糖尿病網膜症の血管新生に関与する糖タンパク質の同定と作用機序解析
糖尿病網膜症の血管新生に関与する糖タンパク質の同定と作用機序解析
批准号:
26861480
负责人:
高倉 美智子
金额:
$2.41万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2014
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2014-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
糖尿病網膜症は、糖尿病患者に高頻度で認められる特有な合併症である細小血管症の1つであり、その失明に直結するイベントとして血管新生がある。本研究で我々は、N-アセチルガラクトサミン転移酵素(GalNAc-T)ファミリーに注目して、糖尿病網膜症における血管新生の成因・発展、または改善に関与する新規因子の同定、ならびにそれらの血管新生に対する作用機序の解明を目指している。【糖尿病モデル血管内皮細胞の構築】入手したヒト網膜毛細血管内皮細胞を、高グルコース濃度下で培養することで、糖尿病モデル血管内皮細胞の構築を試みた。糖尿病モデルの指標因子として、酸化ストレスにより生じるチオレドキシン(TXNIP)を用い、その発現量が、通常グルコース濃度条件下に比べ、高グルコース濃度条件下で有意に亢進した時点の値とした。その結果、高グルコース濃度条件下で4日間培養した細胞に、4.2倍のTXNIP発現量が示され、以後、これらの細胞を糖尿病モデル血管内皮細胞とした。【GalNAc-Tファミリーの発現変動解析】構築した糖尿病モデル血管内皮細胞を用いて、GalNAc-Tファミリーの発現変動を解析した。GalNAc-Tファミリー(GALNT1-14、GALNTL1-6)全20種類についてプライマーを設計し、Real-time PCR解析に用いた。その結果、コントロール細胞(通常グルコース濃度)と比べ、GALNATL2に有意な発現亢進が認められた。また、有意な転写レベルの亢進が認められたGALNTL2に対する抗体を用いて、ウェスタンブロッティングによるタンパク質発現量の変動を解析した。内部標準タンパク質として、β-tublineを用いた。その結果、6日間培養した高濃度グルコース細胞に、コントロール細胞と比べ、1.2倍の発現亢進が認められた。以上の結果より、糖尿病網膜症におけるGALNTL2の関与が見出された。
英文摘要
糖尿病網膜症は、糖尿病患者に高頻度で認められる特有な合併症である細小血管症の1つであり、その失明に直結するイベントとして血管新生がある。本研究で我々は、N-アセチルガラクトサミン転移酵素(GalNAc-T)ファミリーに注目して、糖尿病網膜症における血管新生の成因・発展、または改善に関与する新規因子の同定、ならびにそれらの血管新生に対する作用機序の解明を目指している。【糖尿病モデル血管内皮細胞の構築】入手したヒト網膜毛細血管内皮細胞を、高グルコース濃度下で培養することで、糖尿病モデル血管内皮細胞の構築を試みた。糖尿病モデルの指標因子として、酸化ストレスにより生じるチオレドキシン(TXNIP)を用い、その発現量が、通常グルコース濃度条件下に比べ、高グルコース濃度条件下で有意に亢進した時点の値とした。その結果、高グルコース濃度条件下で4日間培養した細胞に、4.2倍のTXNIP発現量が示され、以後、これらの細胞を糖尿病モデル血管内皮細胞とした。【GalNAc-Tファミリーの発現変動解析】構築した糖尿病モデル血管内皮細胞を用いて、GalNAc-Tファミリーの発現変動を解析した。GalNAc-Tファミリー(GALNT1-14、GALNTL1-6)全20種類についてプライマーを設計し、Real-time PCR解析に用いた。その結果、コントロール細胞(通常グルコース濃度)と比べ、GALNATL2に有意な発現亢進が認められた。また、有意な転写レベルの亢進が認められたGALNTL2に対する抗体を用いて、ウェスタンブロッティングによるタンパク質発現量の変動を解析した。内部標準タンパク質として、β-tublineを用いた。その結果、6日間培養した高濃度グルコース細胞に、コントロール細胞と比べ、1.2倍の発現亢進が認められた。以上の結果より、糖尿病網膜症におけるGALNTL2の関与が見出された。
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会议论文
抗体医薬品のFcγRを介した有害作用発現に関わるS100免疫応答メカニズムの解明
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批准号:17K15764
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2017
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负责人:高倉 美智子
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依托单位:
海外基金