新規な肥満・糖尿病制御要因:外来異物による脂肪組織Ah受容体活性化機構の研究
新規な肥満・糖尿病制御要因:外来異物による脂肪組織Ah受容体活性化機構の研究
批准号:
16790088
负责人:
吉成 浩一
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
ダイオキシンなどのある種の脂溶性化合物は生体内に取り込まれた後脂肪組織に高濃度で蓄積するが、これら化学物質の脂肪組織に対する影響についてはほとんど知られていない。前年度までに私達は、脂溶性の高いチトクロムP450(CYP)1A誘導剤であるβナフトフラボン(BNF)がラット副睾丸白色脂肪組織においてもCYP1A1を誘導することを報告したが、白色脂肪組織はトリグリセリドの貯蔵や生理活性物質の分泌を介して生体の糖質・脂質ホメオスタシスに重要な役割を果たしていることから、脂溶性化合物の曝露は脂質・糖質代謝にも影響を与える可能性が考えられる。本年度はまず異物除去関連遺伝子に対する影響についてさらに解析を進め、白色脂肪組織では脂溶性化合物の曝露によりCYPだけではなく第II相酵素や抗酸化酵素の発現誘導も起こること、またこれら遺伝子の発現調節にはAh受容体やNrf2が関与していることを明らかにした(投稿中)。さらに、脂溶性化合物の糖・脂質代謝に対する影響について解析を行い、白色脂肪組織における糖・脂質代謝関連遺伝子のmRNAレベルを定量的PCR法により測定し、BNF投与により18遺伝子のmRNAレベルが変動することを見出した。これらの変動のうちのいくつかはAh受容体やNrf2を介していることを示唆する結果も得られた(投稿準備中)。以上の研究成果により、脂肪組織に蓄積した脂溶性化合物はAh受容体などの転写因子の活性化を介して様々な生体反応を引き起こしていることが明らかとなった。今後は、本研究によりAh受容体リガンドによる発現変動が示された遺伝子についてその転写機構の詳細を解析するとともに、疫学的研究によりダイオキシンの曝露と脂質代謝異常の関連性が示唆されていることから、脂肪組織を介した脂溶性化合物の生体全体に及ぼす影響について解析を進めていく必要があると思われる。
英文摘要
ダイオキシンなどのある種の脂溶性化合物は生体内に取り込まれた後脂肪組織に高濃度で蓄積するが、これら化学物質の脂肪組織に対する影響についてはほとんど知られていない。前年度までに私達は、脂溶性の高いチトクロムP450(CYP)1A誘導剤であるβナフトフラボン(BNF)がラット副睾丸白色脂肪組織においてもCYP1A1を誘導することを報告したが、白色脂肪組織はトリグリセリドの貯蔵や生理活性物質の分泌を介して生体の糖質・脂質ホメオスタシスに重要な役割を果たしていることから、脂溶性化合物の曝露は脂質・糖質代謝にも影響を与える可能性が考えられる。本年度はまず異物除去関連遺伝子に対する影響についてさらに解析を進め、白色脂肪組織では脂溶性化合物の曝露によりCYPだけではなく第II相酵素や抗酸化酵素の発現誘導も起こること、またこれら遺伝子の発現調節にはAh受容体やNrf2が関与していることを明らかにした(投稿中)。さらに、脂溶性化合物の糖・脂質代謝に対する影響について解析を行い、白色脂肪組織における糖・脂質代謝関連遺伝子のmRNAレベルを定量的PCR法により測定し、BNF投与により18遺伝子のmRNAレベルが変動することを見出した。これらの変動のうちのいくつかはAh受容体やNrf2を介していることを示唆する結果も得られた(投稿準備中)。以上の研究成果により、脂肪組織に蓄積した脂溶性化合物はAh受容体などの転写因子の活性化を介して様々な生体反応を引き起こしていることが明らかとなった。今後は、本研究によりAh受容体リガンドによる発現変動が示された遺伝子についてその転写機構の詳細を解析するとともに、疫学的研究によりダイオキシンの曝露と脂質代謝異常の関連性が示唆されていることから、脂肪組織を介した脂溶性化合物の生体全体に及ぼす影響について解析を進めていく必要があると思われる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1124/jpet.104.067066
发表时间:
2004-10
期刊:
Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics
影响因子:
3.5
作者:
[K. Yoshinari;Takeshi Sato;N. Okino;J. Sugatani;M. Miwa]
通讯作者:
K. Yoshinari;Takeshi Sato;N. Okino;J. Sugatani;M. Miwa
肝薬物代謝酵素レベルに影響を及ぼす核内受容体CAR遺伝子の発現制御機序の解明
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批准号:14771320
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2002
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负责人:吉成 浩一
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依托单位:
海外基金