日本経済の長期不況の原因を解明するための動学的マクロモデルの構築
日本経済の長期不況の原因を解明するための動学的マクロモデルの構築
批准号:
14730009
负责人:
塩路 悦朗
金额:
$1.02万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
今年度の第一の成果は、貨幣乗数と金融政策効果の低下の原因を銀行のパネルデータを用いて検証する分析をほぼ完成させ、国際的な学会であるFar Eastern Meeting of the Econometric Society(ソウル)で報告し、有意義なコメントを得たことである。現在はこれらコメントをもとに最終稿を完成させ、これを国際的な学術誌に投稿しようとしているところである。第二の成果としては、同様の問題意識から家計のミクロデータを分析した研究が挙げられる。この研究からは少なくとも次の3本の論文が派生する予定である。(1)家計の現金需要と銀行預金・郵便貯金需要を詳細に分析した論文がほぼ完成状態にあり、専門家からのコメントを仰いでいる段階である。この論文は低金利や金融不安に対する家計の資産選択の反応に関して貴重な情報を提供するものと考えている。(2)家計の株式・債券・投資信託の3市場への参加の程度がどのように決定されるかをヘックマンの2段階推定法を用いて分析している。これらの市場への家計の参加を促進するにはどのような政策や制度設計が求められるかが明らかになることが期待される。(3)最近になってこれまでのデータセットよりもデータのカバー範囲では劣るもののより詳細な質問項目を有するデータセットを入手したので、これを用いて個別金融機関の財務指標と家計の預金選択・金融機関選択の間の関係を明らかにする研究を計画中である。第三に、日本の金融政策の東アジア諸国への波及に関する理論的研究を進めた。特に、日本と東アジアの間の取引も含めて国際的な取引がほとんど米ドル建てで行われていることに注目し、その点を考慮した上で東アジアにとっての最適な通貨制度は何か、を再考した論文を執筆した。この論文は上記国際学会で報告した。同時に、その内容を平易に概説した論文を同時に執筆した。これは小川英治氏・福田慎一氏編著の単行本に掲載する予定である。第四に、東京大学のR.Anton Braun氏との共同研究で、日本において技術的ショックが総労働時間に与える影響について分析した論文を発表した。現在はこの研究を発展させ、投資財生産部門に特有な技術的ショックをモデルに導入することで日本の「失われた10年」をよりよく理解しようとする研究を行っている。
英文摘要
今年度の第一の成果は、貨幣乗数と金融政策効果の低下の原因を銀行のパネルデータを用いて検証する分析をほぼ完成させ、国際的な学会であるFar Eastern Meeting of the Econometric Society(ソウル)で報告し、有意義なコメントを得たことである。現在はこれらコメントをもとに最終稿を完成させ、これを国際的な学術誌に投稿しようとしているところである。第二の成果としては、同様の問題意識から家計のミクロデータを分析した研究が挙げられる。この研究からは少なくとも次の3本の論文が派生する予定である。(1)家計の現金需要と銀行預金・郵便貯金需要を詳細に分析した論文がほぼ完成状態にあり、専門家からのコメントを仰いでいる段階である。この論文は低金利や金融不安に対する家計の資産選択の反応に関して貴重な情報を提供するものと考えている。(2)家計の株式・債券・投資信託の3市場への参加の程度がどのように決定されるかをヘックマンの2段階推定法を用いて分析している。これらの市場への家計の参加を促進するにはどのような政策や制度設計が求められるかが明らかになることが期待される。(3)最近になってこれまでのデータセットよりもデータのカバー範囲では劣るもののより詳細な質問項目を有するデータセットを入手したので、これを用いて個別金融機関の財務指標と家計の預金選択・金融機関選択の間の関係を明らかにする研究を計画中である。第三に、日本の金融政策の東アジア諸国への波及に関する理論的研究を進めた。特に、日本と東アジアの間の取引も含めて国際的な取引がほとんど米ドル建てで行われていることに注目し、その点を考慮した上で東アジアにとっての最適な通貨制度は何か、を再考した論文を執筆した。この論文は上記国際学会で報告した。同時に、その内容を平易に概説した論文を同時に執筆した。これは小川英治氏・福田慎一氏編著の単行本に掲載する予定である。第四に、東京大学のR.Anton Braun氏との共同研究で、日本において技術的ショックが総労働時間に与える影響について分析した論文を発表した。現在はこの研究を発展させ、投資財生産部門に特有な技術的ショックをモデルに導入することで日本の「失われた10年」をよりよく理解しようとする研究を行っている。
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美添泰人, 大平純彦, 塩路悦朗, 勝浦正樹ほか: "景気指標の新しい動向 (『経済分析』第166号)"内閣府 経済社会総合研究所. 297 (2003)
Yasuto Mizoe、Sumihiko Ohira、Etsuro Shioji、Masaki Katsuura 等:“经济指标的新趋势(经济分析第 166 号)”内阁办公室,经济和社会研究所 297(2003 年)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
アジアにおける国際金融システムの制度設計(一つの章を塩路が担当)
亚洲国际金融体系的制度设计(盐二负责一章)
DOI:
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发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[福田慎一, 小川英治 編著]
通讯作者:
小川英治 編著
Etsuro Shioji: "Initial Values and Income Convergence : Do "the Poor Stay Poor"?"Review of Economics and Statistics. 未定(公刊予定). (2004)
盐路悦郎:《初始值与收入趋同:“穷人保持贫困”吗?》待出版(待出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
R.Anton Braun, Etsuro Shioji: "Monetary Policy and the Term Structure of Interest Rates in Japan"Journal of Money, Credit, and Banking. 未定(公刊予定).
R. Anton Braun、Etsuro Shioji:“日本的货币政策和利率期限结构”《货币、信贷和银行杂志》即将出版。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
日本における技術的ショックと総労働時間-新しいVARアプローチによる分析-
日本的技术冲击和总工作时间 - 使用新的 VAR 方法进行分析 -
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
経済研究 55巻4号
影响因子:
--
作者:
[リチャード・アントン・ブラウン, 塩路悦郎]
通讯作者:
塩路悦郎
長短金利コントロール時代のマクロ経済分析
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批准号:23K20595
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2024
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负责人:塩路 悦朗
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依托单位:
Macroeconomic analysis in the era of yield curve control
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批准号:21H00704
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.65万
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财政年份:2021
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负责人:塩路 悦朗
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依托单位:
Unconventional Monetary Policy: Propagation Mechanism through the Market for the Japanese Government Bonds
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批准号:18K01605
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.33万
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财政年份:2018
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负责人:塩路 悦朗
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依托单位:
日本の金融政策の構造変化:時系列分析による実証研究
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批准号:12730009
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:2000
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负责人:塩路 悦朗
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依托单位:
資本ストックの地域間配分と所得の収束
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批准号:10730004
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1998
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负责人:塩路 悦朗
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依托单位:
海外基金