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ストレスステロイドが海馬神経の損傷を引き起こす機構の解明

ストレスステロイドが海馬神経の損傷を引き起こす機構の解明
阐明应激类固醇导致海马神经损伤的机制
批准号:
16700284
负责人:
木本 哲也
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究は、ストレスの影響を大きく受ける記憶学習機能を司り、ストレスステロイドの主要な標的である海馬において、海馬自身で合成されるニューロステロイドとしてのエストロゲンとその作用部位であるエストロゲン受容体を中心に、ストレスによる神経細胞損傷に関する防御機構の解明を目指すものである。本年度は、まず昨年度に発見したラット海馬神経細胞への17β-エストラジオールの投与によるα型エストロゲン受容体(ERα)の移動について更に追求し、ERαは特にポストシナプスでpostsynaptic density(PSD)に移行していることを解明した。ERαはheat-shock proteinと相互作用することから、ストレス負荷時における損傷から神経細胞を保護する際に関与していることが示唆された。また、海馬に17β-エストラジオールを投与するとシナプス蛋白質が顕著に増加するとともに、NMDA受容体の特定のサブタイプが特異的に増加することを発見した。17β-エストラジオールは海馬神経細胞のスパイン密度及びその形態をNMDA受容体を介したカルシウム依存的に制御することから、これらの蛋白質の変化はスパイン形成において重要な役割を担っているものと考えられる。ストレスを負荷したラットでは海馬でのERαの発現に減少が見られた、副腎を摘出してストレスステロイドの供給を遮断するとこの減少の割合が抑制された。これより、脳でのERαの発現制御には末梢から供給されるストレスステロイドが関与していることが示唆された。一方で抑制は完全ではなかったことから、末梢由来のストレスステロイドのみならず、昨年度に実証した脳自体で合成されているグルココルチコイド(コルチコステロン)も一定の役割を担っているのではないかと思われる。また、精巣を摘出して末梢からのアンドロゲンの供給を遮断すると、海馬におけるグルココルチコイド受容体の発現量が減少した。エストロゲンとともに擬似エストロゲンであるビスフェノールA(BPA)の効果も検討し、BPAは海馬神経細胞で細胞内カルシウム信号を発生させるとともに、スパインの密度・形態を変化させることを見出した。
英文摘要
本研究は、ストレスの影響を大きく受ける記憶学習機能を司り、ストレスステロイドの主要な標的である海馬において、海馬自身で合成されるニューロステロイドとしてのエストロゲンとその作用部位であるエストロゲン受容体を中心に、ストレスによる神経細胞損傷に関する防御機構の解明を目指すものである。本年度は、まず昨年度に発見したラット海馬神経細胞への17β-エストラジオールの投与によるα型エストロゲン受容体(ERα)の移動について更に追求し、ERαは特にポストシナプスでpostsynaptic density(PSD)に移行していることを解明した。ERαはheat-shock proteinと相互作用することから、ストレス負荷時における損傷から神経細胞を保護する際に関与していることが示唆された。また、海馬に17β-エストラジオールを投与するとシナプス蛋白質が顕著に増加するとともに、NMDA受容体の特定のサブタイプが特異的に増加することを発見した。17β-エストラジオールは海馬神経細胞のスパイン密度及びその形態をNMDA受容体を介したカルシウム依存的に制御することから、これらの蛋白質の変化はスパイン形成において重要な役割を担っているものと考えられる。ストレスを負荷したラットでは海馬でのERαの発現に減少が見られた、副腎を摘出してストレスステロイドの供給を遮断するとこの減少の割合が抑制された。これより、脳でのERαの発現制御には末梢から供給されるストレスステロイドが関与していることが示唆された。一方で抑制は完全ではなかったことから、末梢由来のストレスステロイドのみならず、昨年度に実証した脳自体で合成されているグルココルチコイド(コルチコステロン)も一定の役割を担っているのではないかと思われる。また、精巣を摘出して末梢からのアンドロゲンの供給を遮断すると、海馬におけるグルココルチコイド受容体の発現量が減少した。エストロゲンとともに擬似エストロゲンであるビスフェノールA(BPA)の効果も検討し、BPAは海馬神経細胞で細胞内カルシウム信号を発生させるとともに、スパインの密度・形態を変化させることを見出した。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Estrogen induces rapid decrease in dendritic thorns of CA3 pyramidal neurons in adult male rat hippocampus.
雌激素诱导成年雄性大鼠海马 CA3 锥体神经元树突刺迅速减少。
DOI: --
发表时间: 2005
期刊: Biochem Biophys Res Commun 337
影响因子: --
作者: [Murakami G, et al., K. Kuwajima, K. Kuwajima, Tsurugizawa T et al.]
通讯作者: Tsurugizawa T et al.
DOI: 10.1016/j.bbrc.2005.07.173
发表时间: 2005-10-07
期刊: BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS
影响因子: 3.1
作者: [Komatsuzaki, Y, Murakami, G, Kawato, S]
通讯作者: Kawato, S
DOI: --
发表时间: 2006-02
期刊: Neuro endocrinology letters
影响因子: --
作者: [Nobuaki Tanabe;T. Kimoto;S. Kawato]
通讯作者: Nobuaki Tanabe;T. Kimoto;S. Kawato
神経ステロイドの急速な合成を制御する機構の解明
  • 批准号:
    14780599
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
  • 资助金额:
    $1.34万
  • 财政年份:
    2002
  • 负责人:
    木本 哲也
  • 依托单位:
中枢神経系に於ける神経-グリア間情報伝達過程の可視化解析
  • 批准号:
    10780403
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
  • 资助金额:
    $0.96万
  • 财政年份:
    1998
  • 负责人:
    木本 哲也
  • 依托单位:
海外基金