免疫グロブリン治療の冠動脈炎症に対する抗炎症分子作用メカニズムの解明
免疫グロブリン治療の冠動脈炎症に対する抗炎症分子作用メカニズムの解明
批准号:
17K10166
负责人:
松田 明生
金额:
$3.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2018-03-31
中文摘要
本研究は、川崎病に対する免疫グロブリン治療(IVIG)の優れた臨床効果(冠動脈炎症の速やかな抑制を介した心障害後遺症発生率の低下)に基づき、IVIG製剤の抗冠動脈炎症の分子作用メカニズムの解明を目指すものである。これまでの先行研究により、炎症性サイトカインTNF-aで刺激したヒト初代冠動脈血管内皮細胞(HCAEC)にIVIG製剤を添加すると、G-CSF、IL-6等、川崎病の病態形成に必須なサイトカイン発現のオートクライン作用による増幅を完全に抑制すること、そのメカニズムの一端に、これらサイトカインの転写誘導に働く転写因子C/EBPdの発現および機能抑制の関与を報告した。その後の検討により、IVIG製剤はHCAEC内に取り込まれ、細胞内小器官Yに高濃度で蓄積していること、さらにYに特異的に発現している分子Xに生化学的に結合していることを明らかにした。平成29年年度は、分子XがIVIGの抗冠動脈炎症効果の発揮に必須な役割を果たしていることを明らかにする目的で、分子Xの発現をsiRNA法によりノックダウンした場合、IVIGによる抗冠動脈炎症効果がキャンセルされるか否かについて検証した。その結果、いくつかのsiRNA transfection試薬を用いて検討したが、HCAEC細胞へのsiRNAによるノックダウン効率が最も高い試薬においても、control siRNAを導入した場合に比較して、蛋白発現レベルで約70%の抑制であった。しかしこの条件下においても、G-CSF、IL-6等サイトカイン、転写因子C/EBPdの発現抑制効果ともに部分的ではあるがキャンセルされた。transfection試薬を用いた検討では、導入効率に限界があることが分かったので、今後はレンチウイルスによる導入方法を検討し、分子XがIVIGによる抗冠動脈炎症効果の発揮に必須であることを示す予定である。
英文摘要
本研究は、川崎病に対する免疫グロブリン治療(IVIG)の優れた臨床効果(冠動脈炎症の速やかな抑制を介した心障害後遺症発生率の低下)に基づき、IVIG製剤の抗冠動脈炎症の分子作用メカニズムの解明を目指すものである。これまでの先行研究により、炎症性サイトカインTNF-aで刺激したヒト初代冠動脈血管内皮細胞(HCAEC)にIVIG製剤を添加すると、G-CSF、IL-6等、川崎病の病態形成に必須なサイトカイン発現のオートクライン作用による増幅を完全に抑制すること、そのメカニズムの一端に、これらサイトカインの転写誘導に働く転写因子C/EBPdの発現および機能抑制の関与を報告した。その後の検討により、IVIG製剤はHCAEC内に取り込まれ、細胞内小器官Yに高濃度で蓄積していること、さらにYに特異的に発現している分子Xに生化学的に結合していることを明らかにした。平成29年年度は、分子XがIVIGの抗冠動脈炎症効果の発揮に必須な役割を果たしていることを明らかにする目的で、分子Xの発現をsiRNA法によりノックダウンした場合、IVIGによる抗冠動脈炎症効果がキャンセルされるか否かについて検証した。その結果、いくつかのsiRNA transfection試薬を用いて検討したが、HCAEC細胞へのsiRNAによるノックダウン効率が最も高い試薬においても、control siRNAを導入した場合に比較して、蛋白発現レベルで約70%の抑制であった。しかしこの条件下においても、G-CSF、IL-6等サイトカイン、転写因子C/EBPdの発現抑制効果ともに部分的ではあるがキャンセルされた。transfection試薬を用いた検討では、導入効率に限界があることが分かったので、今後はレンチウイルスによる導入方法を検討し、分子XがIVIGによる抗冠動脈炎症効果の発揮に必須であることを示す予定である。
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会议论文
Food protein-induced enterocolitis syndromes with and without bloody stool have distinct clinicopathologic features.
食物蛋白诱发的小肠结肠炎综合征(伴或不伴血便)具有不同的临床病理特征。
DOI:
10.1016/j.jaci.2017.06.002
发表时间:
2017
期刊:
J Allergy Clin Immunol.
影响因子:
--
作者:
[Morita H, Suzuki H, Orihara K, Motomura K, Matsuda A, Ohya Y, Saito H, Nomura I, Matsumoto K.]
通讯作者:
Matsumoto K.
The optimal age for epicutaneous sensitization following tape-stripping in BALB/c mice
BALB/c小鼠胶带剥离后表皮致敏的最佳年龄
DOI:
10.1016/j.alit.2018.01.003
发表时间:
2018
期刊:
Allergology International
影响因子:
6.8
作者:
[Tamari M, Orimo K, Motomura K, Arae K, Matsuda A, Nakae S, Saito H, Morita H, Matsumoto K]
通讯作者:
Matsumoto K
難治性川崎病血管炎の新しい制御方法の開発
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批准号:22K07834
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:松田 明生
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依托单位:
メカニカルストレスが誘導する骨形成におけるMiz1の機能解析
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批准号:15791057
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2003
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负责人:松田 明生
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依托单位:
国内基金
海外基金
FCGR2A基因多态性通过TLRs-NFκB信号通路介导川崎病IVIG抵抗的分子机制研究
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批准号:82100524
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项目类别:青年科学基金项目(C类)
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资助金额:30.0万元
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批准年份:2021
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负责人:何岚
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依托单位: