腺様嚢胞癌のヌードマウス移植継代株における組織型別での遺伝子発現に関する研究
腺様嚢胞癌のヌードマウス移植継代株における組織型別での遺伝子発現に関する研究
批准号:
17791503
负责人:
橋谷 進
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
关键词:
中文摘要
腺様嚢胞癌は唾液腺原発の腫瘍で口腔領域の癌腫では扁平上皮癌に次いで頻度が高く、きわめて緩徐な発育と著明な浸潤性増殖を示す悪性腫瘍である。病理組織学的所見としてPerzinらは腫瘍構造を管状型、節状型、充実型に分けているが、一つの腫瘍内に様々な組織型がみられたり、それぞれの移行型がみられたりすることも多い。これまで、組織型と臨床病態との関連性については、充実型を含む症例では予後不良とするものが多数報告されているが、関連性がないと報告されているものもあり、組織型の臨床的意義については不明な点が多い。本研究の目的は腺様嚢胞癌の組織型による相違を病理組織学的、免疫組織化学的、分子生物学的に検索をおこない、組織型と臨床的病態について解明することである。口腔癌では、多数のヌードマウス可移植株が樹立され、浸潤・転移像などのメカニズムの解明が進められている。しかしながら腺様嚢胞癌では腫瘍増殖が緩慢なため、移植株として樹立された系は非常に少ない。われわれは、現在、口底部原発の腺様嚢胞癌患者の摘出片をヌードマウス皮下に移植し、継代可能な移植株の樹立に成功している。この腫瘍を用いて継代による腺様嚢胞癌移植株の増殖や組織学的変化にはアポトーシスの減少が関与していることをすでに第49回日本口腔外科学会総会および第6回アジア顎顔面外科学会総会において報告している。そこで本研究では、腺様嚢胞癌の組織型についての臨床病態の相違を遺伝子レベルで解明したいと考えている。その結果二次元電気泳動で腺様嚢胞癌のタンパク発現プロファイリングを行ったところ6種類の特異的発現を検出した。そのうち強発現したstathminとmaspinについて臨床材料を含めウエスタンブロット法と免役染色を行った。正常唾液腺に比べstathminとmaspinは癌で強発現した。また、組織型では筋状型より充実型で強発現であった。さらに、別の口底腺様嚢胞癌転移株の樹立にも成功しており転移腫瘍は組織学的に未分化癌であった。原発株と転移株の細胞生物学的特性について検討した所.転移株は原発株に比べ、腫瘍増殖能が高く、PCNAUも高値を示した。転移株皮下移植5ヶ月後にリンパ節や肺に多発転移を生じ、6ヶ月後にはすべて腫瘍死した。また、舌への同所性移植においても高率にリンパ節と肺に転移した。現在この転移株についても遺伝学的検討を行っている。
英文摘要
腺様嚢胞癌は唾液腺原発の腫瘍で口腔領域の癌腫では扁平上皮癌に次いで頻度が高く、きわめて緩徐な発育と著明な浸潤性増殖を示す悪性腫瘍である。病理組織学的所見としてPerzinらは腫瘍構造を管状型、節状型、充実型に分けているが、一つの腫瘍内に様々な組織型がみられたり、それぞれの移行型がみられたりすることも多い。これまで、組織型と臨床病態との関連性については、充実型を含む症例では予後不良とするものが多数報告されているが、関連性がないと報告されているものもあり、組織型の臨床的意義については不明な点が多い。本研究の目的は腺様嚢胞癌の組織型による相違を病理組織学的、免疫組織化学的、分子生物学的に検索をおこない、組織型と臨床的病態について解明することである。口腔癌では、多数のヌードマウス可移植株が樹立され、浸潤・転移像などのメカニズムの解明が進められている。しかしながら腺様嚢胞癌では腫瘍増殖が緩慢なため、移植株として樹立された系は非常に少ない。われわれは、現在、口底部原発の腺様嚢胞癌患者の摘出片をヌードマウス皮下に移植し、継代可能な移植株の樹立に成功している。この腫瘍を用いて継代による腺様嚢胞癌移植株の増殖や組織学的変化にはアポトーシスの減少が関与していることをすでに第49回日本口腔外科学会総会および第6回アジア顎顔面外科学会総会において報告している。そこで本研究では、腺様嚢胞癌の組織型についての臨床病態の相違を遺伝子レベルで解明したいと考えている。その結果二次元電気泳動で腺様嚢胞癌のタンパク発現プロファイリングを行ったところ6種類の特異的発現を検出した。そのうち強発現したstathminとmaspinについて臨床材料を含めウエスタンブロット法と免役染色を行った。正常唾液腺に比べstathminとmaspinは癌で強発現した。また、組織型では筋状型より充実型で強発現であった。さらに、別の口底腺様嚢胞癌転移株の樹立にも成功しており転移腫瘍は組織学的に未分化癌であった。原発株と転移株の細胞生物学的特性について検討した所.転移株は原発株に比べ、腫瘍増殖能が高く、PCNAUも高値を示した。転移株皮下移植5ヶ月後にリンパ節や肺に多発転移を生じ、6ヶ月後にはすべて腫瘍死した。また、舌への同所性移植においても高率にリンパ節と肺に転移した。現在この転移株についても遺伝学的検討を行っている。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Protein expression profiling identifies maspin an stathmin as potential biomarkers of adenoid cystic carcinoma of the salivary glands
蛋白质表达谱鉴定 maspin 和 stathmin 作为唾液腺腺样囊性癌的潜在生物标志物
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
International Journal of Cancer 118・3
影响因子:
--
作者:
[Nakashima D, et al.]
通讯作者:
et al.
DOI:
10.3892/or.17.1.67
发表时间:
2007
期刊:
Oncology reports
影响因子:
4.2
作者:
[S. Hashitani;M. Urade;Yusuke Zushi;Emi Segawa;Shin Okui;K. Sakurai]
通讯作者:
S. Hashitani;M. Urade;Yusuke Zushi;Emi Segawa;Shin Okui;K. Sakurai
Identification of candidate genes associate with salivary adenoid cystic carcinomas using combined comparative genomic hybridization and oligonucleotide microarray analyses
使用组合比较基因组杂交和寡核苷酸微阵列分析鉴定与唾液腺样囊性癌相关的候选基因
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
The International Journal of Biochemistry & Cell Biology 37
影响因子:
--
作者:
[Kasamatsu A, et al.]
通讯作者:
et al.
腺様嚢胞癌のヌードマウス移植継代株における組織型と悪性度の関連性に関する研究
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批准号:15791195
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2003
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负责人:橋谷 進
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依托单位:
海外基金