多発性硬化症モデルにおける脂質のダイナミクス
多発性硬化症モデルにおける脂質のダイナミクス
批准号:
07J01750
负责人:
木原 泰行
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
多発性硬化症は中枢神経系を侵す炎症性脱髄疾患である。欧米諸国における有病率は高いが、日本では稀な疾患のため特定疾患に指定されている。多発性硬化症の発症原因には不明な点が残されており、現時点では根治療法はない。多発性硬化症のマウスモデルと考えられている実験的アレルギー性脳脊髄炎の研究から、CD4陽性T細胞がこの疾患で重要な役割を担っていることが示唆されている。近年、細胞質型ホスホリパーゼA2が実験的アレルギー性脳脊髄炎において重要な働きをしていることが報告された[Neuron 41,323&J.Exp.Med.202,841]。これらの報告から、細胞質型ホスホリパーゼA2によって産生される種々の脂質メディエーター(プロスタグランジン類、ロイコトリエン類、リン脂質類など)がこの疾患に深く関与していることが考えられるが、これらの脂質メディエーターのうちどの分子がどのように関与しているかを網羅的に解析した研究はほとんどない。そこで、本研究では実験的アレルギー性脳脊髄炎の病巣部における脂質メディエーターを前駆体および代謝産物と併せて網羅的に定量し、加えて脂質メディエーター代謝関連酵素及び受容体のmRNA含量も定量した。病態の推移に伴い、脂質プロファイルはダイナミックに変化していることが明らかとなった。さらに、代謝酵素または受容体の欠損マウスを用いて、病態の推移及びT細胞の免疫応答などの解析を行い、複数の脂質メディエーターが複雑にこの疾患を調節していることが明らかとなった。
英文摘要
多発性硬化症は中枢神経系を侵す炎症性脱髄疾患である。欧米諸国における有病率は高いが、日本では稀な疾患のため特定疾患に指定されている。多発性硬化症の発症原因には不明な点が残されており、現時点では根治療法はない。多発性硬化症のマウスモデルと考えられている実験的アレルギー性脳脊髄炎の研究から、CD4陽性T細胞がこの疾患で重要な役割を担っていることが示唆されている。近年、細胞質型ホスホリパーゼA2が実験的アレルギー性脳脊髄炎において重要な働きをしていることが報告された[Neuron 41,323&J.Exp.Med.202,841]。これらの報告から、細胞質型ホスホリパーゼA2によって産生される種々の脂質メディエーター(プロスタグランジン類、ロイコトリエン類、リン脂質類など)がこの疾患に深く関与していることが考えられるが、これらの脂質メディエーターのうちどの分子がどのように関与しているかを網羅的に解析した研究はほとんどない。そこで、本研究では実験的アレルギー性脳脊髄炎の病巣部における脂質メディエーターを前駆体および代謝産物と併せて網羅的に定量し、加えて脂質メディエーター代謝関連酵素及び受容体のmRNA含量も定量した。病態の推移に伴い、脂質プロファイルはダイナミックに変化していることが明らかとなった。さらに、代謝酵素または受容体の欠損マウスを用いて、病態の推移及びT細胞の免疫応答などの解析を行い、複数の脂質メディエーターが複雑にこの疾患を調節していることが明らかとなった。
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Metabolism of platelet-activating factor in Experimental Allergic Encephalomyelitis
实验性变态反应性脑脊髓炎中血小板活化因子的代谢
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kihara, Y., Ishii, S., Shindou, H., Kita, Y., Shimizu, T.]
通讯作者:
T.
リゾホスファチジン酸受容体LPA4とLPA5の生体機能
溶血磷脂酸受体LPA4和LPA5的生物学功能
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamakura, T., 岸岡 歩, 植村 健, 渡辺 文寛, 安村 美里, 阿部学, 石井 聡]
通讯作者:
石井 聡
実験的アレルギー性脳脊髄炎における脂質代謝のダイナミクス
实验性变应性脑脊髓炎脂质代谢动态
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Sho Tsuchiya, Masashi Konyo, Hiroshi Yamada, Takahiro Yamauchi, Shogo Okamoto, Satoshi Tadokoro, 木原 泰行,北芳 博,進藤 英雄,石井 聡,清水 孝雄]
通讯作者:
木原 泰行,北芳 博,進藤 英雄,石井 聡,清水 孝雄
DOI:
10.4049/jimmunol.0803466
发表时间:
2009-03-01
期刊:
JOURNAL OF IMMUNOLOGY
影响因子:
4.4
作者:
[Mogi, Chihiro, Tobo, Masayuki, Okajima, Fumikazu]
通讯作者:
Okajima, Fumikazu
多発性硬化症モデルにおける包括的リピドミクスとプロスタグランジンE2の機能
多发性硬化症模型中的整体脂质组学和前列腺素 E2 功能
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[木原泰行, 石井聡, 北芳博, 植松智, 審良静男, 吉良潤一, 清水孝雄]
通讯作者:
清水孝雄
共 10 条
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