ポリシランをコアとするミセルから合成されるマイクロカプセルの構造、物性と機能

聚硅烷核胶束合成微胶囊的结构、物理性质和功能

基本信息

批准号：
14750703
负责人：
寺尾憲
金额：
$ 1.41万
依托单位：
Gunma University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2002
资助国家：
日本
起止时间：
2002 至 2004
项目状态：
已结题

项目摘要

(1)高分子ミセルへのγ線照射による化学架橋の形成ポリイソプレン-ポリアクリル酸ブロック共重合体を合成し、水中で形成されたミセルのシェル部分を架橋するために試薬を必要としないγ線架橋を日本原子力研究所高崎研究所にて行った。このようにして得られたシェル架橋型ミセルの構造を調べるために動的光散乱測定、放射光小角X線散乱測定(Spring8)、原子間力顕微鏡観察を行った。これらの測定の結果から、照射線量によって50〜200nmの粒子が出来ること照射線量の増加と共に粒径が減少することがわかった。この粒子は粒子内が疎水性であるため、油状物質を内包することが出来ると考えられる。実際ソルバトクロミズムを持つ色素を分散液中に添加すると、次第にその色が変化し、粒子内部に色素が内包されることがわかった。(2)マイクロカプセル内での光学活性ポリシランの会合と光学物性凝集に関与するポリシラン数を一定にするために本研究では予めポリシラン溶液をマイクロカプセル中に封入しておき、そのマイクロカプセル内に沈殿剤をしみこませることによって凝集体を調整する方法を試みた。さらに得られた凝集体入りのマイクロカプセルの円二色性測定を行い、凝集体内部のポリシランのらせん構造について調べた。作製したポリシラン分散液はいずれもポリシラン主鎖の吸収波長(およそ320nm)に円二色性のピークが観測された。20℃でエタノールを注入したものは非常に小さい円二色性を持つにもかかわらず-78℃で注入したものはかなり大きい円二色性を持つことがわかった。さらにこの円二色性は温度を変えても変化しない、すなわちポリシランが凝集体の構造にはそれを作製した温度におけるらせん構造が反映され、その構造は温度を上げてもほとんど変わらないことがわかった。

(1) Formation of chemical crosslinking by γ-ray irradiation of polymer micelles A polyisoprene-polyacrylic acid block copolymer was synthesized, and gamma-ray crosslinking that does not require a reagent to crosslink the shell portion of the micelle formed in water was performed at the Takasaki Research Institute of Japan Atomic Energy Research Institute.为了研究如此获得的壳交联胶束的结构，进行了动态光散射测量，小角度同步子散射测量（弹簧8）和原子力显微镜。这些测量结果表明，根据辐射剂量形成50至200 nm之间的颗粒，并且随着辐射剂量的增加而粒径降低。由于颗粒在颗粒内部是疏水性的，因此被认为能够含有油性物质。实际上，发现将具有溶剂化色素的染料添加到分散体中时，颜色逐渐变化，并且色素被封装在颗粒中。（2）为了保持微胶囊中光学活性多硅烷的关联和光学物理聚集的数量，在这项研究中，我们试图通过将多硅烷溶液提前封装在微胶囊中，并允许与soak soak soak soak来制备聚集。此外，还对含有骨料的微胶囊进行了圆形二色性测量，并研究了聚集体内部多硅烷的螺旋结构。在所有制备的多多硅烷分散体中，在多硅烷主链的吸收波长（约320 nm）处观察到圆形二科峰。发现在20°C下注射的乙醇具有很小的圆形二分色，而在-78°C下注射的乙醇具有相当大的圆二色性。此外，发现即使温度变化，即多多硅烷聚集体的结构也会反映在制造的温度下的螺旋结构，即使温度升高，该结构也不会变化太大。