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食品蛋白質の精製に最適なモノクローナル抗体の精製法の開発

开发最适合食品蛋白纯化的单克隆抗体纯化方法

基本信息

批准号：
06760118
负责人：
榎本淳
金额：
$ 0.7万
依托单位：
Gunma University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

【目的】抗原抗体反応の厳格な反応特異性を応用した免疫アフィニティークロマトグラフィーは、食品のような種々の成分が混在している系より必ずしも高濃度ではない生理活性物質をone stepで精製するための最適な方法であるといえるが、この方法に適した抗体は目的物質の変性や失活を防ぐため、マイルドな外部環境変化により目的物質の解難が可能なものであると考えられる。本研究ではそのような抗体を得るための最適な免疫方法に関して、特に実験動物の選択と抗原の免疫回数の面から検討した。【方法】モデル抗原として主要な牛乳蛋白質であるβ-ラクトグロブリン、αs1-カゼイン、さらには鶏卵蛋白質であるオボムコイドを選択し、これらをマウス(BALB/c、C3H/He、C57BL/6)、ウサギ、ヤギ、ニワトリに二週間おきに数回免疫した。各免疫一週間後に得られた抗血清の特異抗原に対する抗原抗体反応のpHおよびイオン強度依存性を酵素免疫測定法(ELISA)により測定・比較した。【結果】各抗血清のpHおよびイオン強度依存性は動物種間やマウスの系統間では大差が認められなかったものの、初回免疫後得られたマウス抗血清はpHやイオン強度変化に対して敏感であり、免疫応答の初期に産生される抗体こそ免疫アフィニティークロマトグラフィーに適した抗体であることが示された。さらにこれらの一次応答抗体のレパートリーの中から、極めてイオン強度依存性の高いモノクローナル抗体を作製することに成功した。従来、特異抗体を作製する際、大量に抗体を得ることを目的として、免疫を繰り返し、抗体価を如何に上げるかが主眼とされてきたが、本研究の結果は抗体の使用目的に合わせて免疫方法を検討することが重要であることを示すものである。

[Objective] Antigen and antibody anti-specific anti-specific The external environment changes and the target substance changes. This study was conducted to investigate the optimal immunization methods for the detection of antibodies, especially for the selection of antigens and the number of immune responses in animals. [Methods] The main milk proteins were β-glucagon, αs1-glucagon, and egg proteins. The main proteins were BALB/c, C3H/He, C57BL/6, and the main proteins were β-glucagon, α s1-glucagon, and egg proteins. The pH and intensity dependence of anti-antigen antibody responses obtained at the end of each immunization period were compared with those obtained by enzyme immunoassay (ELISA). [Results] The pH value and intensity dependence of each antiserum varied greatly between species and between systems, and the antiserum was obtained after initial immunization. The antiserum was sensitive to pH value and intensity variation, and the antibody was produced in the early stage of immune response. This is the first time that the antibody has been successfully controlled. The results of this study discuss the purpose of antibody use and the importance of immune methods.