核内レセプターRORαの小脳特異的な標的遺伝子とその転写制御
核内レセプターRORαの小脳特異的な標的遺伝子とその転写制御
批准号:
10173224
负责人:
松井 隆司
金额:
$1.47万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
オーファン核内レセプターRORαは転写制御因子として生後の小脳プルキンエ細胞の樹状突起形成に密接に関与している。一方、神経細胞の分化・発達、あるいはその細胞死にスフィンゴミエリンやガングリオシドなどの糖脂質が重要な働きをしている。サポシンはこれら糖脂質の代謝活性化因子で、その前駆体タンパクであるプロサポシンはニューロトロフィンとしても作用する。プロサポシン遺伝子(pSAP)のプロモーターにRORα応答配列(RORE)が存在し、また小脳でのその発現がプルキンエ細胞特異的であることがin situhybridization実験で明らかになったので、RORαによるPSAP遺伝子の転写制御機構をトランスフェクション実験で解析した。その結果、プロモーター上流に存在するROREにRORαが結合し、連結したtk遺伝子プロモーターの転写を活性化することができるにもかかわらず、RORαによるpSAP遺伝子プロモーターの活性化が見られなかった。さらに、人工的に連結したグルココルチコイドホルモン応答配列(GRE)もpSAP遺伝子プロモーターに対しては不活性であった。しかし、興味あることに、pSAP遺伝子プロモーターに対するROREやGREの活性化能力の欠如は細胞特異的で、P19細胞では活性化できないがHeLa細胞では活性化できることが明らかになった。これらの結果はPSAP遺伝子プロモーターに核内レセプター依存的な転写活性化に影響を及ぼす領域があることを示唆している。現在、この領域を同定し、その作用機序を解析しつつある。今後、プルキンエ細胞でのpSAP遺伝子転写にRORαが直接関与しているかを解析する予定である。
英文摘要
オーファン核内レセプターRORαは転写制御因子として生後の小脳プルキンエ細胞の樹状突起形成に密接に関与している。一方、神経細胞の分化・発達、あるいはその細胞死にスフィンゴミエリンやガングリオシドなどの糖脂質が重要な働きをしている。サポシンはこれら糖脂質の代謝活性化因子で、その前駆体タンパクであるプロサポシンはニューロトロフィンとしても作用する。プロサポシン遺伝子(pSAP)のプロモーターにRORα応答配列(RORE)が存在し、また小脳でのその発現がプルキンエ細胞特異的であることがin situhybridization実験で明らかになったので、RORαによるPSAP遺伝子の転写制御機構をトランスフェクション実験で解析した。その結果、プロモーター上流に存在するROREにRORαが結合し、連結したtk遺伝子プロモーターの転写を活性化することができるにもかかわらず、RORαによるpSAP遺伝子プロモーターの活性化が見られなかった。さらに、人工的に連結したグルココルチコイドホルモン応答配列(GRE)もpSAP遺伝子プロモーターに対しては不活性であった。しかし、興味あることに、pSAP遺伝子プロモーターに対するROREやGREの活性化能力の欠如は細胞特異的で、P19細胞では活性化できないがHeLa細胞では活性化できることが明らかになった。これらの結果はPSAP遺伝子プロモーターに核内レセプター依存的な転写活性化に影響を及ぼす領域があることを示唆している。現在、この領域を同定し、その作用機序を解析しつつある。今後、プルキンエ細胞でのpSAP遺伝子転写にRORαが直接関与しているかを解析する予定である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
S.Sashihara: "Oncogenes and Signal Transduction Pathways Involved in Regulation of Na^+ Channel Expression." Critical Revlews in Oncogenesis. 9. 19-34 (1998)
S.Sashihara:“参与 Na^ 通道表达调节的癌基因和信号转导途径。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
松井隆司: "小脳Pukinje細胞の生後分化とオーファン核内レセプターRORα" 医学のあゆみ. 186. 699-704 (1998)
Takashi Matsui:“小脑 Pukinje 细胞和孤儿核受体 RORα 的产后分化”医学史 186. 699-704 (1998)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
転写制御における核内レセプターRORとGRとのクロストークおよびその生理学的意義
-
批准号:12028235
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$1.15万
-
财政年份:2000
-
负责人:松井 隆司
-
依托单位:
神経系特異的な遺伝子の転写を抑制する核内レセプターネットワーク
-
批准号:09277221
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1997
-
负责人:松井 隆司
-
依托单位:
神経系特異的核内レセプターmRORαの生後脳発達における機能の解析
-
批准号:08680851
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.34万
-
财政年份:1996
-
负责人:松井 隆司
-
依托单位:
核内レセプターmRORα4遺伝子の神経系特異的な転写制御機構
-
批准号:08250220
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1996
-
负责人:松井 隆司
-
依托单位:
真核細胞における転写調節機構に関する研究
-
批准号:56790179
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.61万
-
财政年份:1981
-
负责人:松井 隆司
-
依托单位:
海外基金