに発現し神経成長因子依存的に神経突起伸長を促進することをこれまでに明らかにした。しかしながら海馬では反対に突起短縮作用を示すことが報告され、何故そのような作用の差が生じるのか不明である。これまでの私達の結果から1)神経成長因子NGFおよびその受容体や低分子G蛋白質の関与が突起伸長作用に関与することが示唆されたので、その分子機構について再構成系を用いて検討した。その結果、Sema4D受容体とNGF受容体が直接結合し、Sema4D受容体の活性化が神経成長因子受容体シグナルを増強し持続していることが判明した。この結果からSema4Dが示す海馬ニューロンに対する神経反発作用と、末梢神経である知覚神経節ニューロンに対する突起伸長作用との違いはNGF受容体の発現の差により生じることが考察された。Sema4D受容体であるプレキシンには低分子GTP結合蛋白質Rac1あるいはその活性化酵素(PDZ-RhoGEF)が直接結合し,細胞骨格シグナル系であるRhoを活性化する。このPDZ-RhoGEFはGPCRを介する三量体Gタンパク質からの情報も伝達できる構造を有していて、脳の複雑な細胞間シグナル伝達に寄与し、神経突起やシナプスの伸長・退縮調節に関与すると考えられる。2)私達はRhoを活性化する分子、LPAシグナルがGPCRであるLPA受容体とPDZ-RhoGEFと結合していること、3)LPAによるRhoの活性化に重要な役割を果たしていることを明らかにした。LPA受容体の特徴的な発現パターンから神経細胞の移動や回路形成に関与することが示唆された。
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Fujioka et al.他6名: "Neurotrophic effect of Semaphorin 4D in PC12 cells"Biochem.Biophys.Res.Comm.. 301. 304-310 (2003)
Fujioka 等人和其他 6 人:“Semaphorin 4D 在 PC12 细胞中的神经营养作用”Biochem.Biophys.Res.Comm.. 301. 304-310 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Sema4D stimulates axonal outgrowth of embryonic DRO sensory neurons
Sema4D 刺激胚胎 DRO 感觉神经元的轴突生长
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Genes to Cells 9
影响因子:
--
作者:
[Masuda, K, Funiyama, T, Takahara, M, Fujioka, S, Kurinami, H, Inagaki, S]
通讯作者:
S
Furuyama T et al.: "Forkhead transcription factor Fox01(FKHR)-dependent induction of PDK4 gene expression in skeletal muscle during energy depsidation."Biochem J. 375. 365-371 (2003)
Furuyama T 等人:“能量下降过程中骨骼肌中 PDK4 基因表达的叉头转录因子 Fox01 (FKHR) 依赖性诱导。”Biochem J. 375. 365-371 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Physical and functional interactions of the lysophodphatidic acid receptors with PDZ domain-containing RhoGEFs.
溶血磷脂酸受体与含有 PDZ 结构域的 RhoGEF 的物理和功能相互作用。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J Biol.Chem. 280
影响因子:
--
作者:
[Yamada T et al.他3名]
通讯作者:
Yamada T et al.他3名
神経回路形成とシナプス形成における成長円錐反発分子セマフォリンの作用機序
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批准号:13041037
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.58万
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财政年份:2001
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负责人:稲垣 忍
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依托单位:
脊髄及び一次知覚ニューロンの抑制性及び興奮性神経伝達物質受容体の分子形態学的研究
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批准号:05248211
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1993
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负责人:稲垣 忍
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依托单位:
脊髄及び一次知覚ニューロンの抑制性及び興奮性神経伝達物質受容体の分子形態学的研究-
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批准号:04255210
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1992
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负责人:稲垣 忍
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依托单位:
海外基金