ドイツ近代教育学における「力」と「人間形成」の関わりの問題
ドイツ近代教育学における「力」と「人間形成」の関わりの問題
批准号:
15730369
负责人:
相澤 伸幸
金额:
$0.83万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
本年度の研究では、ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche,1844-1900)の主要概念である「永遠回帰」等の考え方が、彼の実際の教育者としての活動のなかで、どのようにして形成されていったのかを解明しようと試みた。詳しく述べると、まず永遠回帰をニーチェがどのようにして着想し、構想したのかについて整理した。次に、ニーチェ以降の思想家がそれをどのように解釈して受容していったのかを整理し、続けて、本稿の第一のテーマである永遠回帰を教育学としての人間形成論から検討し、全体をまとめるという形態をとった。この考察で、ニーチェの永遠回帰の教説に込められている背景は、教育の目的や意味の欠如ということを指摘した。目的や目標が教育において排除されたならば、現実としては学ぼうとするモチベーションの低下につながるであろう。だが重要なのは、短期的なものではなく、長期的な自己形成観である。絶えず変化する状況における自己形成、終わりなき日常における自己形成、そのような形成が要請されている現代の状況において、瞬間や決断が持つ重みはかなり大きい。ニーチェにとって、永遠回帰は出発点でもなければ到達点でもなく、永遠回帰そのものなのであり、それは究極的なアルケーを探ろうとするものでもない。このことをわれわれは理解しつつ、運命として愛していかなければならない、というのが結論である。さらに並行して、ドイツの近代教育学での重要な概念であるBildung(人間形成)について、先駆的な思索をしたヘルダーについても考察を行っている。これについては、まだまとめ切れていない部分があるが、平成18年の学会にて発表予定である。
英文摘要
本年度の研究では、ニーチェ(Friedrich Wilhelm Nietzsche,1844-1900)の主要概念である「永遠回帰」等の考え方が、彼の実際の教育者としての活動のなかで、どのようにして形成されていったのかを解明しようと試みた。詳しく述べると、まず永遠回帰をニーチェがどのようにして着想し、構想したのかについて整理した。次に、ニーチェ以降の思想家がそれをどのように解釈して受容していったのかを整理し、続けて、本稿の第一のテーマである永遠回帰を教育学としての人間形成論から検討し、全体をまとめるという形態をとった。この考察で、ニーチェの永遠回帰の教説に込められている背景は、教育の目的や意味の欠如ということを指摘した。目的や目標が教育において排除されたならば、現実としては学ぼうとするモチベーションの低下につながるであろう。だが重要なのは、短期的なものではなく、長期的な自己形成観である。絶えず変化する状況における自己形成、終わりなき日常における自己形成、そのような形成が要請されている現代の状況において、瞬間や決断が持つ重みはかなり大きい。ニーチェにとって、永遠回帰は出発点でもなければ到達点でもなく、永遠回帰そのものなのであり、それは究極的なアルケーを探ろうとするものでもない。このことをわれわれは理解しつつ、運命として愛していかなければならない、というのが結論である。さらに並行して、ドイツの近代教育学での重要な概念であるBildung(人間形成)について、先駆的な思索をしたヘルダーについても考察を行っている。これについては、まだまとめ切れていない部分があるが、平成18年の学会にて発表予定である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
多元的文化の論理-新たな文化学の創生へ向けて-
多元文化的逻辑——走向新文化研究的创立——
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[白松 賢, 相澤 伸幸ほか]
通讯作者:
相澤 伸幸ほか
ニヒリスティック・ケイパビリティに着目した人間形成観の拡張と提案
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批准号:21K02217
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:相澤 伸幸
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依托单位:
ゲーテとニーチェにおける形成(Bildung)思想の教育哲学的考察
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批准号:97J06070
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.32万
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财政年份:1998
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负责人:相澤 伸幸
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依托单位:
海外基金