イオン液体を包括させた高分子イオンゲルアクチュエタ材料の開発
イオン液体を包括させた高分子イオンゲルアクチュエタ材料の開発
批准号:
17040016
负责人:
渡邉 正義
金额:
$4.61万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
イオン液体を高分子網目中に閉じ込めた「イオンゲル」を電解質に用い、両面に電極を装着することで高分子アクチュエータに適用してきた。イオンゲルの作製法として、網目高分子をイオン液体中で合成する「その場重合法」、高分子のゾルゲル転移を利用した「ゾルゲル法」を見出した。さらに種々の炭素材料を電極に用いアクチュエータ特性(変位量、変位速度、周波数依存性、繰り返し特定など)を検討した結果、炭素電極は、表面積が大きく、電子伝導性が高く、アスペクト比の大きな形状を持つことが望まれることを見出した。これはこのアクチュエータの動作原理とイオンゲル/炭素電極界面に形成される電気二重層の充放電現象が密接に係わっているためである。カーボンナノチューブは上記特性を満足するが高価である。カーボンナノチューブと安価で非常に表面積の広い活性炭を併用することにより、比較的特性の優れたアクチュエータを創製することができた。今年度はアクチュエータの動作原理の検討に特に力点を置いた。電解質であるイオン液体構造を変化させた結果、イオン伝導度が高いイオン液体を含むイオンゲルアクチュエータが、大きな変位を示すことを明らかにした。またイオン液体を構成するイオンのサイズに関わらず、全て陽極方向に変位する現象を見出した。これに対応して、電極/電解質界面に形成される電気二重層容量が常にカチオン分極の場合の方が大きいことを見出した。アクチュエータの駆動力は、この電気二重層容量の違いが界面の状態を陽極側、陰極側で相違させることに起因すると考察した。さらに、新しいイオンゲルの作製法として、イオン液体に対して親和性のあるセグメントと親和性のないセグメントからなるABA型ブロック共重合体を合成してイオンゲル化を検討した結果、イオン液体が親和性のあるセグメントに選択的に相溶した海島構造を形成し、熱可塑性弾性体として得られることを見出した。
英文摘要
イオン液体を高分子網目中に閉じ込めた「イオンゲル」を電解質に用い、両面に電極を装着することで高分子アクチュエータに適用してきた。イオンゲルの作製法として、網目高分子をイオン液体中で合成する「その場重合法」、高分子のゾルゲル転移を利用した「ゾルゲル法」を見出した。さらに種々の炭素材料を電極に用いアクチュエータ特性(変位量、変位速度、周波数依存性、繰り返し特定など)を検討した結果、炭素電極は、表面積が大きく、電子伝導性が高く、アスペクト比の大きな形状を持つことが望まれることを見出した。これはこのアクチュエータの動作原理とイオンゲル/炭素電極界面に形成される電気二重層の充放電現象が密接に係わっているためである。カーボンナノチューブは上記特性を満足するが高価である。カーボンナノチューブと安価で非常に表面積の広い活性炭を併用することにより、比較的特性の優れたアクチュエータを創製することができた。今年度はアクチュエータの動作原理の検討に特に力点を置いた。電解質であるイオン液体構造を変化させた結果、イオン伝導度が高いイオン液体を含むイオンゲルアクチュエータが、大きな変位を示すことを明らかにした。またイオン液体を構成するイオンのサイズに関わらず、全て陽極方向に変位する現象を見出した。これに対応して、電極/電解質界面に形成される電気二重層容量が常にカチオン分極の場合の方が大きいことを見出した。アクチュエータの駆動力は、この電気二重層容量の違いが界面の状態を陽極側、陰極側で相違させることに起因すると考察した。さらに、新しいイオンゲルの作製法として、イオン液体に対して親和性のあるセグメントと親和性のないセグメントからなるABA型ブロック共重合体を合成してイオンゲル化を検討した結果、イオン液体が親和性のあるセグメントに選択的に相溶した海島構造を形成し、熱可塑性弾性体として得られることを見出した。
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Lower Critical Solution Behavior of Linear Polymers in Ionic Liquids and the Corresponding Volume Phase Transition of Polymer Gels
线性聚合物在离子液体中的低临界溶液行为及聚合物凝胶相应的体积相变
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Langmuir 23
影响因子:
--
作者:
[Takehiro Takano, others, 富川義朗 他, 青柳学 他, 田村英樹 他, 高野剛浩 他, 川嶋伸明 他, 高野剛浩 他, 青柳学 他, 木村俊彦 他, M.Watanabe 他1名]
通讯作者:
M.Watanabe 他1名
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Angew. Chem. Int. Ed. 46
影响因子:
--
作者:
[Matsubara, K., Watanabe, M., Takeoka, Y.]
通讯作者:
Y.
Distinct Difference in Ionic Transport Behavior in Polymer Electrolytes Depending on Matrix Polymers and Incorporated Salts
聚合物电解质中离子传输行为的明显差异取决于基质聚合物和掺入的盐
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
J. Phys. Chem. B 109
影响因子:
--
作者:
[S. Seki, M.A.B.H. Susan, T. Kaneko, H. Tokuda, A. Noda, M. Watanabe]
通讯作者:
M. Watanabe
DOI:
10.1021/la060224g
发表时间:
2006-04-25
期刊:
LANGMUIR
影响因子:
3.9
作者:
[Kumoda, M, Watanabe, M, Takeoka, Y]
通讯作者:
Takeoka, Y
高分子固体電解質
聚合物固体电解质
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 14 条
ソフトマター電解質が可能にする新しいエネルギー貯蔵・変換系の構築
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批准号:23KK0102
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (International Collaborative Research)
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资助金额:$9.98万
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财政年份:2023
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负责人:渡邉 正義
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依托单位:
イオン液体を前駆体とする新規炭素材料開発
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批准号:15F15349
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2015
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负责人:渡邉 正義
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依托单位:
イオン液体中で自己集積化させた銀ナノワイヤーの導電性高分子との複合化及び機能化
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批准号:09F09256
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2009
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负责人:渡邉 正義
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依托单位:
非水系プロトン伝導体としての酸-塩基型イオン性液体とイオンゲル
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批准号:02F02380
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.45万
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财政年份:2002
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负责人:渡邉 正義
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依托单位:
非水系プロトン伝導体としての酸-塩基型イオン性液体とイオンゲル
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批准号:02F00380
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.02万
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财政年份:2002
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负责人:渡邉 正義
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依托单位:
海外基金