実験腎炎における不可逆性病変にマクロファージが果たす役割の解析
実験腎炎における不可逆性病変にマクロファージが果たす役割の解析
批准号:
07770890
负责人:
小林 英雄
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
当該研究の目的及び計画抗 Thyl(mAb 1-22-3惹起)腎炎における、慢性進行性病変へのマクロファージの関与の検討。I.mAb 1-22-3惹起腎炎のうちA.可逆性病変群(1-22-3 1回投与群)B.慢性進行性病変群(1-22-3 2回投与群)について浸潤細胞(特にマクロファージ系)の各種マーカー、酵素、cytokine等の比較検索を行いマクロファージの腎炎慢性化への関与の有無、更には慢性化を規定する因子について検討する。II.mAb 1-22-3惹起腎炎に対し抗マクロファージ抗体(mAb TRPM-3)投与を行い、抗マクロファージ抗体投与群、非投与群において各々の糸球体浸潤マクロファージ数、尿蛋白、病理形態学的変化を比較検討することにより、浸潤マクロファージの役割を確認する。I.のうち可逆性変化群については、多種にわたるマクロファージ系細胞のマーカーの検索を単離糸球体法を用いることにより、これまでの報告よりも更に詳細な定性・定量を行った。その結果、この腎炎のマクロファージは浸潤に際しMar-3認識抗原を失い、また糸球体内の環境の影響をうけ次第にTRPM-3認識抗原を表出して来る事が判明した。この成果は論文にまとめ現在投稿中である。また、不可逆性変化群についても同様の実験を行うことで、これまでにない精度で浸潤細胞の定量を行うことが可能であると判断、現在その仕事を継続中である。II.については、TRPM-3投与によって糸球体へのマクロファージの浸潤を完全には抑制できず、従ってマクロファージの役割を論ずるところまで到達していない。しかし、TRPM-3投与によりある種のマクロファージ亜集団は完全に浸潤が抑制されることを見出したので、今後、この系を一層発展させるべく現在検討を行っている。
英文摘要
当該研究の目的及び計画抗 Thyl(mAb 1-22-3惹起)腎炎における、慢性進行性病変へのマクロファージの関与の検討。I.mAb 1-22-3惹起腎炎のうちA.可逆性病変群(1-22-3 1回投与群)B.慢性進行性病変群(1-22-3 2回投与群)について浸潤細胞(特にマクロファージ系)の各種マーカー、酵素、cytokine等の比較検索を行いマクロファージの腎炎慢性化への関与の有無、更には慢性化を規定する因子について検討する。II.mAb 1-22-3惹起腎炎に対し抗マクロファージ抗体(mAb TRPM-3)投与を行い、抗マクロファージ抗体投与群、非投与群において各々の糸球体浸潤マクロファージ数、尿蛋白、病理形態学的変化を比較検討することにより、浸潤マクロファージの役割を確認する。I.のうち可逆性変化群については、多種にわたるマクロファージ系細胞のマーカーの検索を単離糸球体法を用いることにより、これまでの報告よりも更に詳細な定性・定量を行った。その結果、この腎炎のマクロファージは浸潤に際しMar-3認識抗原を失い、また糸球体内の環境の影響をうけ次第にTRPM-3認識抗原を表出して来る事が判明した。この成果は論文にまとめ現在投稿中である。また、不可逆性変化群についても同様の実験を行うことで、これまでにない精度で浸潤細胞の定量を行うことが可能であると判断、現在その仕事を継続中である。II.については、TRPM-3投与によって糸球体へのマクロファージの浸潤を完全には抑制できず、従ってマクロファージの役割を論ずるところまで到達していない。しかし、TRPM-3投与によりある種のマクロファージ亜集団は完全に浸潤が抑制されることを見出したので、今後、この系を一層発展させるべく現在検討を行っている。
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