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室温強磁性現象を示すTCNQ塩の磁気秩序機構の解明と磁気特性の改質

室温強磁性現象を示すTCNQ塩の磁気秩序機構の解明と磁気特性の改質
阐明室温铁磁现象的 TCNQ 盐的磁有序机制和磁性能修饰
批准号:
11224209
负责人:
杉本 豊成
金额:
$25.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2001

项目摘要

项目成果

杉本 豊成的其他基金

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中文摘要
翻译
今年度は本研究課題の最終年であるので、当初の研究目標を達成するために精力的に研究を実施した。数年前に研究グループの一人である杉本は、地球磁場下(ほとんどOT)でCH_3CN/Et_2Oから再結晶により得られたCs_2TCNQ_3塩の結晶が、室温下で飽和磁化は小さいが強磁性を示すことを見出した。従来の純有機の強磁性体のキュリー温度は高くても20K程度であったので、この室温強磁性の発見は大変な注目を浴びた。しかし、この室温強磁性の発現が、Cs_2TCNQ_3塩の結晶中に含まれている強磁性金属によるものではないかとの疑念がもたれた。これを払拭するために、その後このCs_2TCNQ_3塩の結晶が示す室温強磁性の磁気構造および発現機構の解明に努力して来たが、大きな進展が見られなかった。ところが、この特定領域研究が発足し、研究分担者として参画していただいた黒田および川上両氏の協力のもとに、強磁場下結晶成長法による"磁場ドーピング"手法を用いて、Cs_2TCNQ_3塩の固体電子状態およびそれに基づく電子物性を変化させたことにより、この室温強磁性の発現は強磁性金属等の不純物によるものではなく、Cs_2TCNQ_3塩固有の電子物性であることを明らかにした。とくに、Cs_2TCNQ_3塩の結晶における"磁場ドーピング"効果は5Tの磁場以上で起こり、これにより強磁性のキュリー温度も320Kから400Kに上昇した。以上、解決せねばならなかった研究目標の一つは一応終了し得たことになるが、まだこの室温強磁性の発現機構に関しては未解決のままである。これに加えて、(1)Cs_2TCNQ_3塩の高圧光学測定、(2)新しいドナー分子を用いたπ-d分子系の作成、(3)金属伝導性を示す、中性金錯体ポリマー薄膜の作成、および(4)BETS結晶におけるドナー分子と対アニオン間のπ-d相互作用の理論的解析の研究課題についても研究を行い、興味ある成果を得ている。
英文摘要
今年度は本研究課題の最終年であるので、当初の研究目標を達成するために精力的に研究を実施した。数年前に研究グループの一人である杉本は、地球磁場下(ほとんどOT)でCH_3CN/Et_2Oから再結晶により得られたCs_2TCNQ_3塩の結晶が、室温下で飽和磁化は小さいが強磁性を示すことを見出した。従来の純有機の強磁性体のキュリー温度は高くても20K程度であったので、この室温強磁性の発見は大変な注目を浴びた。しかし、この室温強磁性の発現が、Cs_2TCNQ_3塩の結晶中に含まれている強磁性金属によるものではないかとの疑念がもたれた。これを払拭するために、その後このCs_2TCNQ_3塩の結晶が示す室温強磁性の磁気構造および発現機構の解明に努力して来たが、大きな進展が見られなかった。ところが、この特定領域研究が発足し、研究分担者として参画していただいた黒田および川上両氏の協力のもとに、強磁場下結晶成長法による"磁場ドーピング"手法を用いて、Cs_2TCNQ_3塩の固体電子状態およびそれに基づく電子物性を変化させたことにより、この室温強磁性の発現は強磁性金属等の不純物によるものではなく、Cs_2TCNQ_3塩固有の電子物性であることを明らかにした。とくに、Cs_2TCNQ_3塩の結晶における"磁場ドーピング"効果は5Tの磁場以上で起こり、これにより強磁性のキュリー温度も320Kから400Kに上昇した。以上、解決せねばならなかった研究目標の一つは一応終了し得たことになるが、まだこの室温強磁性の発現機構に関しては未解決のままである。これに加えて、(1)Cs_2TCNQ_3塩の高圧光学測定、(2)新しいドナー分子を用いたπ-d分子系の作成、(3)金属伝導性を示す、中性金錯体ポリマー薄膜の作成、および(4)BETS結晶におけるドナー分子と対アニオン間のπ-d相互作用の理論的解析の研究課題についても研究を行い、興味ある成果を得ている。
期刊论文(20)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
K. Yagi et al.: "Phase Transition of (Nme_4)2(TCNQ)_3"Journal of Physical Society, Japan. 68. 3770-3773 (1999)
K. Yagi 等人:“(Nme_4)2(TCNQ)_3 的相变”日本物理学会杂志。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Hasanudin, N.Kuroda, T.Sugimoto: "Infrared Study on Structural Phase Transition in(NMe_4)_2TCNQ_3"Synth.Met.. 120. 1045-1046 (2001)
Hasanudin、N.Kuroda、T.Sugimoto:“(NMe_4)_2TCNQ_3 结构相变的红外研究”Synth.Met.. 120. 1045-1046 (2001)
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
T.Kominami, T.Matsumoto, K.Ueda, T.Sugimoto et al.: "Crystal Structures and Electrical Conducting/Magnetic Properties in 1:1 FeCl_4 and FeBr_4 Salts of Dimethylthio- and Ethylenedithio-tetrathiafulvalenothioquinone-1,3-dithiolemethides"J.Mater.Chem.. 11.
T.Kominami、T.Matsumoto、K.Ueda、T.Sugimoto 等人:“二甲硫基和乙撑二硫基四硫富瓦烯硫醌-1,3-二硫代甲基化物的 1:1 FeCl_4 和 FeBr_4 盐的晶体结构和导电/磁性”
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
K.Ueda, T.Sugimoto, T.Moebida: "2,5-Dichloro-7,7',8,8'-tetracyanoquinodimethanide N-Methylphenazinium"Acta Cryst.. E57. 1-3 (2001)
K.Ueda、T.Sugimoto、T.Moebida:“2,5-二氯-7,7,8,8-四氰基醌二甲烷 N-甲基吩嗪鎓”Acta Cryst.. E57。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
20
    新規レドックス活性スピロ化合物より生成するπラジカルイオンの性質
    • 批准号:
      11133257
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
    • 资助金额:
      $1.41万
    • 财政年份:
      1999
    • 负责人:
      杉本 豊成
    • 依托单位:
    新規レドックス活性スピロ化合物より生成するπラジカルイオンの性質
    • 批准号:
      10146249
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
    • 资助金额:
      $1.28万
    • 财政年份:
      1998
    • 负责人:
      杉本 豊成
    • 依托单位:
    新しい分子磁性系の設計と構築
    • 批准号:
      04242104
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
    • 资助金额:
      $52.29万
    • 财政年份:
      1994
    • 负责人:
      杉本 豊成
    • 依托单位:
    電子供与性(n)ラジアレンの特異な酸化還元挙動と中間酸化種の特性
    • 批准号:
      01648512
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
    • 资助金额:
      $1.47万
    • 财政年份:
      1989
    • 负责人:
      杉本 豊成
    • 依托单位: