細胞死関連ミトコンドリアタンパク質複合体を超解像度で可視化する新規検出法の開発
細胞死関連ミトコンドリアタンパク質複合体を超解像度で可視化する新規検出法の開発
批准号:
13J10431
负责人:
那須 雄介
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
動物の体内には傷害を受けたり成長の過程で不要になった細胞が死に, 取り除かれる機構が備わっている. この細胞死機構(アポトーシスと呼ばれる)の不調は癌や神経変性疾患, 自己免疫疾患などの重篤な疾病を引き起こすため, その機構の解明は基礎研究のみならず臨床的観点からも極めて重要である. これまでに細胞内小器官ミトコンドリア外膜上でBakタンパク質が凝集体を形成することがアポトーシスの引き金となることが知られていたが, 凝集体のサイズや分子密度などの定量的情報は不明であった. そこで本研究では, Bak凝集体の定量解析を可能にする新規分析法を開発した.我々は, 蛍光タンパク質mEos3で標識したBak(mEos3-Bak)を発現するマウス胚性線維芽細胞を開発した. この細胞株は内在性Bakを欠損しているため, 細胞内に発現している全Bak分子を蛍光検出可能である. 蛍光免疫染色法により, Bakの分子内構造変化および凝集体形成がmEos3標識によって阻害されないことを確認した. この結果は, 開発した細胞株が生理的に意義のある凝集体を観察可能であることを示している.次に, 開発した細胞株を用いて凝集体の可視化検出を行った. この可視化検出では, 一分子イメージングに基づく超解像顕微鏡法が使われた. その結果, 空間分解能20 nmでミトコンドリア上のBak凝集体を観察することに成功した. 観察データを詳細に解析した結果, 凝集体のほとんどが光学限界以下のサイズであることが明らかとなった. さらに, 凝集体間でサイズ(半径および分子数)には大きなばらつきがある一方, 凝集体内のBak分子密度は一定であることがわかった. Bak変異体の凝集体を用いた解析でも同様の結果が得られた.
英文摘要
動物の体内には傷害を受けたり成長の過程で不要になった細胞が死に, 取り除かれる機構が備わっている. この細胞死機構(アポトーシスと呼ばれる)の不調は癌や神経変性疾患, 自己免疫疾患などの重篤な疾病を引き起こすため, その機構の解明は基礎研究のみならず臨床的観点からも極めて重要である. これまでに細胞内小器官ミトコンドリア外膜上でBakタンパク質が凝集体を形成することがアポトーシスの引き金となることが知られていたが, 凝集体のサイズや分子密度などの定量的情報は不明であった. そこで本研究では, Bak凝集体の定量解析を可能にする新規分析法を開発した.我々は, 蛍光タンパク質mEos3で標識したBak(mEos3-Bak)を発現するマウス胚性線維芽細胞を開発した. この細胞株は内在性Bakを欠損しているため, 細胞内に発現している全Bak分子を蛍光検出可能である. 蛍光免疫染色法により, Bakの分子内構造変化および凝集体形成がmEos3標識によって阻害されないことを確認した. この結果は, 開発した細胞株が生理的に意義のある凝集体を観察可能であることを示している.次に, 開発した細胞株を用いて凝集体の可視化検出を行った. この可視化検出では, 一分子イメージングに基づく超解像顕微鏡法が使われた. その結果, 空間分解能20 nmでミトコンドリア上のBak凝集体を観察することに成功した. 観察データを詳細に解析した結果, 凝集体のほとんどが光学限界以下のサイズであることが明らかとなった. さらに, 凝集体間でサイズ(半径および分子数)には大きなばらつきがある一方, 凝集体内のBak分子密度は一定であることがわかった. Bak変異体の凝集体を用いた解析でも同様の結果が得られた.
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細胞死誘導タンパク質凝集体の超解像可視化検出法の開発
细胞死亡诱导蛋白聚集体超分辨率可视化检测方法的开发
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[那須雄介, Alexander Benke, Suliana Manley, 小澤岳昌]
通讯作者:
小澤岳昌
Analytical Method for Visualizing Protein Clusters Responsible for Cell Death
可视化导致细胞死亡的蛋白质簇的分析方法
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[NASU, Yusuke ; BENKE, Alexander ; ARAKAWA, Satoko ; MANLEY, Suliana ; SHIMIZU, Shigeomi ; OZAWA, Tekeaki]
通讯作者:
Tekeaki
超解像イメージングによる細胞死誘導ミトコンドリアタンパク質凝集体の分析法
使用超分辨率成像分析细胞死亡诱导的线粒体蛋白聚集体
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[那須雄介、Alexandre Benke, 荒川聡子、Suliana Manley, 清水重臣、小澤岳昌]
通讯作者:
清水重臣、小澤岳昌
Nanoscale Characterization of Protein Cluster Responsible for Cell Death Using Super-resolution Microscopy
使用超分辨率显微镜对导致细胞死亡的蛋白质簇进行纳米级表征
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[那須雄介, Alexander Benke, 荒川聡子, Suliana Manley, 清水重臣, 小澤岳昌]
通讯作者:
小澤岳昌
Bioluminescent Probes to Analyze Ligand-lnduced Phosphatidylinositol3,4,5-Trisphosphate Production with Split Luciferase Complementation
用于分析配体诱导的磷脂酰肌醇3,4,5-三磷酸生产与分裂荧光素酶互补的生物发光探针
DOI:
10.1021/ac402278f
发表时间:
2013
期刊:
Analytical Chemistry
影响因子:
7.4
作者:
[L Yang, Y Nasu, M Hattori, H Yoshimura, A Kanno and T Ozawa]
通讯作者:
A Kanno and T Ozawa
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批准号:24K01621
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财政年份:2024
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负责人:那須 雄介
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依托单位:
海外基金