近位尿細管エンドサイトーシスによる新規レニン・アンジオテンシン系活性化機構の解明
近位尿細管エンドサイトーシスによる新規レニン・アンジオテンシン系活性化機構の解明
批准号:
23790934
负责人:
佐藤 博慶
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 --
中文摘要
本研究の主目的は、腎近位尿細管細胞に発現するエンドサイトーシス受容体メガリンを介する新しいレニン-アンジオテンシン系の活性化機構を明らかにすることである。アンジオテンシンIIの前駆タンパクであるアンジオテンシノゲンは、糸球体を濾過した後、メガリンを介して近位尿細管上皮細胞に取り込まれることが知られている。本年度は、InvitrogenのFreeStyle MAX 293 Expression Systemを用いて、浮遊・高密度培養可能なHEK293細胞に、ヒトアンジオテンシノゲンおよびヒトプロレニンcDNA(Hisタグ付き)を組み込んだ発現ベクターをトランスフェクションし、無血清培地中にそれらの組換えタンパクを発現させた後、コバルトカラムで精製することにより、それらのタンパクを大量に精製することに成功した。上記の方法で作製した組換えヒトアンジオテンシノゲンとヒトプロレニンを、培養ラット近位尿細管上皮細胞(IRPTC)に添加したところ、細胞内に取り込まれたヒトアンジオテンシノゲンがヒトプロレニンにより切断されることを見出した。すなわちこれは、細胞内でヒトプロレニンが活性化されたことを示す。さらに、試験管内の反応において、酸性pH条件下でヒトプロレニンが活性化することを確認しており、IRPTC内のエンドソームの酸性pHによりプロレニンが活性化したものと考えられた。さらに、私が所属する新潟大学大学院医歯学総合研究科機能分子医学講座では高効率の腎特異的メガリンノックアウトマウスの作出に新たに成功した。このマウスの尿には大量のアンジオテンシノゲン(レニン未切断型)が存在することから、糸球体を濾過したアンジオテンシノゲン(レニン未切断型)が、メガリンを介して近位尿細管上皮細胞に取り込まれることが示唆された。
英文摘要
本研究の主目的は、腎近位尿細管細胞に発現するエンドサイトーシス受容体メガリンを介する新しいレニン-アンジオテンシン系の活性化機構を明らかにすることである。アンジオテンシンIIの前駆タンパクであるアンジオテンシノゲンは、糸球体を濾過した後、メガリンを介して近位尿細管上皮細胞に取り込まれることが知られている。本年度は、InvitrogenのFreeStyle MAX 293 Expression Systemを用いて、浮遊・高密度培養可能なHEK293細胞に、ヒトアンジオテンシノゲンおよびヒトプロレニンcDNA(Hisタグ付き)を組み込んだ発現ベクターをトランスフェクションし、無血清培地中にそれらの組換えタンパクを発現させた後、コバルトカラムで精製することにより、それらのタンパクを大量に精製することに成功した。上記の方法で作製した組換えヒトアンジオテンシノゲンとヒトプロレニンを、培養ラット近位尿細管上皮細胞(IRPTC)に添加したところ、細胞内に取り込まれたヒトアンジオテンシノゲンがヒトプロレニンにより切断されることを見出した。すなわちこれは、細胞内でヒトプロレニンが活性化されたことを示す。さらに、試験管内の反応において、酸性pH条件下でヒトプロレニンが活性化することを確認しており、IRPTC内のエンドソームの酸性pHによりプロレニンが活性化したものと考えられた。さらに、私が所属する新潟大学大学院医歯学総合研究科機能分子医学講座では高効率の腎特異的メガリンノックアウトマウスの作出に新たに成功した。このマウスの尿には大量のアンジオテンシノゲン(レニン未切断型)が存在することから、糸球体を濾過したアンジオテンシノゲン(レニン未切断型)が、メガリンを介して近位尿細管上皮細胞に取り込まれることが示唆された。
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DOI:
10.2337/dc11-1684
发表时间:
2012-05
期刊:
Diabetes care
影响因子:
16.2
作者:
[Ogasawara S, Hosojima M, Kaseda R, Kabasawa H, Yamamoto-Kabasawa K, Kurosawa H, Sato H, Iino N, Takeda T, Suzuki Y, Narita I, Yamagata K, Tomino Y, Gejyo F, Hirayama Y, Sekine S, Saito A]
通讯作者:
Saito A
糖尿病における微量アルブミン尿の機序~系球体・血管系と尿細管系の相互的関係の観点から~IN : Annual Review 2011「腎臟」
糖尿病微量白蛋白尿的机制——从球/血管系统与肾小管系统的相互关系角度看——IN:2011年年度回顾《肾花瓶》
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[細島康宏, 他]
通讯作者:
他
Hormonal actions and interactions in proximal tubule cells associated with the development of chronic kidney disease. IN : Basic and Clinical Endocrinology Up-to-Date
近曲小管细胞中的激素作用和相互作用与慢性肾病的发展相关。
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Saito A, et al]
通讯作者:
et al
培養近位尿細管上皮細胞におけるLPS-TNFα-ERK1/2シグナル経路を介したメガリンの発現調節機構
LPS-TNFα-ERK1/2信号通路对培养的近端肾小管上皮细胞巨蛋白表达的调节
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[佐藤博慶, 他]
通讯作者:
他
2型糖尿病における尿中全長型および細胞外領域型メガリンの測定の意義
尿全长和细胞外巨蛋白测定在2型糖尿病中的意义
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[斉藤亮彦, 他]
通讯作者:
他
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