パウル・ティリッヒにおける宗教思想-哲学・歴史哲学との関わりを中心に-
パウル・ティリッヒにおける宗教思想-哲学・歴史哲学との関わりを中心に-
批准号:
06J02600
负责人:
古木 葉子 (鬼頭 葉子)
金额:
$0.7万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
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英文摘要
社会学者ギデンズの議論とティリッヒ思想を比較検討し、社会状況におけるティリッヒ思想の役割について研究を行った。近代以降、伝統的な共同体が変化する中で、個人の行為の基準とは何か、道徳的判断について考察した。ティリッヒまたギデンズによれば、我々の時代において、近代以前の伝統的な共同体の物語や展望が揺らいでいる。そのため、個人の行為の基準や体系的認識に対する信念が個人の判断に委ねられるようになった。しかし、人間は何らかの共同体に起源を持ち、自分がどこへ向かうのかを、自らの行為によって選択していかざるを得ない存在である。ティリッヒは、個人が共同体において、何をなすべきかの基準を「道徳的命法」として提示した。道徳的命法とは、共同体において他者の人格を肯定せよ、という命令であり、その根底には宗教的次元がある。現在、個人の行為が影響を及ぼす「他者」の範囲は拡大しつつあり、この基準は、より個人の高い見識や判断を必要とする困難な問題である。また、ティリッヒの死の思想について、同時代の実存主義・実存哲学ならびに同時代のキリスト教神学における死についての考察と比較しつつ明らかにした。ティリッヒは存在論に基づく実存の分析を行う点で、ハイデガーやヤスパースとの接点を持つ。また、「私個人の死」を思惟の対象とする点で、ジャンケレヴィッチの方法とも共通する。二つ目に、ティリッヒはさらに死の向こう側について語るが、この立場は、人間から見た時間軸(過去-現在-未来)と、神の時間軸(始め-終わり)が異なるという時間概念の特徴に基づく。三つ目に、ティリッヒの死の思想に関する問題点。ティリッヒが希望を見出している「永遠」については「わからなさ」を残し、モルトマンのように今「わかる」希望を語る立場とは異なる。また実存的分析に基づく「死」は、他者や世界との関係性といった観点から捉えることは難しい。
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会议论文
『道徳』なき『近代』-パウル・ティリッヒにおける道徳的命法の宗教的次元-
没有“道德”的“现代性”——保罗·蒂利希的道德规则的宗教维度——
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
『宗教と倫理』 7
影响因子:
--
作者:
[Kunihito Ioka, ほか, Goro Sato, Kenji Toma, Kenji Toma, Ryo Yamazaki, Kunihito Ioka, 當真 賢二, 當真 賢二, Kenji Toma, 當真 賢二, 鬼頭 葉子]
通讯作者:
鬼頭 葉子
キリスト教神学・哲学において<死>そのものを考えること-パウル・ティリッヒの思索を手掛かりに-
基督教神学和哲学中对<死亡>本身的思考 - 基于保罗·蒂利希的思想 -
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kunihito Ioka, ほか, Goro Sato, Kenji Toma, Kenji Toma, Ryo Yamazaki, Kunihito Ioka, 當真 賢二, 當真 賢二, Kenji Toma, 當真 賢二, 鬼頭 葉子, 鬼頭 葉子, 鬼頭 葉子]
通讯作者:
鬼頭 葉子
パウル・ティリッヒの聖霊理解-霊の普遍性・創造性について-
保罗·蒂利希对圣灵的理解 -关于圣灵的普遍性和创造力-
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
基督教学研究 第26号(掲載決定)
影响因子:
--
作者:
[Kunihito Ioka, ほか, Goro Sato, Kenji Toma, Kenji Toma, Ryo Yamazaki, Kunihito Ioka, 當真 賢二, 當真 賢二, Kenji Toma, 當真 賢二, 鬼頭 葉子, 鬼頭 葉子]
通讯作者:
鬼頭 葉子
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