知識獲得を自己参照効果により促進するための研究-より強力・適切な文脈の提示法の開発、および潜在記憶研究からの示唆の利用-

通过自我参照效应促进知识获取的研究 - 开发更强大、更合适的情境呈现方法，并利用内隐记忆研究的建议 -

• 批准号: 13710095
• 负责人: 岡田 圭二
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Aichi University Junior College
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
• 财政年份: 2001
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2001 至 2002
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-13710095/
• 关键词: 自己; 自己参照効果; 記憶; 潜在記憶; 社会化; 相互教授

平成13年度においては,「自己参照効果により知識獲得(学習や教育)が促進される基礎的な条件を実験的に明らかにする」ことを目的とした研究を行った.その結果,実験室的な記憶研究の場面において用いられる自己参照の手続き(「自分にあてはまる程度を評価しなさい」など)をそのままあてはめても効果がない,参加者の意欲低下が報告された(馬鹿馬鹿しい,意味がない,面倒だ).そこで,平成14年度には,「社会的参照」との比較を行った.社会的参照の手続きとしては,「この知識は社会的に関連のあるもの(社会生活をおくるのに必要とか)ですか」を用いた.実験の結果,自己参照と同程度の記憶促進効果が認められた.直後再生と遅延再生(1週間後)の比較の結果も自己参照効果とさほど変わりなかった.ただし,参加者の内省報告に,「評価の作業が楽だった」というものと逆に「評価の作業がよく分からない,困難だった」というものがあった.このことは,ある特性や性向を持つ人には社会的参照が効果的な学習方法となりうる可能性があり,逆にある特性や性向の人にはうまく機能しない可能性があることを示唆しているだろう.この点に注目して今後の検討を進める(特にその違いが生まれる認知処理過程)ならば,応用の利く教授法の開発の一助になる可能性がある.そのあたりを今後の課題としたい.

In 2001, a study was conducted with the aim of "experimentally clarifying the basic conditions in which knowledge acquisition (learning and education) can be promoted through the effect of self-reference. As a result, it was reported that applying the self-reference procedure (such as "assessing the degree that fits you") used in laboratory memory research, it was not effective, and that participants' motivation was reduced (absurd, meaningless, troublesome). Therefore, in 2002, a与“社会参考”的程序进行了比较。容易”，“评估工作都是困难和困难的。如果我们专注于这一点并进行未来的考虑（尤其是出现差异的认知处理过程），则可以帮助开发适用的教学方法。我们想将其视为将来的问题。