骨髄間質細胞による造血微小環境統御の分子メカニズム
骨髄間質細胞による造血微小環境統御の分子メカニズム
批准号:
14770055
负责人:
平本 正樹
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004
中文摘要
骨髄間質細胞による造血微小環境統御の分子メカニズムを解明することを目的として、昨年度においては、ヒト骨髄間質細胞株LP101から産生される分化誘導因子は、高分子量画分と低分子量画分の2つに分離されることを示し、高分子量画分に含まれる活性の主体はサイトカインTNF-alphaであることを明らかとした。本年度においては、低分子量画分に含まれる活性の分離・同定を試み、またTNF-alphaとの機能的相関に関して解析した。1.低分子量画分に関しては、顆粒球・単球系前駆細胞株HL-60に対する分化誘導活性を指標にして、カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、有機溶媒抽出を用いて分離・同定を試みた。現在のところ同定するには至っていないが、低分子量画分に含まれる因子は、水溶性が高く、熱およびプロテアーゼに耐性を示すことが示された。2.低分子量画分は、それ単独では分化誘導活性を示さず、高分子量画分の活性を相乗的に促進することが示された。また、低分子量画分はTNF-alphaの活性に対しても、相乗的に促進することが示された。さらに、低分子量画分と高分子量画分が相乗効果を示すためには、それらが同時に存在することが必要であることも示された。以上のことから、LP101細胞はTNF-alphaを主体としたサイトカインと、低分子量の非タンパク質性因子を産生することにより、HL-60細胞の分化を誘導することが示された。これは、骨髄中においても骨髄間質細胞が、サイトカインだけでなく低分子量の非タンパク質性因子を介して造血細胞の分化を誘導していることを示唆している。今後この低分子量因子を同定することにより、分子メカニズムの解明が進むことが期待される。
英文摘要
骨髄間質細胞による造血微小環境統御の分子メカニズムを解明することを目的として、昨年度においては、ヒト骨髄間質細胞株LP101から産生される分化誘導因子は、高分子量画分と低分子量画分の2つに分離されることを示し、高分子量画分に含まれる活性の主体はサイトカインTNF-alphaであることを明らかとした。本年度においては、低分子量画分に含まれる活性の分離・同定を試み、またTNF-alphaとの機能的相関に関して解析した。1.低分子量画分に関しては、顆粒球・単球系前駆細胞株HL-60に対する分化誘導活性を指標にして、カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、有機溶媒抽出を用いて分離・同定を試みた。現在のところ同定するには至っていないが、低分子量画分に含まれる因子は、水溶性が高く、熱およびプロテアーゼに耐性を示すことが示された。2.低分子量画分は、それ単独では分化誘導活性を示さず、高分子量画分の活性を相乗的に促進することが示された。また、低分子量画分はTNF-alphaの活性に対しても、相乗的に促進することが示された。さらに、低分子量画分と高分子量画分が相乗効果を示すためには、それらが同時に存在することが必要であることも示された。以上のことから、LP101細胞はTNF-alphaを主体としたサイトカインと、低分子量の非タンパク質性因子を産生することにより、HL-60細胞の分化を誘導することが示された。これは、骨髄中においても骨髄間質細胞が、サイトカインだけでなく低分子量の非タンパク質性因子を介して造血細胞の分化を誘導していることを示唆している。今後この低分子量因子を同定することにより、分子メカニズムの解明が進むことが期待される。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Masaki Hiramoto et al.: "High-performance affinity beads for identifying anti-NF-kappa-B drug receptors"Methods in Enzymology. 353. 81-88 (2002)
Masaki Hiramoto 等人:“用于识别抗 NF-κ-B 药物受体的高性能亲和珠”酶学方法。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Masaki Hiramoto et al.: "Factors in granulopoiesis produced by bone marrow stromal cells"Experimental Hematology. 30(6). 162 (2002)
Masaki Hiramoto 等人:“骨髓基质细胞产生粒细胞生成的因素”实验血液学。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Shin Aizawa et al.: "Ineffective erythropoiesis in the spleen of a patient with pyruvate kinase deficiency."American Journal of Hematology. 74(1). 68-72 (2003)
Shin Aizawa 等人:“丙酮酸激酶缺乏症患者的脾脏中红细胞生成无效。”美国血液学杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
EGFRチロシンキナーゼ阻害薬による上皮間葉転換誘導の分子機序解明と抑制法開発
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批准号:21K07106
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:平本 正樹
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依托单位:
骨髄間質細胞の造血支持能に関する分子メカニズム
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批准号:11770018
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1999
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负责人:平本 正樹
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依托单位:
海外基金