核酸と金属錯体の分子レベルでみた相互作用
核酸と金属錯体の分子レベルでみた相互作用
批准号:
62540457
负责人:
黒田 玲子
金额:
$1.02万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1987
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1987 至 --
关键词:
中文摘要
ポルフィリンはピロール環を4つ含む平面化合物であり, 水溶性のmeso-テトラー(4-N-メチルピリジニウム)ポルフィリンは, DNA対間にインターカレートすることが知られている. DNAらせん外のgrooveに結合するネトロプシン型化合物や, 塩基対間にインターカレートするフラビン系化合物などをあわせ持った金属錯体合成の第一歩として, 今回はN-2′-ヒドロキシエチル基を側鎖に持つ化合物, テトラー(4-2′-ヒドロキシエチルピリジニウム)ポルフィリンを新しく合成した. また, そのニッケル, 銅錯体も合成した. これらの金属は軸配位子を通常とらない.Calf thymus DNAとこれらの化合物の相互作用を, ポルフィリンのSoret帯に着目し, 本科研費の助成で購入した可視紫外分光解析システムを用いて調べた. Soret帯の吸収極大は, DNAとの相互作用により5〜10nm長波長側にシフトし, インターカレートしている可能性が高い. titrationにより, フリーbaseの結合定数を求めたが(3.1×10^<-6>M^<-1>), 側鎖のある化合物はメチル基の場合と比べてやや弱く結合していることが分った.トポイソメラーゼIIを用いた予備実験では, AMSAなどと同じく, 当酵素により誘発されるDAN2本鎖切断を阻害することが分かった. 詳しくは今後条件をおさえた実験を行って検討する予定である.DNaseIを用いたfoot printing法では, 5′-AAT-3′, 5′-ATT-3′, 5′-GC-3′などに切断阻害が観測された. 一方, 制限酵素を用いた実験では, 珍しく強いGC選択性のある面白い結果が得られた. この点も, 今後更に研究していく予定である. 軸配位をもつマンガン錯体とDNAとの相互作用, 側鎖の数, 位置によるDNAとの相互作用の相違も今後発展させていく課題である.
英文摘要
ポルフィリンはピロール環を4つ含む平面化合物であり, 水溶性のmeso-テトラー(4-N-メチルピリジニウム)ポルフィリンは, DNA対間にインターカレートすることが知られている. DNAらせん外のgrooveに結合するネトロプシン型化合物や, 塩基対間にインターカレートするフラビン系化合物などをあわせ持った金属錯体合成の第一歩として, 今回はN-2′-ヒドロキシエチル基を側鎖に持つ化合物, テトラー(4-2′-ヒドロキシエチルピリジニウム)ポルフィリンを新しく合成した. また, そのニッケル, 銅錯体も合成した. これらの金属は軸配位子を通常とらない.Calf thymus DNAとこれらの化合物の相互作用を, ポルフィリンのSoret帯に着目し, 本科研費の助成で購入した可視紫外分光解析システムを用いて調べた. Soret帯の吸収極大は, DNAとの相互作用により5〜10nm長波長側にシフトし, インターカレートしている可能性が高い. titrationにより, フリーbaseの結合定数を求めたが(3.1×10^<-6>M^<-1>), 側鎖のある化合物はメチル基の場合と比べてやや弱く結合していることが分った.トポイソメラーゼIIを用いた予備実験では, AMSAなどと同じく, 当酵素により誘発されるDAN2本鎖切断を阻害することが分かった. 詳しくは今後条件をおさえた実験を行って検討する予定である.DNaseIを用いたfoot printing法では, 5′-AAT-3′, 5′-ATT-3′, 5′-GC-3′などに切断阻害が観測された. 一方, 制限酵素を用いた実験では, 珍しく強いGC選択性のある面白い結果が得られた. この点も, 今後更に研究していく予定である. 軸配位をもつマンガン錯体とDNAとの相互作用, 側鎖の数, 位置によるDNAとの相互作用の相違も今後発展させていく課題である.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
R.B. Bulman: Inorganic Chemistry. 26. 2483-2486 (1987)
R.B.布尔曼:无机化学。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
S. Neidle: Acta Crystallographica. C43. 674-676 (1987)
S. Neidle:晶体学报。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
D. Chattopadhyay: Acta Crystallographica. C43. 974-977 (1987)
D. Chattopadhyay:晶体学报。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
大学等の教育・研究者の働き方改革を促進する健康管理に関する調査研究
-
批准号:20K18932
-
项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
-
资助金额:$2.33万
-
财政年份:2020
-
负责人:黒田 玲子
-
依托单位:
腫瘍をターゲットとした新規ランタノイド化合物の開発
-
批准号:07274222
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.02万
-
财政年份:1995
-
负责人:黒田 玲子
-
依托单位:
有機金属化合物によるDNA塩基配列の認識
-
批准号:07216219
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1995
-
负责人:黒田 玲子
-
依托单位:
有機金属化合物によるDNA塩基配列の認識-機構の解明と新化合物の開発
-
批准号:06227217
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:1994
-
负责人:黒田 玲子
-
依托单位:
新しい多機能金属錯体によるDNA鎖切断機構の解明
-
批准号:04225205
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$0.96万
-
财政年份:1992
-
负责人:黒田 玲子
-
依托单位:
新しい多機能金属錯体によるDNA鎖切断機構の解明
-
批准号:03241205
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:1991
-
负责人:黒田 玲子
-
依托单位:
海外基金