パーキンソン病患者脳内神経細胞の破壊とボルナ病ウイルス感染
パーキンソン病患者脳内神経細胞の破壊とボルナ病ウイルス感染
批准号:
11157215
负责人:
生田 和良
金额:
$0.77万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 1999
中文摘要
ボルナ病ウイルス(BDV)は神径細胞親和性のマイナス鎖、一本鎖のRNAウイルスで、これまでに少なくとも6遺伝子が同定されている。感染細胞には、p40(ヌクレオプロテイン)とp24(リン酸化蛋白)が主要ウイルス蛋白として検出されるが、ウイルス粒子にはp40蛋白が主要で、p24蛋白はほとんど倹出されない。BDVは、ウマに脳炎症状を引き起こすウイルスとして分離された。ヒトにおいては、精神疾患患者とBDV感染との関連性が指摘されている。私たちはこれまでに、パーキンソン病(PD)患者の剖検脳(黒質領域)において、BDV感染が高率(9例中6例)に認められることを初めて見いだした。また、陽性であった6例中の4例において、新生仔スナネズミ脳内へのBDV伝播が可能であった。本研究では、PD病態におけるBDVの関与の可能性を検討した。BDVを脳内接種した新生仔スナネズミにおいて、接種BDVの感染価依存的にBDV脳内伝播が激しく、歩行異常等の症状後、死亡するまでの時間も速く経過した。接種したBDVの感染価にかかわらず、脳幹部でBDVが検出できる時期にほぼ一致して神経症状が観察された。このBDV接種スナネズミでは、抗p40抗体はほとんど検出されずに抗p24抗体が検出された。さらに、p24遺伝子をGFAP、ヒトセロトニン受容体遺伝子プロモーターの下流に導入することにより、脳内でp24蛋白を発現するトランスジェニックマウスを作出したところ、一部の系統で神経症状(首振りや歩様異常など)が認められ、BDV発現が海馬や小脳において認められた。以上、脳内の特定部位へのBDV持続感染が成立し、p24が発現することが神経症状出現へと導く可能性が示唆された。
英文摘要
ボルナ病ウイルス(BDV)は神径細胞親和性のマイナス鎖、一本鎖のRNAウイルスで、これまでに少なくとも6遺伝子が同定されている。感染細胞には、p40(ヌクレオプロテイン)とp24(リン酸化蛋白)が主要ウイルス蛋白として検出されるが、ウイルス粒子にはp40蛋白が主要で、p24蛋白はほとんど倹出されない。BDVは、ウマに脳炎症状を引き起こすウイルスとして分離された。ヒトにおいては、精神疾患患者とBDV感染との関連性が指摘されている。私たちはこれまでに、パーキンソン病(PD)患者の剖検脳(黒質領域)において、BDV感染が高率(9例中6例)に認められることを初めて見いだした。また、陽性であった6例中の4例において、新生仔スナネズミ脳内へのBDV伝播が可能であった。本研究では、PD病態におけるBDVの関与の可能性を検討した。BDVを脳内接種した新生仔スナネズミにおいて、接種BDVの感染価依存的にBDV脳内伝播が激しく、歩行異常等の症状後、死亡するまでの時間も速く経過した。接種したBDVの感染価にかかわらず、脳幹部でBDVが検出できる時期にほぼ一致して神経症状が観察された。このBDV接種スナネズミでは、抗p40抗体はほとんど検出されずに抗p24抗体が検出された。さらに、p24遺伝子をGFAP、ヒトセロトニン受容体遺伝子プロモーターの下流に導入することにより、脳内でp24蛋白を発現するトランスジェニックマウスを作出したところ、一部の系統で神経症状(首振りや歩様異常など)が認められ、BDV発現が海馬や小脳において認められた。以上、脳内の特定部位へのBDV持続感染が成立し、p24が発現することが神経症状出現へと導く可能性が示唆された。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
エジプト家禽由来鳥インフルエンザウイルス(H5N1)に関するウイルス学的研究
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批准号:07F07203
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2007
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负责人:生田 和良
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依托单位:
重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルスの持続感染機構の解明とその影響
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批准号:17659135
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2005
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负责人:生田 和良
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依托单位:
ウイルス感染によるシナプス形成阻害の分子機序に関する研究
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批准号:15659110
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2003
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负责人:生田 和良
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依托单位:
CD4陽性T細胞サブセットとHIV-1感受性
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批准号:15019054
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.56万
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财政年份:2003
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负责人:生田 和良
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依托单位:
HIV-1感染時の細胞活性化状態とその後のウイルス存在様式
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批准号:12035214
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2000
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负责人:生田 和良
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依托单位:
パーキンソン病患者脳内神経細胞の破壊とボルナ病ウイルス感染
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批准号:12031211
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:2000
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负责人:生田 和良
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依托单位:
パーキンソン病患者脳内神経細胞の破壊とボルナ病ウイルス病感染
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批准号:10176202
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1998
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负责人:生田 和良
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依托单位:
ヒト免疫不全ウィルスの持続感染機構及びAIDS発症機構に関する基礎的研究
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批准号:03219101
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.43万
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财政年份:1991
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负责人:生田 和良
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依托单位:
ヒト免疫不全ウイルスの不完全粒子産生クロ-ン細胞の分離と免疫学的応用
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批准号:02235101
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.24万
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财政年份:1990
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负责人:生田 和良
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依托单位:
ヒト免疫不全ウイルスの不完全粒子産生クローン細胞の分離と免疫学的応用
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批准号:01653004
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.18万
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财政年份:1989
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负责人:生田 和良
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依托单位:
マレック病ウイルスおよびシチメンチョウヘルペスウイルス誘導抗原の生化学的研究
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批准号:58770355
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1983
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负责人:生田 和良
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依托单位:
マレック病ウイルスおよびシチメンチョウヘルペスウイルス誘導抗原の生化学的研究
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批准号:57770343
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1982
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负责人:生田 和良
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依托单位:
マレック病ウイルスおよびシチメンチョウヘルペスウイルス誘導抗原の生化学的研究
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批准号:56770266
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.54万
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财政年份:1981
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负责人:生田 和良
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依托单位:
エクトロメリアウイルス誘導細胞表面抗原の生化学的同定とその精製
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批准号:X00210----577231
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1980
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负责人:生田 和良
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依托单位:
海外基金