血管の異常収縮を抑制する未知の膜脂質成分の同定および情報伝達機構の解明
血管の異常収縮を抑制する未知の膜脂質成分の同定および情報伝達機構の解明
批准号:
11877122
负责人:
最上 紀美子
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 --
中文摘要
血管の異常収縮に対するsphingomyelinaseの作用について検討した。1.ウシ大動脈弁in situ内皮細胞の細胞質Ca^<2+>濃度([Ca^<2+>]i)に対する作用を調べるため、蛍光試薬fura-2を用いた[Ca^<2+>]i測定を行ったところ、sphingomyelinaseは[Ca^<2+>]iに影響を与えなかった。2.ウシ大動脈弁in situ内皮細胞のNO産生に対する作用を調べるため、2,3-diaminonaphthalene法を用いたNO測定を行ったところ、sphingomyelinaseはNO産生を有為に増加させた(P<0.05)。3.予めU-46619で異常収縮させたウシ冠動脈標本の血管張力に対する作用を調べたところ、内皮付の標本にsphingomyelinaseを作用させると、持続的な著しい弛緩がみられた。この弛緩はNO合成阻害剤であるLNMMA存在下または40mM KCl存在下で著しく抑制されたが、indomethacin存在下では抑制されなかった。また、sphingomyelinaseによる血管弛緩作用は、内皮を除去した標本では認められなかった。4.膜電位感受性色素DiBacを用いて膜電位を調べたところ、内皮付のウシ冠動脈標本ではsphingomyelinaseにより平滑筋細胞の過分極が引き起こされたが、内皮を除去した標本では過分極は起きなかった。またウシ大動脈弁in situ内皮細胞においても過分極はみられなかった。以上のことから、sphingomyelinaseはin situ内皮細胞においてカルシウム非依存性にNO産生を増加させるだけでなく、内皮依存性過分極因子を放出し、内皮依存性血管弛緩反応を引き起こすことが明らかとなった。以上のことから、sphingomyelinaseは血管の異常収縮の抑制に重要な働きをしていると考えられる。
英文摘要
血管の異常収縮に対するsphingomyelinaseの作用について検討した。1.ウシ大動脈弁in situ内皮細胞の細胞質Ca^<2+>濃度([Ca^<2+>]i)に対する作用を調べるため、蛍光試薬fura-2を用いた[Ca^<2+>]i測定を行ったところ、sphingomyelinaseは[Ca^<2+>]iに影響を与えなかった。2.ウシ大動脈弁in situ内皮細胞のNO産生に対する作用を調べるため、2,3-diaminonaphthalene法を用いたNO測定を行ったところ、sphingomyelinaseはNO産生を有為に増加させた(P<0.05)。3.予めU-46619で異常収縮させたウシ冠動脈標本の血管張力に対する作用を調べたところ、内皮付の標本にsphingomyelinaseを作用させると、持続的な著しい弛緩がみられた。この弛緩はNO合成阻害剤であるLNMMA存在下または40mM KCl存在下で著しく抑制されたが、indomethacin存在下では抑制されなかった。また、sphingomyelinaseによる血管弛緩作用は、内皮を除去した標本では認められなかった。4.膜電位感受性色素DiBacを用いて膜電位を調べたところ、内皮付のウシ冠動脈標本ではsphingomyelinaseにより平滑筋細胞の過分極が引き起こされたが、内皮を除去した標本では過分極は起きなかった。またウシ大動脈弁in situ内皮細胞においても過分極はみられなかった。以上のことから、sphingomyelinaseはin situ内皮細胞においてカルシウム非依存性にNO産生を増加させるだけでなく、内皮依存性過分極因子を放出し、内皮依存性血管弛緩反応を引き起こすことが明らかとなった。以上のことから、sphingomyelinaseは血管の異常収縮の抑制に重要な働きをしていると考えられる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Mogami,K.: "Sphingosylphosphorylcholine induces cytosolic Ca^<2+> elevation in endothelial cells in situ and causes endothelium-dependent relaxation through nitric oxide production in bovine coronary astery"FEBS Letters. 457. 375-380 (1999)
Mogami,K.:“鞘氨醇磷酸胆碱诱导内皮细胞原位胞质Ca 2+ 升高,并通过牛冠状动脉星状细胞中一氧化氮的产生引起内皮依赖性松弛”FEBS Letters。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
新規の生合成経路を有する内皮由来血管弛緩物質の同定および情報伝達機構の解明
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批准号:12877111
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2000
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负责人:最上 紀美子
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依托单位:
スフィンゴ脂質情報伝達系による新規の血管機能制御機構に関する分子細胞生理学的研究
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批准号:10877110
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1998
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负责人:最上 紀美子
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依托单位:
血管平滑筋細胞の細胞増殖におけるスフィンゴ脂質情報伝達系の役割
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批准号:09877133
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1997
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负责人:最上 紀美子
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依托单位: