細胞の遊走および増殖を抑制する因子の構造決定とその作用機序の解明
細胞の遊走および増殖を抑制する因子の構造決定とその作用機序の解明
批准号:
11878127
负责人:
太和田 勝久
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 --
中文摘要
生体を構成する細胞の機能発現は、細胞内外からの様々な刺激因子によって促進的あるいは抑制的に制御されている。促進性制御に関する研究は非常に多い。しかし、抑制性制御は、促進性制御と同様に生物学的に重要であるにもかかわらず、その研究は極めて少ない。それは、抑制性制御を行う生理活性因子で化学構造まで判明しているものが少数しかないからである。申請者達は最近ブタ脊髄塩抽出物中に抑制性因子の存在することを発見した。この新奇と考えられる抑制性因子の単離・精製を行い、その化学構造を決定し、さらに、その生理作用機序を解明することが、本研究の目的である。1.精製について:いくつかのHPLCカラムやFPLCカラムを試した結果、HPLC用マルチパーパスカラムと弱イオン交換カラムで、この因子をさらに精製できた。しかし、その精製物は完全に単一標本になっているか否かはまだわかっていない。現在、この点を調べている。精製が簡単ではないのは、この因子は水溶性が極めて高く、C18カラムなどの疎水性カラムに全く結合しないからである。2.因子の構造について:今までの研究結果から、この因子がペプチドではなく、しかしアミノ基を持った、(おそらくそのために)中性で正の電荷を持った、非常に水溶性の高い、分子量は350かそれ以上の、比較的低分子であることがわかった。3.作用機序について:タイム・ラプス顕微鏡観察により、この因子の抑制作用は完全に可逆であることが判明した。この因子は、細胞の遊走・接着・増殖を抑制し、細胞の還元活性を低下させる。因子を細胞に作用させ、細胞の還元活性がコントロールの20%以下に下がった時点で、因子を洗い除き、新しい細胞培養液に置き換えると、細胞は、再び、活動を再開し、遊走や増殖を始めた。細胞の生死判定試薬をもちいても、この因子の作用で遊走と増殖を止めた細胞は生きていることもわかっている。これらの結果から、この抑制性因子は、新奇の生理活性物質である可能性が非常に高い。
英文摘要
生体を構成する細胞の機能発現は、細胞内外からの様々な刺激因子によって促進的あるいは抑制的に制御されている。促進性制御に関する研究は非常に多い。しかし、抑制性制御は、促進性制御と同様に生物学的に重要であるにもかかわらず、その研究は極めて少ない。それは、抑制性制御を行う生理活性因子で化学構造まで判明しているものが少数しかないからである。申請者達は最近ブタ脊髄塩抽出物中に抑制性因子の存在することを発見した。この新奇と考えられる抑制性因子の単離・精製を行い、その化学構造を決定し、さらに、その生理作用機序を解明することが、本研究の目的である。1.精製について:いくつかのHPLCカラムやFPLCカラムを試した結果、HPLC用マルチパーパスカラムと弱イオン交換カラムで、この因子をさらに精製できた。しかし、その精製物は完全に単一標本になっているか否かはまだわかっていない。現在、この点を調べている。精製が簡単ではないのは、この因子は水溶性が極めて高く、C18カラムなどの疎水性カラムに全く結合しないからである。2.因子の構造について:今までの研究結果から、この因子がペプチドではなく、しかしアミノ基を持った、(おそらくそのために)中性で正の電荷を持った、非常に水溶性の高い、分子量は350かそれ以上の、比較的低分子であることがわかった。3.作用機序について:タイム・ラプス顕微鏡観察により、この因子の抑制作用は完全に可逆であることが判明した。この因子は、細胞の遊走・接着・増殖を抑制し、細胞の還元活性を低下させる。因子を細胞に作用させ、細胞の還元活性がコントロールの20%以下に下がった時点で、因子を洗い除き、新しい細胞培養液に置き換えると、細胞は、再び、活動を再開し、遊走や増殖を始めた。細胞の生死判定試薬をもちいても、この因子の作用で遊走と増殖を止めた細胞は生きていることもわかっている。これらの結果から、この抑制性因子は、新奇の生理活性物質である可能性が非常に高い。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Ichikawa,T.,Imafuku,Y.,Tawada,K.: "Synchronous firing patterns of aset of insect neurosecretory cells"Neuroscience Letters. 264. 85-88 (1999)
Ichikawa,T.、Imafuku,Y.、Tawada,K.:“一组昆虫神经分泌细胞的同步放电模式”神经科学快报。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Imafuku,Y.,Emoto,Y.,Tawada,K.: "A protein friction model of the actin sliding movement generated by myosin in mixtures of MgATP and MgGTP."J.Theor.Biol.. 199. 359-370 (1999)
Imafuku,Y.,Emoto,Y.,Tawada,K.:“肌球蛋白在 MgATP 和 MgGTP 混合物中产生的肌动蛋白滑动运动的蛋白质摩擦模型。”J.Theor.Biol.. 199. 359-370 (1999
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
太和田勝久 今福泰浩: "分子モーターの滑り速度とタンパク質分子摩擦"トライボロジスト. 45. 138-144 (2000)
Katsuhisa Taewada 和 Yasuhiro Imafuku:“分子马达的滑动速度和蛋白质分子的摩擦”摩擦学家 45. 138-144 (2000)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ミオシン繊維に沿ったアクチン滑り運動の比較生理学的揺らぎ解析
-
批准号:12030219
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:2000
-
负责人:太和田 勝久
-
依托单位:
微小管モーターとその変異体を用いた分子モーター作用機構の階層論的研究
-
批准号:11156219
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1999
-
负责人:太和田 勝久
-
依托单位:
微小管モーターとその変異体を用いた分子モーター作用機構の階層論的研究
-
批准号:10175218
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1998
-
负责人:太和田 勝久
-
依托单位:
微小管モーターとその変異体を用いた分子モーター作動機構の階層論的研究
-
批准号:09279225
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.47万
-
财政年份:1997
-
负责人:太和田 勝久
-
依托单位:
脱鞘筋線維を用いた筋収縮機構の生化・生理学的研究
-
批准号:X00080----548377
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
-
资助金额:$4.93万
-
财政年份:1980
-
负责人:太和田 勝久
-
依托单位:
海外基金