课题基金 / 基金详情

「伝統」と「宗教」のダイナミズム-サラワクにおけるアダットとキリスト教-

「伝統」と「宗教」のダイナミズム-サラワクにおけるアダットとキリスト教-
“传统”与“宗教”的活力:砂拉越的阿达特与基督教
批准号:
11J07174
负责人:
土佐 美菜実
金额:
$0.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 2012

项目摘要

项目成果

土佐 美菜実的其他基金

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
平成24年度は、マレーシア・サラワク州における現地住民の慣習の成文化について、その歴史をサラワク最大のプロト・マレー系民族であるイバンに焦点をあてて明らかにしてきた。サラワクでは現地住民の慣習が成文化され、司法制度の末端機関に位置づけられる先住民裁判所で適用されている。イバンを始めとする現地住民の慣習は、植民地独立後に慣習伝統評議会によって草稿が作成された。今日、裁判所で適用されているこの慣習の記録は、植民地独立後にイバンの知識人や政治的リーダーがイニシアチブをとって取り組んできた成果である。しかし、そうした記録活動は、そもそも植民地政策のひとつとして始まったこと、そして植民地行政官の記述がその後の現地住民たちの記録活動に大きな影響を与えたことがわかった。なかでも、イバン慣習の記録には、イギリス人行政官A.J.N.リチャードの記述がその礎となっていることを明らかにすることができた。そこで、本研究では19世紀以降のサラワク行政に関する歴史研究を踏まえつつ、行政官リチャードがサラワク政府の任命により成文化したイバン慣習について、彼の記述をもとに分析した。分析からは、リチャードの単純に行政官という立場として捉えることのできない成文化に対する複雑な見解を考察した。彼が第二次世界大戦以前のブルック王国時代よりサラワクで地方行政官として勤務し、現地住民の文化や慣習に慣れ親しんでいたという背景を持つために、植民地時代にイギリスから導入されつつあった近代西洋的な司法制度に対して好意的ではなかったことが彼の記述から読み取れる。特に、非常にシステマチックな形式でまとめられながらも内容としてはイバン語を多用し、近代西洋化によって現地の文脈が損ねてしまうことを極力避けるように配慮した彼の記述は、そうした成文化に対して慎重な態度をとる彼の姿勢がうかがえる。こうした成文化の詳細な歴史の把握は、文字化され、裁判で適用されている今日の慣習の特徴やそこで生じる問題点を捉える上で重要となってくる。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
英国人行政官A.J.N.リチャードによるアダットの記録-サラワクにおける慣習、法、宗教-
英国行政长官 A.J.N. Richard 的阿达特记录 - 砂拉越的习俗、法律和宗教 -
DOI: --
发表时间: 2012
期刊:
影响因子: --
作者: [Goichiro Hanaoka, Takahiro Matsuda, Jacob C. N. Schuldt, 綿村 英一郎, 土佐美菜実]
通讯作者: 土佐美菜実
戦後のサラワクにおける人類学とアダット
战后砂拉越的人类学和阿达特
DOI: --
发表时间: 2011
期刊:
影响因子: --
作者: [Goichiro Hanaoka, Takahiro Matsuda, Jacob C. N. Schuldt, 綿村 英一郎, 土佐美菜実, 土佐美菜実]
通讯作者: 土佐美菜実
ポスト・スハルト期インドネシアにおけるアダットの実態に関する文献資料調査
海外基金