触媒開発を基軸とする光学活性フッ素化合物の革新的合成
触媒開発を基軸とする光学活性フッ素化合物の革新的合成
批准号:
07F07455
负责人:
柴田 哲男
金额:
$1.47万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
フッ素原子を含む化合物はフッ素原子の特異的な性質から強い生理活性や物性を示すことが知られている。このため,含フッ素有機化合物は農薬品のおよそ40-50%,医薬品の20-25%を占めていると言われている。中でも不斉中心にトリフルオロメチル基を持つ化合物は生理活性物質に多く見られ,不斉合成法の開発が強く望まれている。そこでトリフルオロメチル基を含むビルディングブロックであるα-トリフルオロメチルアクリレートに注目した。本試薬は市販されており容易に入手可能で,電子求引性基であるトリフルオロメチル基により強力に活性化されている。このため様々な求核種と反応し,標的分子に対して効率的にトリフルオロメチル基を含むユニットを一挙に不斉導入可能であると考えられる。まず不斉発現の実績のあるキナアルカロイドを触媒に用い,β-ケトエステルとの不斉Michael反応を検討することとした。基質としてtert-butyl 1-oxo-indan-2-carboxylateを用いてジクロロメタン溶媒中10mol%のキナアルカロイド存在下,室温にて触媒の検討を行った。反応は円滑に進行し,キニジンを用いたときジアステレオ比56/44,エナンチオ選択性68%ee/67%eeで目的付加体が得られた。そこで,シンコニンを用いたところ選択性の向上が見られジアステレオ比79/21,エナンチオ選択性86%ee/65%eeを与えた。さらに-80℃にて反応を行うことにより,ジアステレオ比85/15,エナンチオ選択性93%ee/83%eeと最も良い結果を与えた。一方,シンコニジンを用いることで逆のエナンチオマーを86%eeと高立体選択的に得ることに成功した。
英文摘要
フッ素原子を含む化合物はフッ素原子の特異的な性質から強い生理活性や物性を示すことが知られている。このため,含フッ素有機化合物は農薬品のおよそ40-50%,医薬品の20-25%を占めていると言われている。中でも不斉中心にトリフルオロメチル基を持つ化合物は生理活性物質に多く見られ,不斉合成法の開発が強く望まれている。そこでトリフルオロメチル基を含むビルディングブロックであるα-トリフルオロメチルアクリレートに注目した。本試薬は市販されており容易に入手可能で,電子求引性基であるトリフルオロメチル基により強力に活性化されている。このため様々な求核種と反応し,標的分子に対して効率的にトリフルオロメチル基を含むユニットを一挙に不斉導入可能であると考えられる。まず不斉発現の実績のあるキナアルカロイドを触媒に用い,β-ケトエステルとの不斉Michael反応を検討することとした。基質としてtert-butyl 1-oxo-indan-2-carboxylateを用いてジクロロメタン溶媒中10mol%のキナアルカロイド存在下,室温にて触媒の検討を行った。反応は円滑に進行し,キニジンを用いたときジアステレオ比56/44,エナンチオ選択性68%ee/67%eeで目的付加体が得られた。そこで,シンコニンを用いたところ選択性の向上が見られジアステレオ比79/21,エナンチオ選択性86%ee/65%eeを与えた。さらに-80℃にて反応を行うことにより,ジアステレオ比85/15,エナンチオ選択性93%ee/83%eeと最も良い結果を与えた。一方,シンコニジンを用いることで逆のエナンチオマーを86%eeと高立体選択的に得ることに成功した。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Modular Synthesis of Medium-Membered Ring Molecules Based on Chemical Bond Cleavage, Zwitterion Generation, and Reactivity Control
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批准号:21H01933
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2021
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负责人:柴田 哲男
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依托单位:
Development of Antifreeze Glycoproteins, which Structure was Regulated by the Fluorine- Gauche Effect
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批准号:17F17042
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2017
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负责人:柴田 哲男
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依托单位:
超原子価ハロゲンの酸化的カップリング法を基軸とする求電子的トリフルオロメチル化法
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批准号:12F02337
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2012
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负责人:柴田 哲男
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依托单位:
試薬開発に力点おいたフルオロメチル化法の開拓
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批准号:19020024
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.94万
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财政年份:2007
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负责人:柴田 哲男
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依托单位:
エノール型チミンとグアニン間での塩基対形成の可能性に関する研究
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批准号:14657561
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.66万
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财政年份:2002
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负责人:柴田 哲男
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依托单位:
新規ヘリックス構造の創出:ハイブリット型ペプチド鎖の設計,合成および機能評価
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批准号:10771242
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1998
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负责人:柴田 哲男
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依托单位:
海外基金