顎位の差異が咬合応力分布に及ぼす影響

颌位差异对咬合应力分布的影响

基本信息

批准号：
62571054
负责人：
相馬邦道
金额：
--
依托单位：
Tokyo Medical and Dental University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1987
资助国家：
日本
起止时间：
1987 至无数据
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-62571054/
关键词：
顎位の差異下顎骨咬合応力分布三次元有限要素法三次元表示

项目摘要

咬合力が, 調和のとれた顎位において歯槽骨や顎骨にどのような咬合応力分布を呈するか, また, 調和のとれていない不正な顎位においてどのように応力分布を呈するかを検討することを目的とし, 本研究を行った. すなわち水平的な顎位の差異, いいかえると上下顎の前後的および左右的位置の差異により, 咬みしめ時に下顎骨に生ずる応力分布の差異を, 三次元有限要素法を用いて解析した.解析方法としては, まず, 乾燥頭蓋骨の顎位データを入力し, 荷重条件の一部とした. つぎに, 下顎骨モデルの形状データ, 材料特性(ヤング率, ポアソン比)および力学的条件(荷重条件, 拘束条件)を大型計算機に入力した. なお, 顎位の設定としては, 下顎に対して標準位, 前後的偏位, 左右的偏位を与え, 条件設定を行った. すなわち, 顎位の前後的な差異に対する条件づけとしては, 下顎の後退位, 標準位, 前突位の3種の位置を設定し, それぞれの顎位において想定し得る咀嚼筋の走行方向を, 荷重条件として設定した. また顎位の左右的な差異についても同様に, 側方位を設定し, 咀嚼筋の走行方向を設定した. 以上の条件下で, 力学的手法すなわち三次元有限要素法により, それぞれの顎位における下顎骨モデルに生ずる応力の分布を算出した. さらに算出結果は, 三次元表示装置を用い, 画像として表示した.解析結果として, それぞれの顎位における下顎骨に生ずる圧縮や引張りの咬合応力分布の様相が画像として明示された. さらに, 顎位の差異による応力分布の様相の差異より, 種々な知見が得られ, 顎位の咬合状態への影響を明瞭に把握することができた.なお, 以上の結果は, 昭和62年7月18日, 第9回形の科学会シンポジウム(筑波), および昭和62年10月28日, 第46回日本矯正歯科学会大会(徳島市)において発表した.

进行这项研究的目的是检查牙槽骨和颚骨的咬合应力分布在和谐的下巴位置，以及应力分布如何在不平衡的下颌位置发生。换句话说，由于上颌骨上下位置的前和外围的差异，使用三维有限元方法分析了咬合过程中下颌骨的应力分布的差异。首先将分析方法输入到干颅骨的JAWBONE位置数据中，并且是负载条件的一部分。接下来，将下颌模型的形状数据，材料属性（Young的模量，泊松比）和机械条件（负载条件，约束条件）输入到大型计算机中。 Jawbone位置的设置是标准位置，前后偏差，并设置了左右偏差并设置了条件。换句话说，要解决下颌位置的前后差异，三种类型的位置：下颌骨的绑架，标准和前突出，以及负载条件设置为允许咀嚼肌肉的预期方向在每个下颌位置传播。此外，对于颌骨位置的左和右差，设定了侧向定位，以设定咀嚼肌的方向。在上述条件下，使用机械技术（即三维有限元方法）计算下颌模型中下颌模型中发生的应力分布。此外，使用三维显示器显示了计算结果作为图像。分析的结果是，在每个下颌位置下下颌骨中压缩和张力的咬合应力分布的出现被清楚地显示为图像。此外，由于下颌位置的差异，从应力分布的差异中获得了各种发现。颌骨位置对咬合状况的影响清楚地了解了。上述结果在1987年7月18日的第9届科学学会（Tsukuba）和第46届日本正畸学会会议（Tokushima City）举行。