日本における旧石器時代の貝塚の検討とその自然環境
日本における旧石器時代の貝塚の検討とその自然環境
批准号:
11112228
负责人:
黒住 耐二
金额:
$0.51万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 --
中文摘要
琉球列島に焦点を当て、人間による環境改変を遺跡から出土する貝類を通して検証することを考えた。その材料として、陸産のオキナワヤマタニシとマングローブ林の大型ウミニナ類を取り上げた。オキナワヤマタニシでは,現在の人間の影響の少ない山原の森林に生息する群は、大型で、殻口は薄い。一方人間による改変を強く受けた石灰岩地の林や海岸部の林に生息する群は、小型で、殻口は厚い。同種でありながら、本種はこのような変異を示す。遺跡から出土した本種のサイズは、縄文時代相当期から中世相当期まで、遺跡立地に現生している群のサイズより、明らかに大型であった。つまり,本種のサイズから本格的な農耕の始まる13-14世紀頃まで沖縄諸島における遺跡周辺は、現在の原生的な自然林と類似した森林が成立しており、その後、人間により森林が改変されたことが示された。同時に、オキナワヤマタニシの出土等に基づいて沖縄諸島における縄文時代晩期相当期に焼畑農業が存在したのではないか、という指摘に関しては否定的であった。琉球列島から確認される大形ウミニナ類の時代ごとの遺跡からの出土傾向をまとめた.その結果、マドモチウミニナの分布域では変化がなかったが、センニンガイでは13世紀頃に沖縄諸島から、17世紀頃に八重山諸島から、同時にキバウミニナは沖縄諸島において17世紀以降に絶滅したことが明らかとなった。この2種の絶滅は、マングローブ林の人間による改変に起因すると考えられた。2種の絶滅の時間的差は、センニンガイかマングローブ林の最奥部(陸との境界域)に生息するので、マングローブ林の陸側からの開発が最初に生じ、その後にマングローブの林縁に生息するキバウミニナに改変の影響が及んだものと考えられる。いずれも、農業の開始による耕地拡大や土壌流出が至近要因と言えよう。
英文摘要
琉球列島に焦点を当て、人間による環境改変を遺跡から出土する貝類を通して検証することを考えた。その材料として、陸産のオキナワヤマタニシとマングローブ林の大型ウミニナ類を取り上げた。オキナワヤマタニシでは,現在の人間の影響の少ない山原の森林に生息する群は、大型で、殻口は薄い。一方人間による改変を強く受けた石灰岩地の林や海岸部の林に生息する群は、小型で、殻口は厚い。同種でありながら、本種はこのような変異を示す。遺跡から出土した本種のサイズは、縄文時代相当期から中世相当期まで、遺跡立地に現生している群のサイズより、明らかに大型であった。つまり,本種のサイズから本格的な農耕の始まる13-14世紀頃まで沖縄諸島における遺跡周辺は、現在の原生的な自然林と類似した森林が成立しており、その後、人間により森林が改変されたことが示された。同時に、オキナワヤマタニシの出土等に基づいて沖縄諸島における縄文時代晩期相当期に焼畑農業が存在したのではないか、という指摘に関しては否定的であった。琉球列島から確認される大形ウミニナ類の時代ごとの遺跡からの出土傾向をまとめた.その結果、マドモチウミニナの分布域では変化がなかったが、センニンガイでは13世紀頃に沖縄諸島から、17世紀頃に八重山諸島から、同時にキバウミニナは沖縄諸島において17世紀以降に絶滅したことが明らかとなった。この2種の絶滅は、マングローブ林の人間による改変に起因すると考えられた。2種の絶滅の時間的差は、センニンガイかマングローブ林の最奥部(陸との境界域)に生息するので、マングローブ林の陸側からの開発が最初に生じ、その後にマングローブの林縁に生息するキバウミニナに改変の影響が及んだものと考えられる。いずれも、農業の開始による耕地拡大や土壌流出が至近要因と言えよう。
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土屋光太郎・土田英治・黒住耐二: "小笠原諸島婿島周辺および琉球列島重宝曽根から採集されたオニムシロ類"ちりぼたん. 30(3). 59-64 (1999)
Kotaro Tsuchiya、Eiji Tsuchida 和 Taiji Kurosumi:“在小笠原群岛和琉球群岛十穗根附近采集的斑点鱼”,Chiribotan 30(3) (1999)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
黒住耐二: "1999年のナガラ東貝塚調査の食用貝類遺存体(予報)"熊本大学考古学研究室活動報告. (35). 45-52 (2000)
Taiji Kurozumi:“1999 年长良东贝冢调查中的食用贝类遗迹(预测)”熊本大学考古实验室活动报告(35-52)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
黒住耐二: "日本における貝類の保全生物学-貝塚の時代から将来へ-"別冊.月刊海洋. (20). 42-56 (2000)
Taiji Kurosumi:“日本贝类保护生物学 - 从贝冢时代到未来 -”月刊《海洋》(2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
江戸時代における貝類利用の俯瞰的研究-食用から美術工芸までを視野に入れて-
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批准号:21K01007
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:黒住 耐二
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依托单位:
遺跡出土の貝類よりみた日本人の自然環境利用
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批准号:10115222
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.45万
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财政年份:1998
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负责人:黒住 耐二
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依托单位:
遺跡から出土する微小貝類よりみた日本人の自然環境利用
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批准号:09208218
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1997
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负责人:黒住 耐二
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依托单位:
南・北大東島の陸産貝類相-特に海洋島における陸産貝類相の成立について-
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批准号:61917052
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.13万
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财政年份:1986
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负责人:黒住 耐二
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依托单位:
海外基金