蛋白質脱リン酸化酵素による表皮細胞の増殖,分化の調節
蛋白質脱リン酸化酵素による表皮細胞の増殖,分化の調節
批准号:
05770610
负责人:
野村 政夫
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
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英文摘要
表皮ケラチノサイトは低カルシウム培地(0.1mM)で培養すると分化を示さず、カルシウム濃度を上げると(1.8mM)分化が誘導される。この変化は細胞内カルシウム濃度の上昇による細胞内蛋白質のリン酸化の状態変化によるものと考えられる。今回の研究では、カリクリンAなどの脱リン酸化酵素阻害剤がケラチノサイトの分化に与える影響を検討した。分化の示標としては細胞質蛋白質であり、分化が進むと発現されるインボルクリンを、その抗体を用いたフローサイトメトリーにて検討した。カリクリンAはケラチノサイトの増殖を著しく抑制した。この濃度にて培養を行い、細胞を固定後インボルクリンの抗体で染色、フローサイトメトリーにてインボルクリン陽性細胞の割合を調べたところ、経時的に増加していた。蛍光抗体法による培養ケラチノサイトの染色像では、カリクリンAで細胞質におけるインボルクリン量が著しく増加していることを確認した。この傾向は同じく脱リン酸化酵素阻害剤であるオカダ酸でも同様の結果を得た。しかしながら、この条件下でもデスモゾームは形成されなかったため、細胞内カルシウム濃度の上昇によるものでは無いと考えられた。これらの結果から細胞内蛋白質の脱リン酸化の制御系がケラチノサイトの分化に深く関与していることが示唆された。
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