癌組織核DNA量測定による抗癌剤効果判定の試み
癌組織核DNA量測定による抗癌剤効果判定の試み
批准号:
05770945
负责人:
忠岡 信彦
金额:
$0.45万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
手術を前提とした消化器癌(Borrmann 4型進行胃癌)患者20名を対象とした。UFT・CDDP療法に準じて手術6週間前より抗癌剤投与を開始した。(UFT400mg/m^2×42,CDDP80mg/m^2×2)。抗癌剤投与開始前、投与中(内視鏡下)、投与後(手術標本)に検体組織を採取した。これよりFlow cytometryを用いて細胞核DNA量を測定した。さらに組織内5-FU濃度、TS阻害を測定した。HE染色標本を作製し、病理組織学的効果判定を実施した。核DNA量は全例で測定が可能であり、1症例あたり3〜4回、計72検体の測定を実施した。組織内5-FU濃度、TS阻害率を測定ではそれぞれ11症例が評価可能であった。得られたhistogramよりDNApattern,cell cycleの変化をみ、組織内抗癌剤濃度、組織学的効果、臨床効果との関連について検討し、以下の結果を得た。1.化学療法後のDNA ploidy pattern変化はdiploid例で%S期細胞比の増大、aneuploid例でaneuploidpeakの平坦化としてとらえられ、化学療法効果が大きいほどその変化も大きかった。2.DNA pattern変化と組織学的効果とは相関が認められ臨床効果を反映した。3.組織5-FU濃度、TS量、TS阻害率と組織学的効果に関連は認められなかった。4.抗腫瘍効果指標としてのDNA ploidy pattern分析の有用性が示唆された。上記内容の一部を第52回日本癌学会総会(演題番号2367)で発表した。また論文として癌と化学療法誌に投稿中である。
英文摘要
手術を前提とした消化器癌(Borrmann 4型進行胃癌)患者20名を対象とした。UFT・CDDP療法に準じて手術6週間前より抗癌剤投与を開始した。(UFT400mg/m^2×42,CDDP80mg/m^2×2)。抗癌剤投与開始前、投与中(内視鏡下)、投与後(手術標本)に検体組織を採取した。これよりFlow cytometryを用いて細胞核DNA量を測定した。さらに組織内5-FU濃度、TS阻害を測定した。HE染色標本を作製し、病理組織学的効果判定を実施した。核DNA量は全例で測定が可能であり、1症例あたり3〜4回、計72検体の測定を実施した。組織内5-FU濃度、TS阻害率を測定ではそれぞれ11症例が評価可能であった。得られたhistogramよりDNApattern,cell cycleの変化をみ、組織内抗癌剤濃度、組織学的効果、臨床効果との関連について検討し、以下の結果を得た。1.化学療法後のDNA ploidy pattern変化はdiploid例で%S期細胞比の増大、aneuploid例でaneuploidpeakの平坦化としてとらえられ、化学療法効果が大きいほどその変化も大きかった。2.DNA pattern変化と組織学的効果とは相関が認められ臨床効果を反映した。3.組織5-FU濃度、TS量、TS阻害率と組織学的効果に関連は認められなかった。4.抗腫瘍効果指標としてのDNA ploidy pattern分析の有用性が示唆された。上記内容の一部を第52回日本癌学会総会(演題番号2367)で発表した。また論文として癌と化学療法誌に投稿中である。
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