協働効果を発揮する多様な触媒の構築が可能な系の開発
協働効果を発揮する多様な触媒の構築が可能な系の開発
批准号:
15K05429
负责人:
小島 聡志
金额:
$3.16万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2015
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2015-04-01 至 2017-03-31
中文摘要
複素環の窒素原子をLewis塩基部位弱いLewis酸を酸性部位にもち,それらの協働効果による活性化効果の発現を検討するに当たり,用いる複素環の選択が必要となる。そこで,ピリジンと比べて検討例の少ないピリダジンに着目し,その特性を把握することにした。4-ジメチルアミノピリジン(DMAP)は,求核触媒として汎用性が高く,特に酸無水物とアルコールからエステルを生成させる反応では,最も広く用いられている触媒であるが,対応する4-ジメチルアミノピリダジンの触媒能が著しく低いことが報告されていた。そこで,5位にもアミノ基を導入し2つのアミノ基を環内に固定すれば不利を克服して触媒能が上がると考えその誘導体を検討することとした。合成に関しては,3種類の誘導体をそれぞれ4段階で合成できた。その際に,対称の4,5-ジアミノ体に加えて非対称の3,4-ジアミノ体も副生したので,その検討も行った。Et誘導体についてCD3CN中で塩基性を比較したところ,非対称体>DMAP>対称体となり,非対称体と対称体とでは,pKaの差が1のあることがわかった。また,フェナシルブロミドを求電子試薬に用いて求核性を比較したところ,CDCl3中では,非対称体:対称体:DMAP=19:6:1,C6D6中では,非対称体が溶けなかったためそれ以外について比較したところ対称体:DMAP=14:1となった。上記のエステル化反応における触媒能を検討したところ,CDCl3中では,DMAP:非対称Et体:対称Et体:非対称Bn体:対称Me体:対称Bn体の順となりおおよその速度比が9:3.5:3:3:1:1となった。ところが,C6D6中では,DMAP:対称Et体=1:2と逆転し,分子設計がある程度正しいことが示された。この結果の詳細について,論文として報告を行った(J. Org. Chem.2016, 81, 8710-8721.)。
英文摘要
複素環の窒素原子をLewis塩基部位弱いLewis酸を酸性部位にもち,それらの協働効果による活性化効果の発現を検討するに当たり,用いる複素環の選択が必要となる。そこで,ピリジンと比べて検討例の少ないピリダジンに着目し,その特性を把握することにした。4-ジメチルアミノピリジン(DMAP)は,求核触媒として汎用性が高く,特に酸無水物とアルコールからエステルを生成させる反応では,最も広く用いられている触媒であるが,対応する4-ジメチルアミノピリダジンの触媒能が著しく低いことが報告されていた。そこで,5位にもアミノ基を導入し2つのアミノ基を環内に固定すれば不利を克服して触媒能が上がると考えその誘導体を検討することとした。合成に関しては,3種類の誘導体をそれぞれ4段階で合成できた。その際に,対称の4,5-ジアミノ体に加えて非対称の3,4-ジアミノ体も副生したので,その検討も行った。Et誘導体についてCD3CN中で塩基性を比較したところ,非対称体>DMAP>対称体となり,非対称体と対称体とでは,pKaの差が1のあることがわかった。また,フェナシルブロミドを求電子試薬に用いて求核性を比較したところ,CDCl3中では,非対称体:対称体:DMAP=19:6:1,C6D6中では,非対称体が溶けなかったためそれ以外について比較したところ対称体:DMAP=14:1となった。上記のエステル化反応における触媒能を検討したところ,CDCl3中では,DMAP:非対称Et体:対称Et体:非対称Bn体:対称Me体:対称Bn体の順となりおおよその速度比が9:3.5:3:3:1:1となった。ところが,C6D6中では,DMAP:対称Et体=1:2と逆転し,分子設計がある程度正しいことが示された。この結果の詳細について,論文として報告を行った(J. Org. Chem.2016, 81, 8710-8721.)。
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Development of highly Z-selective reagents for olefinations using pentacoordinated phosphoranes
使用五配位正膦开发高 Z 选择性烯化试剂
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Wataru Ohata, Satoshi Kojima, Yohsuke Yamamoto]
通讯作者:
Yohsuke Yamamoto
ルイス塩基性部位とルイス酸性部位を有する新規化合物の合成と応用
具有Lewis碱性和酸性位点的新型化合物的合成及应用
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Wataru Ohata, Satoshi Kojima, Yohsuke Yamamoto, 玉木愛梨・小島聡志・山本陽介]
通讯作者:
玉木愛梨・小島聡志・山本陽介
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Narumi Banden, Airi Tamaki, Jun Itou, Satoshi Kojima, Yohsuke Yamamoto]
通讯作者:
Yohsuke Yamamoto
五配位ホスホランを用いた選択的オレフィンの合成
使用五配位磷杂环戊烷选择性合成烯烃
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Wataru Ohata, Satoshi Kojima, Yohsuke Yamamoto, 玉木愛梨・小島聡志・山本陽介, 小林裕太郎・小島聡志・山本陽介, 伊藤 純・晩田成美・小島聡志・山本陽介, 大畠渉,小島聡志,山本陽介]
通讯作者:
大畠渉,小島聡志,山本陽介
新規ヒロロピリジン誘導体の合成と応用
新型乙基吡啶衍生物的合成及应用
DOI:
--
发表时间:
2015
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Wataru Ohata, Satoshi Kojima, Yohsuke Yamamoto, 玉木愛梨・小島聡志・山本陽介, 小林裕太郎・小島聡志・山本陽介]
通讯作者:
小林裕太郎・小島聡志・山本陽介
共 8 条
新規な光学活性ピリジン誘導体を用いた不斉反応の開発
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批准号:11740354
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1999
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负责人:小島 聡志
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依托单位:
10-P-5型ホスホランを用いた高選択的オレフィン化反応の開発
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批准号:07740501
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1995
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负责人:小島 聡志
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依托单位:
リン上に不斉をもつ光学活性な5配位リン化合物の合成と反応
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批准号:06740488
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1994
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负责人:小島 聡志
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依托单位:
ジアステレオメリックな5配位有機アンチモン化合物の立体化学の研究
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批准号:05854052
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1993
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负责人:小島 聡志
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依托单位:
新規なら5配位アリルヌズアート錯体の合成と反応性の研究
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批准号:04854048
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1992
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负责人:小島 聡志
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依托单位:
有機アンチモン化合物の置換基のスクランブリングと還元的カップリング
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批准号:02854056
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1990
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负责人:小島 聡志
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依托单位:
海外基金