π共役系配位子錯体の積層構造制御により構築される磁性導電体の研究
π共役系配位子錯体の積層構造制御により構築される磁性導電体の研究
批准号:
11224201
负责人:
稲辺 保
金额:
$16.06万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2001
中文摘要
13年度の成果は以下の通りである。・フタロシアニン(Pc)系:軸配位子を導入した一次元導電体であるTPP[Fe^<III>(Pc)(CN)_2]_2の巨大な負の磁気抵抗が見いだされ、その大きな異方性と、磁化率の異方性との相関から、特異なπ-d相互作用が働いていることが示唆されていたが、その起源はまだ明確になっていなかった。部分酸化塩のESR信号は検知することができなかったが、単純塩及びそのCo(III)との固溶体を用いることで、Fe(III)の信号の検知に成功し、そのg因子が非常に大きな異方性を持つことが初めて明らかになった。従って、磁気モーメントの大きな方向に外部磁場が印加されたとき、磁気モーメントの整列が顕著になり、伝導電子のスピン散乱が押さえられ、負の磁気抵抗が現れると解釈できる。この研究と平行して、π電子系の拡張についても検討し、ナフタロシアニン(Nc)系を取り上げた。異性体の分離が必要な1,2-Ncについては、単離法を開発し、軸配位子をもつCo(III)錯体の部分酸化塩の開発に成功した。また、2,3-Ncについては導電性の中性ラジカル結晶を得、その電気伝導度の圧力依存性を調べた。両系ともクーロン反発効果が物性に大きく影響することが明らかとなった。・Ni(dmit)_2及びET系:スピンラダー構造となる新たなNi(dmit)_2塩を見いだした。また、この系へのドーピングの可能性を調べるために水素結合型カチオンとの塩を合成し、カチオンがある構造で配列したときプロトン欠陥が生じ、電気伝導度が著しく向上することが明らかとなった。また、ET系に局在磁気モーメントを導入した新規導電性結晶を作成し、その電気物性が圧力により非常に敏感に変化することを明らかにした。
英文摘要
13年度の成果は以下の通りである。・フタロシアニン(Pc)系:軸配位子を導入した一次元導電体であるTPP[Fe^<III>(Pc)(CN)_2]_2の巨大な負の磁気抵抗が見いだされ、その大きな異方性と、磁化率の異方性との相関から、特異なπ-d相互作用が働いていることが示唆されていたが、その起源はまだ明確になっていなかった。部分酸化塩のESR信号は検知することができなかったが、単純塩及びそのCo(III)との固溶体を用いることで、Fe(III)の信号の検知に成功し、そのg因子が非常に大きな異方性を持つことが初めて明らかになった。従って、磁気モーメントの大きな方向に外部磁場が印加されたとき、磁気モーメントの整列が顕著になり、伝導電子のスピン散乱が押さえられ、負の磁気抵抗が現れると解釈できる。この研究と平行して、π電子系の拡張についても検討し、ナフタロシアニン(Nc)系を取り上げた。異性体の分離が必要な1,2-Ncについては、単離法を開発し、軸配位子をもつCo(III)錯体の部分酸化塩の開発に成功した。また、2,3-Ncについては導電性の中性ラジカル結晶を得、その電気伝導度の圧力依存性を調べた。両系ともクーロン反発効果が物性に大きく影響することが明らかとなった。・Ni(dmit)_2及びET系:スピンラダー構造となる新たなNi(dmit)_2塩を見いだした。また、この系へのドーピングの可能性を調べるために水素結合型カチオンとの塩を合成し、カチオンがある構造で配列したときプロトン欠陥が生じ、電気伝導度が著しく向上することが明らかとなった。また、ET系に局在磁気モーメントを導入した新規導電性結晶を作成し、その電気物性が圧力により非常に敏感に変化することを明らかにした。
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T.Takahashi, 他: "Structure and Electronic Properties of Bis[bis(methylthio) tetrathiafulvalenedithiolate)-Gold(III) Langmuir-Blodgett Films"Thin Solid Films. 393. 7-11 (2001)
T. Takahashi 等人:“双[双(甲硫基)四硫富瓦烯二硫醇盐)-金(III)Langmuir-Blodgett 薄膜的结构和电子特性”固体薄膜。 393. 7-11 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
K.Uesugi、 他: "Temperature Dependence of Band Gap Energies of GaAsN Alloys"Applied Physics Letters. 76. 1285-1287 (2000)
K. Uesugi 等人:“GaAsN 合金带隙能量的温度依赖性”应用物理快报 76. 1285-1287 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
芥川智行 他: "Crystal Structure of Tetrathiafulvalene Multiannulated Macrocycles in Open-Shell Electronic State"Molecular Crystals and Liquid Crystals. 349. 379-382 (2000)
Tomoyuki Akutakawa 等人:“开壳电子态四硫富瓦烯多环大环化合物的晶体结构”分子晶体和液晶 349. 379-382 (2000)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
松田真生、他: "Phthalocyanine Molecular Conductors with Paramagnetic Iron(III)"Synthetic Metals. 102. 1774-1775 (1999)
Mao Matsuda 等人:“具有顺磁性铁 (III) 的酞菁分子导体”合成金属。 102. 1774-1775 (1999)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
花咲徳亮, 他: "Giant Negative Magnetoresistance of One-Dimensional Conductor TPP[Fe(Pc)(CN)_2]_2"Synthetic Metals. 120. 797-798 (2001)
Noriaki Hanasaki 等人:“一维导体 TPP[Fe(Pc)(CN)_2]_2 的巨负磁阻”合成金属。 120. 797-798 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 49 条
多様な積層構造をもつフタロシアニンπ-d系導電体の構築
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批准号:15073101
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$34.18万
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财政年份:2003
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负责人:稲辺 保
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依托单位:
擬分子性ペロブスカイト構造をもつ導電性ヨウ化スズ層状物質の開拓
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批准号:14654128
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2002
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负责人:稲辺 保
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依托单位:
水素結合系電荷移動錯体の新しい電子状態の探索
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批准号:11133204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1999
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负责人:稲辺 保
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依托单位:
水素結合系電荷移動錯体の新しい電子状態の探索
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批准号:10146202
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1998
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负责人:稲辺 保
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依托单位:
カプセル状超分子形成化合物の開拓
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批准号:09874137
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1997
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负责人:稲辺 保
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依托单位:
新しい有機電子受容体を用いた電荷移動錯体の合成と物性
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批准号:61740261
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1986
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负责人:稲辺 保
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依托单位: