非哺乳類におけるグレリンの構造決定とその生理的意義の解明
非哺乳類におけるグレリンの構造決定とその生理的意義の解明
批准号:
14740460
负责人:
海谷 啓之
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
ニジマス(硬骨魚類)におけるグレリンの単離とその生理作用本研究において、ニジマスの胃からグレリンを単離・同定することに成功した。ニジマスのグレリンは23アミノ酸からなる、C末端がアミド化されたペプチド(rt ghrelin)を基本型として、その13番目から15番目のアミノ酸(VRQ)が欠如したdes-VRQ rt ghrelin、またそれらの非アミド化物(rt ghrelin-Gly、des-VRQ rt ghrelin-Gly)の4種が存在する。それらの分子に様々な脂肪酸が付加することにより、計14種のグレリンが同定された。ニジマスグレリンの前駆体蛋白質をコードするcDNAを単離したところ、rt ghrelinとdes-VRQ rt ghrelinに対応する2種類のcDNAが存在した。ニジマスグレリン遺伝子の構造を調べたところ、5エクソン-4イントロン構造であり、2種類のcDNAはエクソン2と3が結合する際の選択的スプライシングによって産生されることがわかった。グレリンmRNAの発現は胃で最も多く、次いで消化管、心臓、脳で多かった。合成したオクタノイル化rt ghrelinとdes-VRQ rt ghrelinをラットに静注すると、血漿成長ホルモン(GH)濃度が上昇したが、その効果はラットグレリンと同等であった。また、ニジマスで下垂体ホルモン分泌に対する作用を調べるためdes-VRQ rt ghrelinを腹腔内に投与した結果、血漿GH濃度は上昇したが、他の下垂体ホルモンであるプロラクチン(PRL)やソマトラクチン(SL)は変化しなかった。また、同様の効果がニジマスの下垂体器官培養系でも確認された。これらの結果から、グレリンの主要な産生部位は胃であることが確認された。また、遺伝子構造は他魚種のティラピアの4エクソン-3イントロン構造とは違っていた。作用においては、これまでティラピアの下垂体を用いた器官培養系で、グレリンはGH、PRL両方の分泌を促進させたが、本研究の結果はグレリンの下垂体に対する作用は魚種によって異なることを示唆している。
英文摘要
ニジマス(硬骨魚類)におけるグレリンの単離とその生理作用本研究において、ニジマスの胃からグレリンを単離・同定することに成功した。ニジマスのグレリンは23アミノ酸からなる、C末端がアミド化されたペプチド(rt ghrelin)を基本型として、その13番目から15番目のアミノ酸(VRQ)が欠如したdes-VRQ rt ghrelin、またそれらの非アミド化物(rt ghrelin-Gly、des-VRQ rt ghrelin-Gly)の4種が存在する。それらの分子に様々な脂肪酸が付加することにより、計14種のグレリンが同定された。ニジマスグレリンの前駆体蛋白質をコードするcDNAを単離したところ、rt ghrelinとdes-VRQ rt ghrelinに対応する2種類のcDNAが存在した。ニジマスグレリン遺伝子の構造を調べたところ、5エクソン-4イントロン構造であり、2種類のcDNAはエクソン2と3が結合する際の選択的スプライシングによって産生されることがわかった。グレリンmRNAの発現は胃で最も多く、次いで消化管、心臓、脳で多かった。合成したオクタノイル化rt ghrelinとdes-VRQ rt ghrelinをラットに静注すると、血漿成長ホルモン(GH)濃度が上昇したが、その効果はラットグレリンと同等であった。また、ニジマスで下垂体ホルモン分泌に対する作用を調べるためdes-VRQ rt ghrelinを腹腔内に投与した結果、血漿GH濃度は上昇したが、他の下垂体ホルモンであるプロラクチン(PRL)やソマトラクチン(SL)は変化しなかった。また、同様の効果がニジマスの下垂体器官培養系でも確認された。これらの結果から、グレリンの主要な産生部位は胃であることが確認された。また、遺伝子構造は他魚種のティラピアの4エクソン-3イントロン構造とは違っていた。作用においては、これまでティラピアの下垂体を用いた器官培養系で、グレリンはGH、PRL両方の分泌を促進させたが、本研究の結果はグレリンの下垂体に対する作用は魚種によって異なることを示唆している。
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E Saito, et al.: "Chicken ghrelin and growth hormone-releasing peptide-2 inhibit food intake of neonatal chicks"European Journal of Pharmacology. 453. 75-79 (2002)
E Saito 等人:“鸡生长素释放肽和生长激素释放肽-2 抑制新生小鸡的食物摄入”欧洲药理学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kaiya, H.: "Peptide purification, complementary deoxyribonucleic acid (DNA) and genomic DNA cloning, and functional characterization of ghrelin in rainbow trout."Endocrinology. 144(12). 5215-5226 (2003)
Kaiya, H.:“虹鳟鱼中生长素释放肽的肽纯化、互补脱氧核糖核酸 (DNA) 和基因组 DNA 克隆以及功能表征。”内分泌学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
S Unniappan, et al.: "Goldfish Ghrelin : Molecular Characterization of the Complementary Deoxyribonucleic Acid. Partial Gene Structure and Evidence for Its Stimulatory Role in Food Intake"Endocrinology. 143(10). 4143-4146 (2002)
S Unniappan 等人:“金鱼生长素释放肽:互补脱氧核糖核酸的分子特征。部分基因结构及其在食物摄入中的刺激作用的证据”内分泌学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
H Kaiya, et al.: "Identification of tilapia ghrelin and its effects on growth hormone and prolactin release in the tilapia, Oreochromis mossambicus"Comparative Biochemistry and Physiology Part A. (in press). (2003)
H Kaiya 等人:“罗非鱼生长素释放肽的鉴定及其对莫桑比克罗非鱼生长激素和催乳素释放的影响”比较生物化学和生理学 A 部分(出版中)。
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Kaiya, H.: "Identification of tilapia ghrelin and its effects on growth hormone and prolactin release in the tilapia, Oreochromis mossambicus."Comparative Biochemistry and Physiology Part A. 135(3). 421-429 (2003)
Kaiya, H.:“罗非鱼生长素释放肽的鉴定及其对莫桑比克罗非鱼生长激素和催乳素释放的影响。”比较生物化学和生理学部分 A. 135(3)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
共 8 条
胃腸管収縮ホルモンとして知られるモチリンの新規生理作用の解明
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批准号:23K23922
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.08万
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财政年份:2024
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负责人:海谷 啓之
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依托单位:
Novel physiological actions of motilin, a known gastrointestinal tract contracting hormone
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批准号:22H02659
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.73万
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财政年份:2022
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负责人:海谷 啓之
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依托单位:
脂肪酸及び糖鎖修飾された軟骨魚類の新しいタイプのグレリンの構造決定とその機能解析
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批准号:17770057
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2005
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负责人:海谷 啓之
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依托单位:
海外基金