近世書道伝書をめぐる教育思想史的研究-書流「松花堂流」を中心に-

近代早期书法传书教育思想的历史研究 - 以书法风格“松花堂流”为中心 -

• 批准号: 04J03915
• 负责人: 川畑 薫
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: Kyoto University (2005)Kobe University (2004)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for JSPS Fellows
• 财政年份: 2005
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2005 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-04J03915/
• 关键词: 芸道教育; 伝授; 近世教育思想史; 近世書道史; 書道伝書; 秘伝; 書と教育; 近世教育思想

平成17年度において、金沢市立玉川図書館近世史料館、狩野文庫(東北大学附属図書館)、肥前島原松平文庫(島原市図書館)の所蔵になる書道伝書の調査閲覧を行い、写真版又は紙焼の作成を行った。近世史料館所蔵の資料の中に『増補版国書総目録』にも未掲載の松花堂流の伝書が三点含まれることが確認され、これらの資料は、加賀藩における松花堂流受容の様相を伝えるものであり、武家社会と松花堂流の受容を考える上で、貴重な資料の発見となった。現在、これらの伝書を以前に調査収集した松花堂流の伝書群の中で位置づけるための作業を行っている。狩野文庫所蔵の書道伝書群の調査では、新たに松花堂流の伝書と認められる資料が一点見出された。本資料は松花堂流伝書の流布を考える上での新たな視点を提示するものである。また、狩野文庫および肥前島原松平文庫には多数の書道伝書が含まれるが、松平文庫の場合、島原藩主・松平忠房の旧蔵からなるもので、忠房の書道に関する教養だけでなく、島原藩における右筆の教養を窺う上で有効な資料といえる。これらの資料群によって、近世文字社会における書道伝書の果たす役割の大きさが改めて確認される。これまでに多数の書道伝書を調査する機会を得た。現在、それらの資料群を対象として分類整理を進めているが、従来、書道伝書が研究対象とされることはほとんどなかったこともあり、書道伝書の分類整理には今後も時間を要すると思われる。本研究における書道伝書および書跡(作品)調査の結果は、その一部を「東京国立博物館蔵・藤田乗因筆『六六武将賛』について」(『MUSEUM』第599号)としてまとめた。本論文は「六六武将賛」という松花堂流書家の手になる代表的な作品を題材として、松花堂流において伝承された書風および書体の「書き分け」のあり方を論じたものであり、書跡を対象とした研究において、新たな研究手法を提示するものとなった。

In the 17th year of Heisei, にお にお て, kanazawa city tamagawa Tokugan Museum of Modern Historical Materials, Kano Bunko (Tohoku University Affiliated Tokugan Museum), and Hizen Shimawara Matsuhira Bunko (Shimawara city Tokugan Museum) conducted a survey and review of になる calligraphy 伝 books in their collections. Youdaoplaceholder4 line った, and the photo version was made on 焼 焼 paper and を line った. What modern historial DE touraine 蔵 の data の に "rights to fill credentials 総 directory" に も not first white jasmines load の songhua hall flow の が 伝 book contains three ま れ る こ と が confirm さ れ, こ れ ら は の data, add He Fan に お け る songhua hall flow by let の others in phase を 伝 え る も の で あ り, buke social と の "songhua hall flow capacity を exam え る で and precious な data の 発 see と な っ た. Now, こ れ ら の 伝 book を 収 に previous surveys set し た songhua hall flow の 伝 place で book group of の づ け る た め の line homework を っ て い る. The investigation of the 伝 series of books in the Kano Bunko collection で された and the と recognition materials of the 伝 books of the new たに Matsuhana-ryu <e:1> can be found at が. This material, <s:1> Songhuatang school 伝 book <s:1> school distribution を examination える で <s:1> new たな perspective を hint する <s:1> <s:1> である である ま た, inaugural wild library お よ び island before the original fat pine flat library に は most の kind 伝 book contains が ま れ る が, pine flat library の occasions, island, the original seignior pine flat, loyal room の old 蔵 か ら な る も の で, zhong の kind に masato す る breeding だ け で な く, island Francisco に お け る right pen の breeding を peep う で have sharper な data と い え る. The <s:1> れら <s:1> data group によって, the modern writing society における calligraphy 伝 book <e:1> guo たす ji <s:1> da さが さが revision めて confirmation される. Youdaoplaceholder2 れまでに most <s:1> books 伝 books を investigate する opportunities を た Now, そ れ ら の data group を like と seaborne し て sorting を into め て い る が, 従 to, saying 伝 book が research like と seaborne さ れ る こ と は ほ と ん ど な か っ た こ と も あ り, saying 伝 book の sorting に は を も time in the future to す る と think わ れ る. This study に お け る kind 伝 book お よ び rubbings (work) survey results の は, そ の a を "Tokyo national MUSEUM 蔵 fujita 乗 for pen" 賛 military commanders "に つ い て" (no. 599 "MUSEUM") と し て ま と め た. This thesis は "賛 military commanders" と い う songhua hall flow shoka の hand に な る represent な を fodders と し て, songhua hall flow に お い て 伝 bearing さ れ た book wind お よ び chirography の "book き け" の あ り party を theory じ た も の で あ り, rubbings を like と seaborne し た research に お い て, new た な research technique を prompt す る も の と な っ た.

项目成果

近世前期における松花堂流享受の一側面-藤田乗因と桑名藩士の交流を手掛かりに-

近代初期松花堂流的享受的一个侧面——以藤田农林与桑名家家臣的互动为中心——

• 发表时间: 2005
• 期刊: 百舌鳥国文 第16号(印刷中)
• 作者: Shinbori;A.;T.Ono;M.Iizima;A.Kumamoto;H.Oya;新堀 淳樹;新堀 淳樹;川畑 薫;川畑 薫
• 通讯作者: 川畑 薫

東京国立博物館蔵・藤田乗因筆「六六武将賛」について--松花堂流の指向した「書き分け」をめぐる考察

论东京国立博物馆藏藤田农林的《六郎书散》——以松花堂体为导向的“分写”研究

• 发表时间: 2005
• 期刊: MUSEUM 599号
• 作者: Shinbori;A.;T.Ono;M.Iizima;A.Kumamoto;H.Oya;新堀 淳樹;新堀 淳樹;川畑 薫
• 通讯作者: 川畑 薫