神経障害性疼痛モデルに対する持続的末梢神経ブロック注射の効果と作用機序について
神経障害性疼痛モデルに対する持続的末梢神経ブロック注射の効果と作用機序について
批准号:
17K17249
负责人:
川瀬 明子
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2020-03-31
中文摘要
本研究は神経障害性疼痛に対する持続末梢神経ブロック注射が、鎮痛効果を延長させる作用機序を解明することを目的とした。平成29年度は持続末梢神経ブロック注射の効果について検討した。実験動物には、7週齢SD系雄性ラットを使用し、神経障害性疼痛モデルとして、SNI(spared nerve injury)モデルを用いた。持続末梢神経ブロックは、神経切断直後に浸透圧ポンプを神経切断部に留置することで行った。実験1として、SNIモデルラット に対し、生理食塩水(control)またはリドカイン溶液(0.5%,1%,2%)を充填した浸透圧ポンプ留置し、フィラメントを用いたvon-Fray試験にて持続末梢神経ブ ロックの効果を検討した。ポンプは3日目に取り出し、14日目まで測定した。その結果、0.5%および0.1%リドカイン溶液群は12日目まで、2%リドカイン溶液群は 10日目まで有意な疼痛閾値の上昇がみられた。また、2%リドカイン溶液でポンプを1日目で取り出した場合は、4日目までしか有意な疼痛閾値の上昇がみられなかった。つまり持続末梢神経ブロック注射は、神経損傷後の疼痛閾値の低下に対して抑制的に働き、その効果は持続末梢神経ブロックの期間に依存していることがわかった。平成31年度は神経損傷後に脊髄後角での各種メディエーター(HMGB1, TLR, NMDA受容体, MMP-9)の発現をwestern blottingおよびリアルタイムPCRにより定量分析を行うことにより、神経損傷に対する中枢性感作の発現時期の検討を行うこと、さらに実験1のようにSNIに加えて持続末梢神経ブロックを行った場合についても同様に行い比較することを計画した。しかしリアルタイムPCRを購入し実験の準備は行ったが、研究協力者の退職により研究継続が困難となったため事業の廃止申請を行った。
英文摘要
本研究は神経障害性疼痛に対する持続末梢神経ブロック注射が、鎮痛効果を延長させる作用機序を解明することを目的とした。平成29年度は持続末梢神経ブロック注射の効果について検討した。実験動物には、7週齢SD系雄性ラットを使用し、神経障害性疼痛モデルとして、SNI(spared nerve injury)モデルを用いた。持続末梢神経ブロックは、神経切断直後に浸透圧ポンプを神経切断部に留置することで行った。実験1として、SNIモデルラット に対し、生理食塩水(control)またはリドカイン溶液(0.5%,1%,2%)を充填した浸透圧ポンプ留置し、フィラメントを用いたvon-Fray試験にて持続末梢神経ブ ロックの効果を検討した。ポンプは3日目に取り出し、14日目まで測定した。その結果、0.5%および0.1%リドカイン溶液群は12日目まで、2%リドカイン溶液群は 10日目まで有意な疼痛閾値の上昇がみられた。また、2%リドカイン溶液でポンプを1日目で取り出した場合は、4日目までしか有意な疼痛閾値の上昇がみられなかった。つまり持続末梢神経ブロック注射は、神経損傷後の疼痛閾値の低下に対して抑制的に働き、その効果は持続末梢神経ブロックの期間に依存していることがわかった。平成31年度は神経損傷後に脊髄後角での各種メディエーター(HMGB1, TLR, NMDA受容体, MMP-9)の発現をwestern blottingおよびリアルタイムPCRにより定量分析を行うことにより、神経損傷に対する中枢性感作の発現時期の検討を行うこと、さらに実験1のようにSNIに加えて持続末梢神経ブロックを行った場合についても同様に行い比較することを計画した。しかしリアルタイムPCRを購入し実験の準備は行ったが、研究協力者の退職により研究継続が困難となったため事業の廃止申請を行った。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
口腔顎顔面痛におけるアウトカム指標としての疾患特異的尺度の適用に向けての臨床研究
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批准号:21K17198
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$2.58万
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财政年份:2021
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负责人:川瀬 明子
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依托单位:
海外基金