重複遺伝子機能分業の観点から見た魚類多重視覚光受容体ファミリーの進化
重複遺伝子機能分業の観点から見た魚類多重視覚光受容体ファミリーの進化
批准号:
20017008
负责人:
河村 正二
金额:
$4.99万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
ゼブラフィッシュの重複RH2オプシンについて発現制御機構の進化過程の一端を明らかにすることができた。この成果は重複遺伝子の発現分化研究に貢献し、中でも魚類の視物質オプシンにおいては初めての報告となり色覚進化研究に重要な貢献となる。また、メダカとゼブラフィッシュはともにゲノム研究が進んだ優れた実験モデル生物であり、その利点を生かした遺伝子制御領域の進化研究は優れたモデルケースになりえる。さらにメダカは東~東南アジアに広く分布し、オプシン遺伝子の網膜での発現パターンを近縁種間で比較できる利点をもつ。このような観点からのオプシン遺伝子発現パターンの比較解析はこれまでにない。カーディナルテトラにおいてRH2オプシン遺伝子の喪失をM/LWSオプシン遺伝子の重複と分化が補っていたことは脊椎動物のオプシン遺伝子研究において重要な発見といえる。グッピーの集団内色覚多型を遺伝子レベルで解析可能にしたことは、色覚研究のみならず集団の遺伝的多様性研究の優れたモデルとなる。トゲウオの成果は回遊魚で初めて視物質オプシン全レパートリーを単離したことでもあり、生息環境の変化とオプシン遺伝子使用の関連の理解に大きく貢献できる。一部のM/LWSタイプオプシン遺伝子は様々な実験条件を検討しても視物質再構成ができず、波長測定が結局測定できなかった。細胞内輸送の過程でのタンパク質の修飾やフォールディングなどに種で特殊化したシャペロンが必要などの状況が生じている可能性が考えられる。
英文摘要
ゼブラフィッシュの重複RH2オプシンについて発現制御機構の進化過程の一端を明らかにすることができた。この成果は重複遺伝子の発現分化研究に貢献し、中でも魚類の視物質オプシンにおいては初めての報告となり色覚進化研究に重要な貢献となる。また、メダカとゼブラフィッシュはともにゲノム研究が進んだ優れた実験モデル生物であり、その利点を生かした遺伝子制御領域の進化研究は優れたモデルケースになりえる。さらにメダカは東~東南アジアに広く分布し、オプシン遺伝子の網膜での発現パターンを近縁種間で比較できる利点をもつ。このような観点からのオプシン遺伝子発現パターンの比較解析はこれまでにない。カーディナルテトラにおいてRH2オプシン遺伝子の喪失をM/LWSオプシン遺伝子の重複と分化が補っていたことは脊椎動物のオプシン遺伝子研究において重要な発見といえる。グッピーの集団内色覚多型を遺伝子レベルで解析可能にしたことは、色覚研究のみならず集団の遺伝的多様性研究の優れたモデルとなる。トゲウオの成果は回遊魚で初めて視物質オプシン全レパートリーを単離したことでもあり、生息環境の変化とオプシン遺伝子使用の関連の理解に大きく貢献できる。一部のM/LWSタイプオプシン遺伝子は様々な実験条件を検討しても視物質再構成ができず、波長測定が結局測定できなかった。細胞内輸送の過程でのタンパク質の修飾やフォールディングなどに種で特殊化したシャペロンが必要などの状況が生じている可能性が考えられる。
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Evolutionary diversification of visual opsin subtypes in fish and primates : spectral differentiation, expression patterning and natural selection
鱼类和灵长类动物视觉视蛋白亚型的进化多样化:光谱分化、表达模式和自然选择
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kawamura, S.]
通讯作者:
S.
祖先配列推定によるオプシン吸収波長の進化的推移の復元
通过祖先序列估计重建视蛋白吸收波长的进化转变
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[河村正二, 他2名]
通讯作者:
他2名
進化研究の両輪としての中立性検定と機能・行動解析: 色覚研究から
中性测试和功能/行为分析作为进化研究的两个轮子:来自色觉研究
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Miura, N., T.Nakagawa, K.Toukara, Y.Ishikawa, 河村正二]
通讯作者:
河村正二
グッピー(Poecilia reticulata)におけるLWSオプシン遺伝子座の多型維持機構
孔雀鱼LWS视蛋白位点多态性维持机制
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
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通讯作者:
他4名
シトクロムP450遺伝子族のヒト多型と野生メダカ地域集団を用いた機能解析
细胞色素 P450 基因家族的人类多态性和使用当地野生青鳉种群的功能分析
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[勝村啓史, 尾田正二, 三谷啓志, 河村正二, 太田博樹]
通讯作者:
太田博樹
共 29 条
霊長類の嗅覚・味覚・色覚センサー遺伝子群の濃縮単離と培養発現による感覚進化の解明
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批准号:23K27252
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$9.32万
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财政年份:2024
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负责人:河村 正二
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依托单位:
Evolutionary study of primate olfaction, taste and color-vision sensor genes by targeted capture and cell-culture-based functional assay
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批准号:23H02561
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2023
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负责人:河村 正二
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依托单位:
シロガオオマキザルにおける近親者共在の群れ間移出入パターンと適応度へ及ぼす影響
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批准号:12F02739
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2012
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负责人:河村 正二
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依托单位:
色覚種内変異と性選択の関連究明へ向けたグッピー視物質遺伝子ゲノム構成の解明
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批准号:15657005
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2003
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负责人:河村 正二
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依托单位:
色覚視物質遺伝子と動物行動の関連性の解明に向けた萌芽的研究
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批准号:13874105
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2001
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负责人:河村 正二
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依托单位:
マウスを用いた新規視物質遺伝子の導入による色覚高次化機構の解明
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批准号:11878160
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1999
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负责人:河村 正二
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依托单位:
霊長類オプシン遺伝子の機能解析による人類色覚の起源と進化の研究
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批准号:09740647
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1997
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负责人:河村 正二
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依托单位:
海外基金