難聴遺伝子GJB2 KOマウスにおける蝸牛障害のナノスケールの解析
難聴遺伝子GJB2 KOマウスにおける蝸牛障害のナノスケールの解析
批准号:
18791237
负责人:
畠 将晃
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
Cre recombinase存在下でGjb2遺伝子翻訳領域が切り取られるようなコンストラクトを作成し、ES細胞に相同組換えにより導入した。ネオマイシンによる選別を行いサザンプロット法により組替え体を同定する。ES細胞をB6マウスの胚盤胞へ注入してキメラマウスを作製した。DPOAEの計測には、刺激音を発生させる発振器,計測の際に外耳道に挿入し、2個のイアホンとマイクロホンを内蔵したブロープ,マイクロホンからの信号を増幅するアンプで計測した。OAEs計測装置(OtodynamicsLtd.,ILO92)と計測装置の制御およびデータの入出力を行うパーソナルコンピュータを用いた.レーザドップラ振動計と複合顕微鏡を組み合わせた計測システムを構築し,モルモットの蝸牛内基底板の振動を直接計測する実験を行った。モルモットの蝸牛に小さな穴をあけ,レーザの反射を高めるために,マイクロビーズを基底板上に滴下し,その部位の振動速度を計測した。GJB2遺伝子によってコードされるconnexin26は、コルチ器内の微小なイオン環境の維持に関与している可能性が示唆されている。今回の研究からGJB2遺伝子変異の保因者においては、コルチ器内のイオン環境が正常に比べて悪いため、有毛細胞の機能障害や変性脱落が発生している機序が考えられた。
英文摘要
Cre recombinase存在下でGjb2遺伝子翻訳領域が切り取られるようなコンストラクトを作成し、ES細胞に相同組換えにより導入した。ネオマイシンによる選別を行いサザンプロット法により組替え体を同定する。ES細胞をB6マウスの胚盤胞へ注入してキメラマウスを作製した。DPOAEの計測には、刺激音を発生させる発振器,計測の際に外耳道に挿入し、2個のイアホンとマイクロホンを内蔵したブロープ,マイクロホンからの信号を増幅するアンプで計測した。OAEs計測装置(OtodynamicsLtd.,ILO92)と計測装置の制御およびデータの入出力を行うパーソナルコンピュータを用いた.レーザドップラ振動計と複合顕微鏡を組み合わせた計測システムを構築し,モルモットの蝸牛内基底板の振動を直接計測する実験を行った。モルモットの蝸牛に小さな穴をあけ,レーザの反射を高めるために,マイクロビーズを基底板上に滴下し,その部位の振動速度を計測した。GJB2遺伝子によってコードされるconnexin26は、コルチ器内の微小なイオン環境の維持に関与している可能性が示唆されている。今回の研究からGJB2遺伝子変異の保因者においては、コルチ器内のイオン環境が正常に比べて悪いため、有毛細胞の機能障害や変性脱落が発生している機序が考えられた。
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