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ウサギでのジーンターゲティング技術の確立

家兔基因打靶技术的建立

基本信息

批准号：
16780199
负责人：
本多新
金额：
$ 2.3万
依托单位：
The Institute of Physical and Chemical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份：
2004
资助国家：
日本
起止时间：
2004 至 2006
项目状态：
已结题

项目摘要

ウサギでジーンターゲティングを行うためには、ウサギで多分化能(特に生殖細胞への分化能)を有した細胞株を樹立する方法が効果的だと考えられる。そこで、私はこれまでにウサギES細胞の樹立を精力的に取り組んできた。ウサギ胚盤胞期胚をマウスフィーダー細胞上で培養したところ、アルカリフォスファターゼ陽性の細胞が効率的に増殖した。継代数も10代を越え各種未分化マーカー陽性であることも確認している。現在その細胞の可塑性を確かめるために、in vitro分化を誘導する実験やSCIDマウスへの移植、およびGFPを導入したウサギES細胞をウサギ胚盤胞に注入しキメラ作成も行っている。ウサギES細胞の樹立にはマウスと同様の方法では困難で、さまざまな工夫が必要となる。具体的には用いるフィーダーの種類、その濃度、継代の際の酵素の選択、細胞密度、培地組成などがES細胞コロニーの状態に鋭敏に作用してしまう。現状では「未分化様」の細胞コロニーが効率よく増殖しているが、一刻も早く多分化能の検討を行う必要がある。特に、キメラウサギの作出はジーンターゲティング技術開発に不可欠であり、成功すればそのインパクトも大きい。さらに、実際に遺伝子相同組換えをウサギES細胞で成し遂げるためにはエレクトロポレーションによる遺伝子導入技術を開発しなければならない。これまでに、レンチウイルスでの遺伝子導入には成功しているものの、エレクトロポレーションでは良好な結果が得られておらず、今後の工夫が急務である。

The method of establishing a cell line with multiple differentiation ability (especially the differentiation ability of germ cells) For example, if you are interested in the development of ES cells, you can choose the right group of cells. The blastoderm cells were cultured in vitro.継代数も10代を越え各种未分化マーカー阳性であることも确认している。Now the plasticity of cells is confirmed, in vitro differentiation induced, SCID cells transplanted, GFP introduced, ES cells injected, blastoderm cells injected, and processed. It is difficult and necessary to establish ES cells in the same way. The specific factors include the type, concentration, enzyme selection, cell density and culture composition of ES cells. The current situation is that the cell differentiation rate of "undifferentiated" is increasing, and the investigation of multi-differentiated ability is necessary. In particular, it is necessary to make a decision on the technical development of the company. In addition, in the real world, the same set of genes is used to transform ES cells. The introduction of the gene was successful and the results were good. The future work was urgent.