細胞内シグナル伝達による自己応答性の制御
細胞内シグナル伝達による自己応答性の制御
批准号:
20060017
负责人:
小林 隆志
金额:
$6.4万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
(1)これまでに、リポ多糖体(LPS)による樹状細胞(DC)やマクロファージ(Mφ)の活性化をcyclic adenosine monophosphate(cAMP)が抑制する分子機構が、LPS+cAMP刺激によって発現誘導される転写因子c-Fosによるものであることを明らかにした。c-FosのmRNA発現誘導はcAMP刺激のみでおきるが、タンパク質の蓄積にはLPS刺激によるIKKβのキナーゼ活性が必要であり、IKKβはc-Fosタンパク質の308番目のセリンをリン酸化し、c-Fosタンパク質を安定化させることを見いだした。そこで、308番目のセリンをアスパラギン酸に置換した安定型変異c-FosをDCで過剰発現させたトランスジェニック(Tg)マウスを作製し、骨髄由来DC(BMDC)のLPS応答性を解析した。Tgマウス由来のBMDCは、LPS刺激によるIL-12、TNFα等の炎症性サイトカインの産生が低下し、抗炎症性サイトカインであるIL-10の産生が亢進した。従って、c-Fosタンパク質の安定化による炎症性遺伝子の発現抑制がin vivo系でも機能していることが示唆された。(2)一方、自己応答性を規定するヘルパーT細胞の分化・機能を制御するTGFβ/Smadシグナルの役割の解析から、TGF-β刺激による制御性T細胞の分化制御因子であるFoxp3の誘導には、Smad2とSmad3が相補的に機能していずれかが必要であるが、炎症性Th17ヘルパーT細胞の分化制御因子であるRORγtの誘導には、何れのSmadも必要でないことが示された。また、TGF-β刺激によるTh1/Th2ヘルパーT細胞の分化抑制が、Smad2/Smad3欠損T細胞で著しく低下したが、Foxp3欠損T細胞では正常にみられた。従って、TGF-βはSmadを介してエフェクターT細胞の分化を制御するが、そこにFoxp3は必ずしも必要ないことが示唆された。
英文摘要
(1)これまでに、リポ多糖体(LPS)による樹状細胞(DC)やマクロファージ(Mφ)の活性化をcyclic adenosine monophosphate(cAMP)が抑制する分子機構が、LPS+cAMP刺激によって発現誘導される転写因子c-Fosによるものであることを明らかにした。c-FosのmRNA発現誘導はcAMP刺激のみでおきるが、タンパク質の蓄積にはLPS刺激によるIKKβのキナーゼ活性が必要であり、IKKβはc-Fosタンパク質の308番目のセリンをリン酸化し、c-Fosタンパク質を安定化させることを見いだした。そこで、308番目のセリンをアスパラギン酸に置換した安定型変異c-FosをDCで過剰発現させたトランスジェニック(Tg)マウスを作製し、骨髄由来DC(BMDC)のLPS応答性を解析した。Tgマウス由来のBMDCは、LPS刺激によるIL-12、TNFα等の炎症性サイトカインの産生が低下し、抗炎症性サイトカインであるIL-10の産生が亢進した。従って、c-Fosタンパク質の安定化による炎症性遺伝子の発現抑制がin vivo系でも機能していることが示唆された。(2)一方、自己応答性を規定するヘルパーT細胞の分化・機能を制御するTGFβ/Smadシグナルの役割の解析から、TGF-β刺激による制御性T細胞の分化制御因子であるFoxp3の誘導には、Smad2とSmad3が相補的に機能していずれかが必要であるが、炎症性Th17ヘルパーT細胞の分化制御因子であるRORγtの誘導には、何れのSmadも必要でないことが示された。また、TGF-β刺激によるTh1/Th2ヘルパーT細胞の分化抑制が、Smad2/Smad3欠損T細胞で著しく低下したが、Foxp3欠損T細胞では正常にみられた。従って、TGF-βはSmadを介してエフェクターT細胞の分化を制御するが、そこにFoxp3は必ずしも必要ないことが示唆された。
期刊论文(12)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
cAMPによるTLRシグナル抑制の分子機構の解明
阐明cAMP抑制TLR信号的分子机制
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Aki D, Minoda Y, Yoshida R, et al., 吉田亮子]
通讯作者:
吉田亮子
DOI:
10.1016/j.immuni.2008.12.021
发表时间:
2009-03-20
期刊:
IMMUNITY
影响因子:
32.4
作者:
[Koga, Keiko, Takaesu, Giichi, Yoshimura, Akihiko]
通讯作者:
Yoshimura, Akihiko
An F-box protein, FBXW5, negatively regulates TAK1 MAP3K in the IL-1beta signaling pathway.
F-box 蛋白 FBXW5 在 IL-1beta 信号通路中负向调节 TAK1 MAP3K。
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Biochem Biophys Res Commun. 381
影响因子:
--
作者:
[Minoda Y, et. al.]
通讯作者:
et. al.
Foxp3 inhibits RORgamma t-mediated IL-17A mRNA transcription through direct interaction with RORgamma
Foxp3 通过与 RORgamma 直接相互作用抑制 RORgamma t 介导的 IL-17A mRNA 转录
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
J Biol Chem 283
影响因子:
--
作者:
[Ichiyama K., et.al.]
通讯作者:
et.al.
Involvement of Th17 cells and the effect of and-IL-6 therapy in autoimmune uveitis
Th17细胞的参与及IL-6治疗在自身免疫性葡萄膜炎中的作用
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
Rheumatology 48
影响因子:
--
作者:
[Yoshimura T., et.al.]
通讯作者:
et.al.
共 12 条
Elucidation of the pathophysiology of colitis in CCR-deficient mice and establishment of a functional classification method for intestinal Th17 cells.
-
批准号:21K07984
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.58万
-
财政年份:2021
-
负责人:小林 隆志
-
依托单位:
TRAF6シグナル経路による炎症性発がんの制御
-
批准号:20012042
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$6.91万
-
财政年份:2008
-
负责人:小林 隆志
-
依托单位:
寄生虫感染における制御性T細胞と制御分子の役割の解明
-
批准号:19041058
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$5.44万
-
财政年份:2007
-
负责人:小林 隆志
-
依托单位:
サイトカインによる樹状細胞の制御機構の解明
-
批准号:17047031
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$6.14万
-
财政年份:2005
-
负责人:小林 隆志
-
依托单位:
接着構造工作機械の熱変形特性に関する基礎的研究
-
批准号:02750083
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1990
-
负责人:小林 隆志
-
依托单位:
海外基金