ハイペロン共鳴の研究

高子共振研究

基本信息

批准号：
15204020
负责人：
今井憲一
金额：
$ 11.98万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
财政年份：
2003
资助国家：
日本
起止时间：
2003 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

この研究の目的は、1)A(1405)をはじめとするハイペロンの共鳴状態の構造および核物質との相互作用を明らかにすること 2)AAの共鳴状態の有無を調べ、Hダイバリオン共鳴の存否や2体のAA相互作用を明らかにすることを主な目標として全立体角飛跡検出器を製作し、より広くハドロン物理の新しい展開をはかることである。まずSpring-8のLaser Comptonγ線を使って陽子および原子核標的からA(1405)を生成して、その崩壊モードをすべて捕らえてその生成率、A-dependence、質量スペクトルを求め、その構造の問題を明らかにするため、世界的にもユニークな標的内蔵型の3次元飛跡検出器であるTime Projection Chamber(TPC)を完成させた。宇宙線を使ってその性能評価を行ったところドリフト方向の分解能500mmそれと直行する方向が300mmの分解能で目標をみたしていることがわかった。そこで平成15年度末からSpring-8のγ線ビームライン上に超伝導ソレノイド磁石とともにこのTPCを設置し、既設の前方spectrometerと組み合わせて複合4πspectrometerを作り、予定どうり実験を開始した。TPCは約50Hzのトリガーのもと順調に作動しており、オンライン解析で荷電粒子の飛跡が見事に捕らえられている。最近発見されたペンタクォークについても詳しく調べることができると考えられる。さらにこの研究で3次元飛跡検出器としてscintillting fiberを用いで^<12>C(K-,K+AA)反応の高統計高分解能の実験(E522)をKEKで行った。AAの不変質量分布を求めたところ、その閾値近くにHダイバリオン共鳴状態の可能性のあるピークを発見した。これは以前に乏しい統計であるがわれわれが提起したものであるが、今回これをはっきりと確認することができた意義はきわめて大きい。現在この結果について論文を執筆中である。

这项研究的目的是1）阐明包括A（1405）及其与核材料的相互作用的Hyperos的共鸣状态的结构； 2）调查AA共振状态的存在或不存在，并创建一个全稳态的轨道探测器，其主要目标是阐明H-Dibaryon共振的存在和两个物体的AA相互作用，并进一步广泛地发展Hadron物理学的新发展。首先，我们使用Spring-8的激光Compton Gamma射线来产生质子和核目标的A（1405），并捕获其所有衰减模式，计算其生成速率，A依赖性和质谱问题，并阐明结构问题，我们完成了时间投影室（TPC），世界级，基于目标的3D跟踪器。当我们使用宇宙射线评估性能时，我们发现目标设置为在漂移方向上的500mm分辨率，并在垂直于目标的方向上设置为300mm的分辨率。因此，从2003财政年度末开始，该TPC与Spring-8 Gamma光束线上的超导电磁磁铁一起安装，并与现有的前光谱仪结合使用以创建复合4πspectrometer，并开始按计划进行实验。 TPC在大约50Hz的触发下平稳运行，在线分析显示了带电颗粒的精美轨道。据信，还可以对最近发现的五夸克人进行详细检查。此外，在这项研究中，使用闪烁纤维作为三维轨道检测器（E522）进行了高统计高分辨率实验（E522）的 ^<12> C（K-，K+AA）反应。当确定AA的不变质量分布时，在阈值附近发现了可能的H-Dibaryon共振状态的峰。这是我们之前提出的差异统计数据，但是能够清楚地确认这一点的意义非常重要。我目前正在撰写有关这一发现的论文。