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炎症性および神経因性疼痛発現における脊髄内疼痛伝達機構の相違とその共通因子の探索

炎症性および神経因性疼痛発現における脊髄内疼痛伝達機構の相違とその共通因子の探索
寻找椎管内疼痛传递机制的差异以及炎症和神经病理性疼痛表达的共同因素
批准号:
16790156
负责人:
矢島 義識
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005

项目摘要

项目成果

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本研究では、神経因性疼痛ならびに炎症性疼痛の形成機構における脊髄の脳由来神経栄養因子(BDNF)の役割について検討した。両疼痛モデルに対してBDNFの特異的抗体を繰り返し髄腔内投与したところ、神経因性疼痛の形成はほぼ完全に抑制されたのに対し、炎症性疼痛の形成はほとんど抑制されなかった。また、両疼痛モデルから得られた脊髄細胞膜分画標本を用いてBDNFの受容体であるTrkBのタンパク量をWestern blottingにより検討したところ、神経因性疼痛モデルの脊髄においてのみTrkBタンパク量の増加が認められた。そこでTrkBの特異的抗体ならびにチロシンキナーゼの阻害薬を神経因性疼痛モデルの脊髄に繰り返し投与したところ、これらの抗体や阻害薬により神経因性疼痛の形成は著しく抑制された。さらに、BDNF自体を正常マウスの髄腔内に単回投与すると、投与後5日間に亘る痛覚過敏ならびにアロディニアが惹起された。これらのことから、脊髄におけるBDNFは神経因性疼痛の形成に非常に重要な役割を担っている因子である可能性が示唆された。一方、炎症にはシクロオキシゲナーゼ(COX)が関与していることが知られていることから、本研究では次に神経因性疼痛ならびに炎症性疼痛の形成機構における脊髄のCOXの役割について検討した。その結果、選択的COX-2阻害薬であるエトドラクならびにメロキシカムをそれぞれ繰り返し髄腔内投与することにより、炎症性疼痛の形成は著明に抑制されたのに対し、神経因性疼痛の形成は全く抑制されなかった。また、COX-2の発現・誘導にはインターロイキンIβ(IL-1β)ならびに腫瘍壊死因子(TNF)αが重要な役割を果たしていることから、これらを捕獲する抗体様分子を両疼痛モデルの髄腔内に繰り返し投与し、その影響について検討したところ、炎症性疼痛の形成はIL-βならびにTNFαを捕獲する抗体様分子の繰り返し髄腔内投与により有意に抑制されたのに対し、神経因性疼痛の形成は全く抑制されなかった。一方、IL-6を捕獲する抗体様分子の繰り返し髄腔内投与では炎症性疼痛の形成は抑制されず、神経因性疼痛の形成のみが抑制された。以上の結果より、神経因性疼痛と炎症性疼痛の形成には異なる因子が関与していることが明らかとなり、慢性疼痛の原因に応じた治療法の選択が疼痛改善の向上に重要である可能性が示唆された。
期刊论文(15)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
シクロオキシゲナーゼ:最近の話題
环加氧酶:最近的主题
DOI: --
发表时间: 2004
期刊: ペインクリニック 25
影响因子: --
作者: [矢島義識, 山口貴典, 久保田千晴, 鈴木 勉]
通讯作者: 鈴木 勉
慢性疼痛の疼痛緩和に関する研究
缓解慢性疼痛的研究
DOI: --
发表时间: 2005
期刊: 癌と化学療法 32
影响因子: --
作者: [矢島義識, 成田 年, 尾崎雅彦, 新倉慶一, 鈴木 勉]
通讯作者: 鈴木 勉
慢性疼痛下におけるモルヒネの精神依存形成抑制と鎮痛作用の感受性低下の分子機構
慢性疼痛下抑制精神依赖形成并降低吗啡镇痛敏感性的分子机制
DOI: --
发表时间: 2004
期刊: 日本ペインクリニック学会誌別冊 11
影响因子: --
作者: [成田 年, 鈴木雅美, 成田道子, 新倉慶一, 島村昌弘, 葛巻直子, 矢島義識, 鈴木 勉]
通讯作者: 鈴木 勉
DOI: 10.1016/j.lfs.2004.01.006
发表时间: 2004-04
期刊: Life sciences
影响因子: 6.1
作者: [M. Narita;Masami Suzuki;S. Imai;Michiko Narita;S. Ozaki;Y. Kishimoto;K. Oe;Y. Yajima;M. Yamazaki;Tsutomu Suzuki]
通讯作者: M. Narita;Masami Suzuki;S. Imai;Michiko Narita;S. Ozaki;Y. Kishimoto;K. Oe;Y. Yajima;M. Yamazaki;Tsutomu Suzuki
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    国内基金
    海外基金
    miR-181a-5p/YTHDF2/TRPV4信号通路在炎症性疼痛中的作用和机制研究
    • 批准号:
      81901137
    • 项目类别:
      青年科学基金项目
    • 资助金额:
      20.5万元
    • 批准年份:
      2019
    • 负责人:
      张玲
    • 依托单位:
    IκB/NF-κB信号通路在Calpain介导的炎症性疼痛中的作用
    • 批准号:
      81160141
    • 项目类别:
      地区科学基金项目
    • 资助金额:
      48.0万元
    • 批准年份:
      2011
    • 负责人:
      罗蓉
    • 依托单位:
    外周痛觉过敏及机体自身调制的神经机制- - 5-羟色胺在炎症性疼痛和痛觉过敏中的作用及其机制
    • 批准号:
      30570600
    • 项目类别:
      面上项目
    • 资助金额:
      26.0万元
    • 批准年份:
      2005
    • 负责人:
      洪炎国
    • 依托单位: